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マスクとサングラスとパンツとブラ
ついに日本にもマスクが取れる日々がやってくるのでしょうか。
ずいぶん前からテレビなどで海外の様子を見るたびに、屋外でもいまだマスク多数の日本と比べては「ぜんぜんマスクしてないねー」と、夫と以下のような知的レベルの低い会話を繰り広げておりました。
わたし:「制度や文化の違いもあると思うけど、日本に比べて外国の人はマスク嫌いなのかな」
夫:「まあそもそも邪魔だし、声聞こえにくいし、顔を隠すのに抵抗があるよね。オレだってマスク嫌い」
わたし:「だけど、海外ってサングラスしてる人は結構いるよね?」
夫:「どちらも何かを防いで身を守るためだけど、目を隠すのはわりとOKで、口元を隠す方が抵抗感強いのかな。ま、サングラスって似合うとカッコイイし」
わたし:「わたしはどちらかというと、目の方が出ていてほしい。アイコンタクトはコミュニケーションの要だから。それに隠すなら、むしろ目よりも口を隠したい(出っ歯なんです)」
そして、ふと似たように感じることが、他にもあったと思い出しました。
隠す場所の優先順位について、以前から常々思っていたことがあるのです。
そこで続けてわたしは言いました。
「サングラスはOKでマスクが嫌っていうのは、ブラジャーはOKだけど、パンツは嫌ってこと?」
夫は「何言ってるかわかんない」と呆れた顔でやれやれと首を振っていたので、説明します。
女性にはパンツとブラという2大下着が存在します。
女湯の脱衣所でお風呂上りに一番はじめに身に着ける下着は、パンツが多数派ではありますが、ブラから先に着用する方が一定数いらっしゃいます。温泉施設等に行ったりすると、つい「パンツ先派」と「ブラ先派」を密かにチェックしてしまうどうでもいいことばかり考えるわたし。
無防備な裸の状態から、まず最初に着ける下着は真っ先に「隠したい場所」「守りたい場所」だろうとわたしは思っていたのですが、下着を身に着ける時の意識というのはどうも人によって違うようで、どんな事柄も人それぞれ、もちろんどちらを先に着けようが個人の自由。
とはいえ敬虔な「パンツ先派」であるわたしは、ブラだけ着用して下は何もつけない出で立ちのまま脱衣所内をのんびりとウロウロされている方を見かけると、他人事ながら下のほうがスースーするわハラハラするわで、ガン見しないよう努めるのが本当に大変です。スッポンポンのほうが心穏やかにスルーできる不思議。
でも、自分の感覚が「正しい」「当たり前」なんて思ったら大間違い。世の中には「常にどっちもつけない」という人だっているのです。
というわけで、体の中でもまず隠すべき場所に違いがあるのだから、顔の中で隠してもいい場所が違っても、全然おかしくないですね。
マスクとサングラス、どちらに抵抗感を持つかも人によって、地域によって様々。
以上、本当にどうでもいい話でした。