2021年1月14日（木）結果【キャドシステム】

昨日のドル円は冴えない指標の結果や、FRB議長のハト派的な発言に一時103.57まで下落。

また、ユーロドルも12月ECB議事要旨にユーロ高懸念の発言があったことで安値1.2112まで下落となっています。

まずはドル円ですが、アジア朝方にはバイデン次期大統領による経済対策の規模が2兆ドル前後になる可能性が高いとの報道が支援となり、日通し高値104.19まで急伸。

しかし104円台では上値が重く午後以降は104円を挟んでの推移となりました。

注目の経済指標は22時半に発表された新規失業保険申請件数、今回は96.5万件と予想を大きく超える冴えない結果となっています。

さらにパウエルFRB議長による「インフレや不均衡が無い限り利上げはしない」「利上げ時期は近くない」「出口戦略について話すのは時期尚早」との発言が相場の重石となり、アメリカ午後にかけて安値103.57まで下落。

しかしながら前日安値103.53付近では下げしぶり、引けにかけて持ち直しています。

ユーロドルは下落後に持ち直す展開となりました。

12月開催分のECB議事要旨が公表され、ユーロ高に懸念を表する発言が明らかになったこと、ロックダウンの長期化リスクなどが要因となりユーロドルは下落。

昨日フランスは夜間外出禁止令の開始時間を午後6時に2時間前倒しています。またドイツもロックダウンを更に強化する意向を表明しました。

加えてイタリアを巡る政局不透明感の高まりも重石となり、約1ヵ月ぶり安値となる1.2112まで急落しましたが、ドル売りが支援となり持ち直す動きとなっております。

昨日の利益は933円でした。

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