メロンにメロメロ
夏の果物といえば、私はスイカが好きです。
水分が多くて、喉を潤してくれるところがもう、とても好きです。
縁側に座って嚙り付きたいですね。
対してメロンは、ちゃんとお皿に乗せて上品に食べたい感じがします。
濃厚で香り高く、いかにも高級フルーツ、という雰囲気を醸し出しています。
(スイカも高級フルーツなんですけどね)
そんなメロンですが、何と専門店があるとのこと。
好奇心から、メロン好きな友達を誘って行ってきました。
こちらです。
「メロンとロマン」という店名が素敵ですよね。
私はそもそも専門店が好きです。
餅は餅屋、というのもありますが、偏愛とか突き詰めて研究開発していく姿に敬意を持ってしまいます。
何もかも美味しそうだったのですが、評判が良かった「まるごとメロンのスペシャルパフェ」と「生メロンのフルーツサンド」を注文しました。
まず、パフェがこちら。
メロン半玉が器になっていて、その上にメロンをはじめメロンゼリーやアイス、タルトなどが贅沢に乗っていました。
後ろの丸い円形のものは、ドライメロンをチョコレートでコーティングした津軽せんべいでした。
メロンは青肉・赤肉の両方が楽しめます。
美味しさもさることながら、メロン好きな人のためのエンターテイメントという感じ。
楽しみながら食べられました。
そしてこちらがフルーツサンドです。
こちらも青肉・赤肉二種類のメロンを使っています。
生メロンが美味しいのは勿論なのですが、使用しているクリームがこれまた美味しいのです。
甘さ控えめで、おそらくクリーム自体にもメロンが練りこんであるような…?
濃厚なのですがしつこくなく、メロンとよくマッチしていました。
サンドに使っているパンはレーズンパンでした。
食べる前は「メロンもクリームも主張が強そうだし、パンはプレーンの方が良いのでは?」と思ったのですが、これが不思議と調和していました。
メロンやクリームの主張を損なうことなく、またレーズン自体の風味が消されることもなく、調度良いバランスなんですよね。
レーズンのちょっと引いたコクというか、微かな渋みがメロンとクリームを引き立てるような、相性の良さを感じました。
この二品を友達とシェアしたのですが、とても満足度が高く、楽しみながら食事をすることができました。
こういう専門店がもっと増えればいいな、と思います。
食事という日常的な行為に、非日常的な楽しさを感じることができて、とても幸せな一日でした。
感謝。