穴の空いたお菓子の魅力
最近、『リースタルト』(真ん中に穴を開けて、リース状にしたタルト)作りにハマっている。
普段作っているお菓子でも、ちょっとした形の変化で、見た目の印象が全然変わって見えるから不思議だ。
『穴の空いたお菓子』の代表格といえば、ドーナツだろうか。
ドーナツも、真ん中に穴が空いていないとなんだかドーナツらしくない。
そういえば、ドラマ『カルテット』に出てくる弦楽四重奏(カルテット)の名前は『Quartetto Donut Hole』(カルテットドーナツホール)だ。
カルテットの名前の『ドーナツの穴』にどんな想いが込められているかはわからないが、穴が空いててこそのドーナツ。
弦楽四重奏の演者はそれぞれに欠陥を抱えている。
でも、欠陥を抱えてこその人間味。
そんなカルテットが奏でる音楽。
穴が空いていてもドーナツ。
穴が空いているからこそドーナツ。
穴が空いていても、生地が美味しければいい。
生地が美味しくても、穴が空いていなくてはドーナツではない。
それぞれに、欠陥を抱えていてもいい。
欠陥を抱えているからいい。
『お菓子の穴』にはそんな欠陥を認めてくれる安心感があるのかもしれない。
cafe Scale
『お店のこと。』お店のインフォメーションはコチラ↓
カフェスケールの日替わりメニューのお知らせや連絡先は以下からご覧ください。
インスタグラム
cafe ScaleのInstagram → https://www.instagram.com/cafe_scale/
(ランチメニューを『ストーリー機能』でお知らせ)