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新井和輝使用機材 その他機材編


King Gnu、スタジアムバンドとしての実力を証明した「CLOSING CEREMONY」完遂 より引用


King Gnu/millennium parade/君島大空合奏形態/高井息吹と眠る星座などバンド・サポートを多岐にわたってこなすベーシスト新井先生の機材まとめ。

本編では新井先生使用のベース・エフェクター・アンプ以外の、シンセ・ストラップなどの周辺機材にフォーカスしている。
他のベースや機材については以下を参照。
・Fender 5弦ベース
→「新井和輝使用機材 ベース編①
・Fender 4弦ベース
→「新井和輝使用機材 ベース編②
・他社製(Fender以外)ベース
→「新井和輝使用機材 ベース編③
・エフェクター
→「新井和輝使用機材 エフェクター編
・アンプ
→「新井和輝使用機材 アンプ編

尚、本文では文章の簡潔化を図って新井先生を含むすべて方々を敬称を省いて記載している。


シンセサイザー

moog Sub Phatty 

BASSIST FILE - 新井和輝|ベース・マガジン より引用

moogのアナログ25鍵シンセサイザー Sub Phatty(生産終了)。
2017年ごろから導入されSubsequent37に代わるまで使用されていた。


moog Subsequent 37

Subsequent 37 - moog より引用

moogのアナログ37鍵シンセサイザー Subsequet 37
202ー年ごろからSub Phattyに代わって使用され、2023年時点で現役である。
ケースには同じくmoogのSub37 & Little Phatty Gig Bagを使用している。


moog MINITAUAR

MINITAUR - moog より引用

moogのデスクトップ型アナログ・ベース・シンセサイザー Minituar
2022ごろから導入され、ライブではキャビネット横のラックマウントに収納され
『Tokyo Rendez-Vous』で使用している模様。


moog Minimoog Model-D

Minimoog Model D - moog より引用
(写真は復刻モデルのもの)

moogの44鍵アナログシンセサイザー Minimoog Model-D(生産終了)。
1970年に初のポータブルシンセとして発売され往年の名器として今なお愛され、幾度にわたり復刻もされるモデル。新井本人は所有していないが、1970年代当時の個体を借りて、『逆夢』『Stardom』『三文小説』『W●RK』などのMV撮影や
『No Time to Cast Anchor』などのレコーディングに使用された。


Novation Bass Station Ⅱ

BASS STATION Ⅱ|Novation より引用

Novationの25鍵アナログベースシンセサイザー Bass Station Ⅱ
シンセベースの名器として謳われるBass Stationの後継機種。
高井息吹と眠る星座のWWW公演や君島大空合奏形態のいくつかの公演でのみ使用が見られるため詳細は不明。なお、常田大希のスタジオにも同機種が確認できる。


MIDIキーボード(?)

Novation Launchkey 49 MK3(?)

NOVATION(ノベーション) / Launchkey 49 MK3(soundhouse.co.jp)より引用

Novationの49鍵MIDIキーボード Launchkey 49 MK3
君島大空合奏形態STUDIO COAST公演で、他のシンセサイザーのどれにも該当しないキーボードが確認できる。鍵盤数や光り方などから考えるに上記のNovationのキーボードではないかという結論に至った。


ケーブル

Kaminari Guitars Electric Bass Cable

Electric Bass Cable - KAMINARI GUITARS より引用
りんご音楽祭2018オフィシャルフォトギャラリー より引用

Kaminari Guitarsのエレクトリックベース専用ケーブル Electric Bass Cable
同ブランドWebサイトにて使用ミュージシャンの中に記載がある。2018-2019年ごろのライブ映像で緑色のケーブルが使われているのが確認できる。それ以降は緑色のケーブル自体は確認できないが、コネクタの形状が似た黒いケーブルを使用しており同ブランドによるカスタムメイドの可能性もある。

また、RNDIの表面に同社のシールが貼られいる。

ライブ機材導入事例 : King Gnu より引用

Providence H207 “Heartbreaker”

H207 “Heartbreaker” - パシフィクス DIRECT & OUTLET より引用

Providenceの楽器用シールドケーブル H207
Providence JPNのTwitterにて使用についての記載がある。なお、一般販売のものには20mの仕様はみられない。

Providence JPN(@Providence_JPN)より引用

Belden 8412

Beldenの8412を使用してYOUSAYSOUDSで制作されたパッチケーブル。
カラーがYellowとなっているが、2023年時点ではBlack/Red/Blueの展開のみ確認できる。(他のケーブルにおいてはYellowがあるものも存在する)


Providence V206


V206(pacifix-one.com)より引用

Providenceのソルダーレスパッチケーブル V206
2023年時点でのメインボードにも組み込まれており、長さの加減からソルダーレスタイプのものを合わせて使用しているようだ。同じくProvidence JPNのTwitterにおいてパッチケーブルについて言及している。


詳細不明

この投稿に限ったものではないが、シールドに関しては見える部分の情報があまりに少なく、またメーカーや種類も多いためほとんどは突き止められていない。


DI

Noble - Dual Vacuum Tube Preamp

Preamps : Noble Amplifier Company より引用

NobleのDI Dual Vacuum Tube Preamp
基本的にKing GnuのライブなどではこのDIを使用していることが多い。2020年のベーマガの取材の頃から使用しているのが確認できる。


A-DESIGNS - REDDI  

REDDI (mixwave.co.jp)より引用

A-DesignsのフルチューブDI REDDI
赤いルックスが目を引き、プロの使用者も数多いDI。新井は君島大空合奏形態、高井息吹と眠る星座などで使用していることが多く見られる。また、コンバス用として新年会トリオやClub Gnu Editionなどでも使用された。


Rupert Neve Designs - RNDI

RNDI - Rupert Neve Designs|Hookup,Inc. より引用

Rupert Neve Designsのダイレクトボックス RNDI
主にシンベからの信号を送るのに使われ、スタンド中部に置かれている。

尚美ミュージックカレッジから音楽・エンタメの最新情報を発信中。(@clubSHOBI)より引用

Radial  J48

ラディアル Radial J48
アクティブDI 株式会社エレクトリ(electri.co.jp)
より引用

RadialのアクティブDI  J48
2024年1月6日の井口理氏のストーリ内や2024年5月号のベースマガジン内にて確認できる。詳細はベーマガで書かれているのでぜひ購読を。


おまけ


この投稿において使われているaguilarのDB900とAmpegのHeritage B-15Nはレコーディングスタジオ「STUDIO Dede」に置かれているものである。


ケース・ギグバッグ

NAZCA 

NAZCA PROTECT CASE エレキベース(JB/PB)用 レギュラーモデル より引用

NAZCAのベース用ギグバッグ
下記の高井息吹と眠る星座のリハーサルの様子にて、置かれていたケースの裏側の形状から察するに上記のものであると思われる。

中央のプレベの脇に置かれたケース
高井息吹 / Ibuki Takai(@pf_eve)より引用

Sadowsky  BASS PORTABAG PLUS 

右側のモデル
PortaBag Plus(取扱終了製品)l Okada-Internationalより引用

Sadowskyのベース用ギグバッグ BASS PORTABAG PLUS
下記の画像でしか確認できていないため詳細は不明。

左下
Shun Ishiwaka 石若駿(@shunishiwaka) Twitterより引用

Fender  Deluxe Molded Case - Electric Bass

Deluxe Molded Case - Electric Bass(fender.com)より引用

Fenderのベース用ハードケース Deluxe Modeled Case
新井所有のAmerican Ultra Jazz Bass V やAmerican Professional Ⅱ などに付属していたものだと思われる。証拠は下記の投稿のみ。


Fender  Deluxe Gig Bag

(画像なし)

Fenderのベース用ギグバッグ Deluxe Gig Bag(非売品)。
新井のシグネチャーモデルやFender Player Plusシリーズなどに付属している。
リハの映像の投稿などで確認することができる。


ストラップ

moody 4.0" SUEDE BACKED GUITAR STRAP(Black/Tobaco)

4.0" Black with Tobacco Suede Backed Strap Luxury Guitar Strap|Moody Leather より引用

moodyのレザーストラップ 4.0"Suede Backed Guitar Strap
海外工房でハンドメイドされ、国内外問わず愛用者が多いことで知られる。
幅広な4.0"タイプの表が黒いレザーで裏地の色が異なる2種類を所有していると思われ、2021年ごろのライブから使用しているのが確認できる。


Fender Limited Edition Vintage Modified Monogramed Strap

HAMA OKAMOTO Interview|Fender より引用

Fender Monogramed Strapの限定復刻版ストラップ。
ハマ・オカモト監修のもとで復刻・限定販売された
詳しい仕様や経緯は下のインタビューをチェック。

2023年現在販売終了しており、中古市場ではプレミア価格で取引されている。
高井息吹と眠る星座や佐瀬バンドでのライブで何度か使用されており、加えてレコーディングやリハーサルなどと思われる写真には多数確認できる。

新井 和輝(@K_and_his_B)より引用

TEDDY'S ヌメ革ギターストラップ

"ベーシストに織原良次さんていう方がいらっしゃるんですけど、その人が使っているのを見て同じ革工房屋さんにオーダーして作ってもらったってやつですね。"

THE BASS DAY SPECIAL TALK 2022より

革工房TEDDY'Sのヌメ革ギターストラップ fb0912
長さ調節の機能がない一枚のもので、上記のインタビューにて二つ目の穴までで98cmと語っている。カラーはブラウンとブラック。2022年頃から登場し、
King Gnu・佐瀬バンド・君島大空合奏形態・高井息吹と眠る星座など多くの公演で見られる。主にCustom Shop製のJB,1961年のPB,2023年発売のシグネチャーモデルとともに使われていることが多く、シグネチャー発売に際しての撮影や記念イベントでは全てこのストラップが使われている。


SCHALLER  Security Lock

Schaller製のストラップロックピン Security Lock(生産終了)。
銀色で材質不明。アメデラに取り付けて使用している。


SCHALLER  S-Locks 

S-Locks M(schaller.info)より引用

Schaller製の定番ストラップロックピン S-Locks。前述の同社ロックピンから改良・新発売されたもの。銀色で材質は不明。MIJアメデラや初代シグネチャーに取り付けて使用している。


ERNIE BALL 4037 POLYPRO STRAPS Black

POLYPRO GUITAR STRAP (ernie-ball.jp)より引用

ERNIE BALLの定番ストラップ 4037 POLYPRO STRAPS Black
下記の投稿に加えてや『一途』のMVの映像で使われているのが確認できる。

新井 和輝(@K_and_his_B)より引用

basiner ACME-ST-CG

basiner ACME-ST-CG(musicland.co.jp)より引用

basiner製のギターストラップ ACME-ST-CG
2018年ごろよく使用していた印象。

タワーレコード橿原店 (@TOWER_Kashihara)より引用
小金丸 慧 - KEI KOGANEMARU(@koganemaru_gt)より引用

CHUMS GUITAR STRAP SWEAT NYLON Beige

アウトドアブランドChumsのGuitar Strap Sweat Nylon Beige
2016年ごろに使用していると思われる。

高井息吹 l Ibuki Takai(@pf_eve) より引用

詳細不明

Ergostraps

King Gnu Streaming Live(2020/8/30)の時にサブとして置かれていた American Ultra Jazz Bass Vにそれらしきものがつけられてる。


レザーストラップ(黒)
FUJIROCK2021の君島大空合奏形態でのみ黒いプレベにつけていたレザーのストラップ。詳細はわからない。

W/M(@WMbasement)より引用

布製ストラップ(ペイズリー柄)

画像下部のストラップ
BASSIST FILE-新井和輝(bassmagazine.jp)より引用

ベースマガジンのこの時期の写真などにのみ確認できるため詳細不明。


スタンド

HERCULES GS415B Plus

GS415B PLUS - Hercules Stands International より引用

HERCULESの吊り下げ式ギタースタンド GS415 PLUS
同社の定番スタンドGS414B PLUSの折りたたみバージョン。
各ライブ、リハーサル、レコーディングなどで使用してるのが見られる。


HERCULES  GS432B PLUS

HERCULES GS432B PLUS l モリダイラ楽器(moridaira.jp)より引用

HERCULESの3本用ギタースタンド GS432 PLUS
2024年9月3日のCOTTON CLUB(@cottonclubjapan)が投稿した動画の中で新井宅の様子が映り込んでおり、角度的にこちらのものだと思われる。掛けられているのは4弦のカスタムショップジャズべ(?)とシグネイチャーの5弦。同じく映り込んでいる白いX字のキーボードスタンドは特定できていない。


HERCULES KS120B

HERCULES KS120B l モリダイラ楽器(moridaira.jp)より引用 

HERCULESの定番キーボードスタンド KS120B
主にライブ,リハにおいて、Subsequent37用のスタンドとして使われている。


ULTRACASE GSX-6 Guitar Stand 

Ultracase GSX-6 Guitar Stand - Ultracase より引用

Ultracaseの6本立てギタースタンド GSX-6 Guitar Stand
下記のリハの画像で確認することができる。アメデラ系の竿が多すぎる。

新井 和輝(@K_and_his_B)より引用

K&M  18820 Omega Pro

18820 Keyboardtisch »Omega Pro« より引用

K&Mのキーボードスタンド 18820 Omega Pro
2024年4月19日の新井のストーリにて確認でき、ソウル公演で使用していたと思われる。ただ、海外公演の際は竿やボードをのぞいてアンプなど借用の場合が多いようなので所有しているとは言えないであろう。


詳細不明

HERCULES KS100B

ライブなどではKS120Bの使用が見られるが、

この動画で背景に写っているスタンドは1直線のスタンドであるのがわかる。
KS100Bに限らずこの形のキーボードスタンドは数多く存在するので詳細はわからない。


白いスタンド

King Gnuが5大ドームツアー完走「今日は伝説作りましょうよ」
“100年後の未来”に刻む5万5千人の熱狂
より引用

2024年2月 King Gnuの5大ドームツアー、東京ドーム公演にて使用されていた。
色や形状からK&Mの18953 Whiteである可能性を考えたが、高さ調整などができる様子はないため、もしかしたらテーブルなどを利用している可能性が十分考えられる。

King Gnuが5大ドームツアー完走「今日は伝説作りましょうよ」
“100年後の未来”に刻む5万5千人の熱狂
より引用

コントラバス

Gabriele Pralea Model-Oreste 2020年製

クロサワ楽器 コントラバス専門フロア(facebook.com) より引用

クロサワ楽器にて2020年に購入したバイオリンシェイプのコントラバス。
後述の弓ホルスターやピックアップが取り付けられている。Bluenoteでの新年会トリオやKing GnuのClub Gnu Editionライブ、高井息吹と眠る星座などでの使用が見られる。


Kolstein BQ-1 Brown 

Kolstein (コルスタイン) コントラバス 弓ホルスター 茶 BQ-1 Brown(amazon.co.jp)より引用

Kostein製の弓ホルスター BQ-1。カラーはBrown。
コントラバスのテールピースに括り付けてアルコ(弓)との持ち替えをしやすくするもの。新井はクロサワ楽器にて購入した自身のコンバスに取り付けている。Club Gnu EditionのライブやBluenoteでの新年会トリオ、Billboardでの高井息吹と眠る星座などで確認できる。

高井息吹 l Ibuki Takai(@pf_eve)より引用

REALIST  WBASS-PU

REALIST(レアリスト) / WBASS-PU(soundhouse.co.jp)より引用

REALISTのコントラバス用ピックアップ WBASS-PU
駒と胴の間に挟み込む形状が特徴。2022年1月にBlue Note Tokyoで行われた新年会トリオにて使用しているのが確認できる。

ブルーノート東京(@BlueNoteTokyo)より引用

また、2018年1月28日のKing Gnuのライブ@渋谷WWWでも使用が確認できる。コンバス自体は誰の所有のものかはわからないので詳細は不明。駒についている金属部品は高さ調整用のアジャスターだと思われる。また、流石に弓までは特定できなかった。悔しい。

King Gnu常田大希にインタビュー『白日』のヒットで報われた、
次は皆で大合唱できる曲を
より引用

その他機材

ART Tube MP

ART (Applied Research and aTechnology) Tube MP
チューブ・マイク・プリアンプ(electroharmonix.co.jp)
より引用

ARTのマイクプリアンプ Tube MP
2019年ごろのサブボードに組み込まれおり、楽曲内でのコーラス用のマイクに使っていた(?)と思われる。

kaz kawamura(@tomokazkawamura)より引用

OYAIDE RAC-5018

OYAIDEの電源プラグ RAC-5018
メインボードの写真にたびたび写り込んでおり、2023年時点で現役。パワーサプライへの電源供給が用途と思われる。

kaz kawamura(@tomokazkawamura)より引用

moog  EP-3


EP-3 EXPRESSION PEDAL - moog(korg-kid.com)より引用

moogのエクスプレッションペダル EP-3
2024年4月19日の新井のストーリにて確認でき、設置場所からmoogの Subsequent 37に使用していると考えて間違いないだろう。


GENELECのモニタースピーカー

8010A - ジェネレックジャパン(genelec.jp)より引用

GENELECのモニタースピーカー
詳しい型番は不明。フィニッシュは画像のものと同じだと思われる。2024年9月3日のCOTTON CLUB(@cottonclubjapan)の投稿にて確認できる。


まとめ


とりあえず2024年10月28日時点で確認できるものは以上。これだけでもあまりに多すぎる。まだまだ探してみるともっとたくさんの機材が出てくるであろうし、見つかっていても特定できてないものもたくさんあるので今後に乞うご期待。また、これまでの資料となった写真や投稿なども再度まとめて投稿するのでそちらも見ていただけるとありがたい。ベース編、エフェクター編など含めて新井先生の機材環境に一歩でも近づく糧になれたら幸いです。

MIKI GAKKI Import&Trading(@MIKI_IT_T)より引用



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