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歓びよ、こんにちは

生きるためのカレー、5日目。

僕たちはOrangeGardenというユニットで活動しています。僕と妻(朋子)とイラストレーターのせのおしんやくん。しんやくんがイラストを描き、僕が文章を書き、朋子がマネジメントをしています。

その仲間のしんやくんが、イラストを送ってくれました。

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僕の文章を読んで、遠く離れた場所から送ってくれました。

「食べに行って絵を描きたかったのですが、亮太くんの文章でこのカレーに対するみんなの気持ちが山ほど伝わってきました。この絵が『生きるためのカレー』のほんの一部にでもなることができれば、とてもうれしいです!」

しんやくんとは、壁の絵本『カラフルバード』を一緒につくったり、『ゆめふるあめ』というコラージュの絵本をつくったり、八尾という街のキャラクター『にゃおじろう』を一緒につくったり。夢のあることをたくさんしてきました。

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しんやくんから届いた『生きるためのカレー』のイラスト。猫野サラさんのイラストもそう、雪蓮さんの書もそう、山内さんのトロンボーンもそう。クリエイターの力で『生きるためのカレー』は励まされています。それらのエッセンスが混じり合い、鍋の中でカレーと一緒に溶けていきます。力強く、力強く、あたたかく、あたたかく。本当にありがとうございます。

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さて、CafeBarDonnaでは店長の伊藤の旧友である松藤勝太さんからキャベツが届きました。店のピンチを知り、農家をしている知人に連絡をして送ってくれました。

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そして先日の記事を読み、シンガーソングライターの広沢タダシさんがお店に来てくれました。

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常連のお客様、宮本さんからは寸胴鍋をいただきました。

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サービスを提供するのは僕たちであるにも関わらず、周りの方々のあたたかさに日々励まされています。店長の伊藤は「言葉になりません。いつか、このご恩をみなさんへお返ししたいです」と泣いていました。辛くても泣くし、うれしくても泣く、悲しくても泣くし、感動しても泣く、いつだって大忙しです。これだけ支えてもらっているのだから、もう弱音は吐きません。

その昔、フランス人の作家フランソワーズ・サガンは『悲しみよこんにちは』という小説を書きました。僕たちの場合、〝悲しみ〟じゃないよね。そうだ、「歓びよ、こんにちは」だ。

みなさんのやさしさ、あたたかさ。クリエイターのエネルギー。遥か彼方からの応援の声。そこに僕たちの感謝の想いを精一杯込めて、日々、鍋で煮込むカレーは特別なものになっていきます。「生きるためのカレー」にはみなさんとの物語が含まれているのだなぁと、今日、そんなことを思いました。

さぁ、明日はどんな物語がはじまるのでしょうか。

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さて、少し話は変わります。実は今年の頭に取引先からの依頼でカレンダーを作成していたのですが、このコロナウィルスの騒動で商品はつくったものの販売が中止になってしまいました。せのおしんやくんがイラストを描き、僕が文章を書いたOrangeGardenによるカレンダーです(QRコードを読み取ってもらえると音楽と僕の朗読が流れます)。カレンダーは時間が経つと価値がなくなってしまいます。

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在庫となってしまったカレンダー。ここにあるのは200部。このカレンダーの素敵な活かし方を考えています。何か良い方法はありますでしょうか?出来る限り多くの人が笑顔になる使い方がありましたら、ぜひ、ご連絡ください(※TwitterのDM、または下記のメールアドレスまで)。

donna.the.primal@gmail.com


(※この文章はCafeBarDonnaの嶋津亮太が書いています)



店の運営資金と店長の伊藤充へ渡します。