コーヒーインストラクター2級資格を取得しました。その試験の覚え書き。
2023年の4・5月に、私が関西の会場でコーヒーインストラクター2級を受講・受験した時の覚え書きです。問題用紙の持ち帰りはできないので、出題内容等は記憶を元に書いてます。なので、違っている部分があるかもしれませんのでご了承を。
事前講習
約1ヶ月前に、試験本番と同じ建物・別室で受講しました。
■会場
・座席は指定。良い席に座ろうと早めにいったけれど、あまり意味なし。むしろ受付でならんだので、間に合う範囲でゆっくりでよかったかも。
■テキストを元にした座学
・講師の先生が、ここは大事だよ(試験にでるよ)的な事を結構言ってくれた。
・また、格付けの標高の細かい数字など、「あまり重要ではない」所の解説もあった。メモ必須。
■座学の合間に実技(2種類のコーヒー飲み比べ×4セット)
・以下の4セットを飲み比べ。4セット一度にではなく、講義の進みに合わせて都度都度。
①新しいコーヒーと古いコーヒー
②アラビカ種のコーヒーとカネフォラ種のコーヒー
③ナチュラル(ブラジル)のコーヒーとウォッシュド(コロンビア)のコーヒー
④中煎りのコーヒーと深煎りのコーヒー
・どれも珈琲に慣れている人なら、焦らなければわかるレベルだったと思う。強いて言えば③が少し難しかった。
・結構熱かった。舌をやけどして味がわからなくならないように注意した方がいいかも。
■その他
・最後に質疑応答の時間があった。「休憩時間に講師の先生に個人的に聞く」みたいな事は禁止なので、疑問があればこの時にしっかり聞いておくべき。
・休憩時間に、ドライチェリーやパーチメントコーヒーを観察させてもらえた。試験には直接関係ないが、特にドライチェリーは初めて見たので面白かった。
・録音や撮影は禁止。
試験本番
実技と学科があります。講習と同じ建物の別の部屋で受験しました。受験番号により、講習と同じ部屋で受験する人もいました。
■会場
・講習と同じく座席指定。やはり最初は受付が混雑し、並んでいた。
■実技(1問のみ)
・試験の冒頭に、紙コップに入ったアラビカ種のコーヒーとカネフォラ種のコーヒーが配布され、「どちらがアラビカ種のコーヒーか回答せよ」という問題。
・コーヒーを飲み干してもお替わりは不可
・カネフォラ種は「炒った麦のような味」いわゆる麦茶みたいな味。わかりやすかった。なんなら香りだけでもわかる。
・わかりやすいが故に、思わず「カネフォラ種」のほうを回答しかけた。問題文の確認だいじ。
・講習の4セットの飲み比べのうち、どれか一つが出題されるとの事だが、過去の受験者に聞くと、ほぼ全員この「カネフォラ・アラビカの飲み比べ」だった。もちろん今後はわからないが。
・1問だけだが配点が10点と大きい。
■学科
・テキスト、講習の内容から出題。
・コーヒーの本等であらかじめ知っている事も多かったが、いざ文章で問われると意外とわからなくなる。テキストの読み込み必須。
・過去受験者に聞いていたとおり、地理(生産国の位置)と各国の格付けは多く出題された。暗記必須。
・地理の問題は「エチオピアはどこか?」等ではなく「アラビカ種の原産国といわれている国はどこか?白地図から選べ。」等、二重の知識を問う物だった。
・全体的にみれば素直に回答できる問題が多かった。ただ、「こんなのテキストや講習でやったけ?」「問題文の解釈によってはどちらとも言えるような?」みたいに感じる問題も数問あった。あまりそういう問題にこだわって時間使いすぎない方がよいかも。
・すべて回答後、見直す時間は十分あった。「コスタリカ」を「コロンビア」と空目していたところがあったので、ちゃんと見直してよかった。
・ただ、回答に迷ったところは最初の直感を信じた回答の方が正解率がよかった(私の場合)
■その他
・回答はすべてマークシート。鉛筆、消しゴム、シンプルな定規のみ机上にだしてよい。
・私は心配性なので、鉛筆5本と消しゴム2個を持ち込んだ。
・定規はマークシートに記入するときの列の確認用。なくてもよい。
・一定時間すぎれば途中退出可。
試験後
受験から10日ほどして結果が郵送でとどきました。聞いていたより早かったです。合格していて一安心。
ただ、期限内に登録料の振り込みと認定証の申請を行わないと合格が無効になるとのことで、急いでその日のうちに手続きしました。
1級も興味がありますが、かなり難易度があがるとのことで、どうするか悩み中です。