珈琲器具の違い、抽出方法の違いによる味の違い
皆さんは、どんな珈琲器具、どんな抽出方法でハンドドリップ珈琲を楽しんでいますでしょうか。
僕は、
ダイソー 樹脂製 台形4つ穴ドリッパー
ニトリ 陶器製 台形3つ穴ドリッパー
カリタ 樹脂製 台形3つ穴ドリッパー
ハリオ 樹脂製 円錐ドリッパー
を気分によって使い分けてハンドドリップ珈琲を楽しんでいます。
珈琲豆、挽き目、湯温が同じであってもドリッパーの穴の数、穴の大きさ、形の違いといったところで、抽出される味に差があるなって気がしています。
どの珈琲器具を使っても珈琲豆、挽き目、湯温が同じであれば、味が変わらないように抽出したいと思っていても、珈琲器具の特性があるから仕方のないことなのかもって思わなくはありません。
そこで珈琲抽出についていろいろ学んでいくと、どの珈琲豆であっても同じ器具を使うべきなんだろうなって思ったんです。これってどういう味にしたいかにも関わってきますし、どういう風に自分が飲みたいか、どんな珈琲を飲みたいかってことなんだってことに最近気づきました。
僕がお店を開業した時、どうしたいのかってことを考えてみると、やっぱり焙煎された珈琲豆を購入して、ハンドドリップで珈琲を抽出して、提供するってよりも
自家焙煎
ネルドリップ
サイフォン
ダッチコーヒー
フレンチプレス
マキネッタ
などを使って、美味しい珈琲を提供したいなって思っています。
そして、アイスコーヒー(ダッチコーヒー)を夏だけの提供にしないというのも考えていたりします。
アイスコーヒーも抽出方法の違いで味の濃さに違いが出てきます。
これは、水出しコーヒーの器具を使い分けてみて初めて分かりました。
『水出し珈琲ポット』と『ウォータードリップ・ドロップ』の抽出速度の違いです。点で出して45分~1時間で完成する『ウォータードリップ・ドロップ』に対し、『水出し珈琲ポット』は浸漬式で8時間抽出となっています。
この時間の違いが、コーヒーの濃さなどに影響してくるんじゃないかって思っています。
去年の年末に『ウォータードリップ・ドロップ』で水出し珈琲を抽出して飲んだんですが、ちょっと薄いかなって感じなくもありませんでした。なので久々に『水出し珈琲ポット』で水出し珈琲を作ってみて確かめてみたいと思います。
おうち珈琲を本格的に始めて、カフェ、珈琲ショップを開業したいと思うようになったころから、自分の好きな珈琲の味を知らないといけないなっと思っていたんです。好みの珈琲の味ってのがわかったかもしれません。
僕の好みの珈琲の味を追求していった結果感じたのは、後味がチョコレートのような感じの味わいの珈琲が好きなんだなぁって気付きました。
それと、最近の珈琲タイムの時に使う器具を振り返ってみると、ドリッパーは円錐よりも台形を選ぶ傾向が多かったんで、ドリッパーは台形のドリッパーが好きなんだなって感じました。
好みの珈琲器具、好みの珈琲豆ってのは、珈琲を豆から挽いて淹れている人なら少なからずあると思います。これって、酒の飲み方にも通ずる部分があると思います。
昔、酒を飲めるようになったころ、酒好きの父から酒の飲み方として、
「自分の美味しいと思う飲み方をすればいいんだよ」
と教えられたことがあります。
なので、珈琲も器具による抽出方法の違い、珈琲豆ごとの味の違いなどを楽しんで飲めればいいのかなって思うようになりました。
確かに、珈琲を抽出する器具ごとに珈琲の味の出方が違うのは当然です。どこまで珈琲の成分を抽出するかによって、成分の違いで味が違ってくるものだなって思っています。
なので、自分なりの美味しいと思う飲み方で珈琲を楽しく飲んでいただければと思います。
それでは、楽しい珈琲ライフをお過ごし下さい。
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