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成長は、豆苗の伸びる速度で

さて、CafeBarDonnaの生きるためのカレー。

この一週間でいろいろなことがありました。常連のお客様、記事を読んで駆けつけてくれたお客様、多くの人がお店へご来店くださいました。

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店長の伊藤から毎日、日報が届きます。

「人参をすりおろすのがだいぶはやくなりました」

そうそう、キャロットバターライスがカレーを引き立たせます。

「半熟ゆで卵、はじめに4つつくって硬すぎて失敗。次に4つつくって殻が剥けず失敗。3回目でようやくうまくできました」

そうそう、意外と難しいんです。時間と火加減で出来栄えが変わります。

「今日は、お客様から〝希望のある味や!〟と言ってもらえました」

うんうん、うれしいね。誰かの希望になってもらえるようなカレーに育てていくんだもんね……

って、おい!


どうして、毎日そんな小学生の作文みたいな感想ばかりなの?(もちろんお客様からの言葉はとても励みになります)挙句の果てには、

「つくったカレーの味見で体重が2キロ増えています」

伊藤店長、それ、日報?

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(いや、写真はカッコいいけど)

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なんだかんだと、そんな伊藤のキャラクターはお店が愛される理由でもあって。人参を高速ですりおろす技術を手に入れた代わりに、「手をすりおろしてしまいそうになる」という彼らしいチャーミングな悩みを聴きつけたお客様が、お家で使っているフードプロセッサーを届けてくれました。

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CafeBarDonnaの常連様のみなこちゃんです。

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こちらは五十嵐さんとみかさん。「今の時期を乗り越えて」と連日足を運んでくれています。

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水泳部時代の仲間、中西くんと松藤くんが伊藤を応援するために北摂から遥々駆けつけてくれました。

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「生きるためのカレー」の美しい書を贈ってくださった田村さん。

八尾のコミュニティラジオFMちゃおの鈴木部長も来てくれたり、ラジオリスナーのお客様も「早く平和になってラジオ聴きたいです」と店に来てくれたり。いろんな方々に励まされ、支えられていることを日々実感しております。

もう既にみなさんお気付きかもしれませんが、店長の伊藤はおっちょこちょいです。すぐに泣くし、的外れな発言だってたくさんする。でも、みんな、そんな彼が好き。「支えたい」と思わせる不思議な力があります(仕事は真面目)。

CafeBarDonnaにご来店した際には、どうかそんな彼をよろしくお願いします。

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因みに、昨日の日報には「豆苗の伸びるスピードにはびっくりしています」と書かれていました。


(※この文章はCafeBarDonnaの嶋津亮太が書いています)




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生きるためのカレー
店の運営資金と店長の伊藤充へ渡します。