【注目!!】中煎りとはどんな焙煎度合いなのか、『手順』『焙煎度合い』の説明
今回のこの記事は、焙煎 特に中煎りについてまとめた記事になります。
また、今回の記事は、僕自身の備忘録となっています。
前回の焙煎は、中深煎りのことについて書きましたが、実践をしてみて記録にまとめたものを振り返ってみたところ、中深煎りの中のシティーローストに何とかすることが出来ました。
今回は一歩進んで、中煎りです。 早速ですが、中煎りとはどんな焙煎度合いなのかをお話する所から始めたいと思います。
中煎りってどんな焙煎度合いなの?
無印良品なんかで買ってくるコーヒー豆やコーヒーの粉のパッケージに『中煎り』書いてあるけど、どれくらいの感じで焙煎されいるわからないって思いませんか?
中煎りとは、2ハゼのない焙煎で、1ハゼがきたら温度の上がらない状態を作り出して、2ハゼに入れずに終わらせる焙煎度合いのことを指します。
中煎りの説明をする前にハゼとは何なのかを説明しておきたいと思います。
コーヒー豆を焙煎していると、色の薄い段階で爆ぜる(はじける)音がしてくることを1ハゼと言います。そして、コーヒー豆の色が茶色味が濃くなってきたところで爆ぜるのが2ハゼとなります。
2ハゼを境にコーヒー豆の苦味を引き出す焙煎になっていきます。
それで、中煎りというのは、2ハゼに入れない焙煎ということなので、コーヒー豆の茶色味が薄い段階で起こる1ハゼだけで、あまり高い温度にしないで焙煎を終了させるということになります。
色も深煎り、中深煎りよりも茶色味の薄い、ブラウンの状態になります。 コーヒーの焙煎度合いを8段階で表記した時に
ミディアムロースト
ハイロースト
シティロースト
となります。
なので、パッケージに中煎りと書かれたモノであっても、
中煎りの中でも浅めの中浅煎り
the中煎り
深めの中深煎り手前
なのかはわかりません。
特段、中深煎りの場合は、ちゃんと中深煎りと書いてあるのでわかるのですが・・・。
では、中煎りの説明はこれくらいにして、僕が、中煎りを行うにあたって何を参考にしたのかをご紹介したいと思います。
中煎りをするにあたり参考にしたモノ
中煎りを行うにあたり参考にしたのは、『煎りたてハマ珈琲channel』のハマさんの動画です。
この動画を見て、手順を自分なりにマニュアル化して行いました。
それでは、実際の手順を紹介したいと思います。
中煎りの手順
火力 :中弱火 コーヒー豆:中煎りに適した豆
鍋を火にかける
火力を中弱火にする
中深煎りなどと同様に3秒に1回鍋を振る
40秒くらいで鍋のフタが湿ってくる
3秒に1回の鍋振りをしていくと3分前後でチャフが鍋のフタに付き始めるようになる
5分20秒くらいで煙が出てくる → 同時に豆の色が黄色味をおびてくる
8分16秒くらいで1ハゼがくる
火力を弱める(弱火にする)→ フタの開け閉めをする
10分14秒~15秒くらいで状態を気にしながら慎重になる
10分37秒くらいから煙の出方、豆の色、しわの伸びを見ながら焙煎を行う ← 火力は弱火強くらいにする
14分03~14分20秒の間で火を止めて冷ます
これが中煎りの手順となります。
『煎りたてハマ珈琲channel』のハマさんの焙煎に関して
ハマさんの焙煎は
使ったコーヒー豆の量 :126.4g
焙煎後のコーヒー豆の重さ:107.4g
焙煎指数 :1.1769
※焙煎指数は1.2を超えないのがい良い
注意する点として説明されているのは、
火に鍋を置く時間
火力
になっています。
また、焙煎は、豆の色、時間を見ながら行うようにすることも注意点としてお話されています。
最後に中煎りの焙煎についてまとめておきたいと思います。
まとめ
中煎りは2ハゼに入れない焙煎になります。
そして、色味はどちらかというとブラウンな感じです。
焙煎度合いとしては、
ミドルロースト
ハイロースト
シティーロースト
と、いったところが該当します。
焙煎指数は、1.15~1.20くらいになります。 それでは楽しみながら、焙煎してもらえればと思います。
楽しいコーヒーライフをお過ごし下さい。