ファクトチェックは「武器」ではない
先日、大阪維新の会がファクトチェッカーなるものを立ち上げましたというツイートが流れてきました。
ファクトチェックとはなんだろう。 と調べたら一番最初に出てくるページにはこう書かれています。
ファクトチェックは、特定の主義・主張や党派・集団等を擁護、あるいは批判する目的で行うものではありません。「非党派性・公正性」ーーこれは、国際標準のファクトチェック原則であるIFCNファクトチェック綱領において最も重要な考え方です。
私としては「ファクトチェック」=監査 に近い印象を持っています。事実を客観的に把握して、真実か否かを示し、否であればそれを是正するよう求めていくことが大切です。
で、気がついたら追加の話が流れていました
真偽の話よりもむしろこの手法が気になって仕方がない
・「おまたせしました」とはなんだろう。まるで何か期待していない?
・ファクト記事が画像で搭載されて、掲載先が見当たらない。これは検索不可の謝罪文と同じなのでは?
・結局事実なのかどうかわかりにくい
というか読んだ限り「事実」な話だと思うのですが、その理解でいいのでしょうか。
何が言いたいのかというとファクトチェックという名前でクレーム処理するのはやめたほうが良いと思うのです。
最期の締めに課題であるという主観的な発言で止めているので、これは維新の会の見解なのでしょう。
ならば当事者に対して、画像を貼り付けるのではなく直接必要な窓口や手段をお伝えすることが行政の対応じゃないのかな。それを検討、実行していませんという自らのずさんさを証明するようなことになっていないだろうか。
最初はデマ情報だと特定に自分を血祭りに上げていくのではないかと心配したが、流石にそんなことはしないようだが、別ベクトルで対応が悪い
ファクトチェックは武器ではない。事実を調査して、理解すること。
そして行政の立場であるのなら、是正処置を実行していただきたい。