村上春樹氏の本を読んでびっくりしたこと
こんばんは。
最近あまりnoteを書いてませんが久しぶりに書いてみようと思います。
アウトプットの練習です。
最近ちょっと自分に驚いたことを書こうと思います。
タイトル通り村上春樹氏の本を読んで自分にびっくりしたことです。
最近久しぶりに「ねじまき鳥クロニクル」を再読しました。
たしかこの本は1回読んでいる記憶があります。
結構前かな、10年は経ってないと思うのだけれど。
今の職場で読書好きな方とお知り合いになり、この本を貸していただくことになりました。
1度読んだけど、だいぶ前だったのでもう1度読んでみてもいいかなと思って。
なんとなくうろ覚えで「男性が主役で井戸の中に入ってた話しだったよなぁ、まあ読んでいるうちに思い出すかも」と思ってました。
そして読んでびっくり!内容をほとんど覚えてなかったのでした。
加納マルタあたりはなんとなく覚えてたけど主人公が失踪した妻を探すための話しだったことと戦時中の話しが濃い内容だったことが全く忘れてて・・・ご近所のメイという女の子の話しもすっかり忘れてました。
今回再読して自分が読んだはずの書物の内容を覚えてないことに衝撃を受けました。
読んでいる途中で「ありゃ、わたし結構忘れてる・・・当時は面白かった記憶はあったのに・・・」と思って、他の村上氏の本のことを思い出してみたらどれもぼんやりしてることに気づきました。
「ひつじをめぐる冒険」を読了した記事をこちらで書いてたのですが、自分の文章を読んでも内容があまり思い出せない。というか、読了せずに全編しか読んでないなあと勘違いしてました。
「海辺のカフカ」あたりは相当あやしく内容が全く思い出せない。村上春樹氏で読んだ最初の本(多分)。
読んでいる間は面白く心が穏やかになったような記憶だけは残ってるのですが。
そして今回「街とその不確かな壁」を読んだのですが、この話も面白く読んだのですが多分忘れてしまうんだろうなと感じた次第です。
でも物語りはそれでいいのではないのかと今回感じました。
だから何度でも読んで面白いのではないかと。そして毎回違った見方があったり、印象が残るのではないかと。
村上春樹氏の本はそういう心の中の振り幅が変わる物語なのかと私は思いました。
で、今回「街とその不確かな壁」を読んだ感想ですが、あの少女はどこへ行ってしまったのだろうか、とか図書館の館長いい人だったなあとか、壁の中の世界も絵本に出てきそうだなとかどれもぼんやりした感想です。
学校の読書感想文にしたら微妙なラインでしょう。
(昔から読書感想文は苦手)
村上春樹氏の文章はいつも思うのだけれど文字がそのまま映像になる感じがとても心地よいと私は感じています。
なので読むとしばらくその世界から抜けられないというか。
現実逃避とはまた違う気持ちよさがあるんですよね。
世の中にはひょっとしてそんな世界があるのかも?と思わせる文章は私はとても好みですし、そういう本を日本の作家さんが書いてくれるのがとても有り難い。
最近ハルキワールドと東野圭吾ミステリーをハシゴしてるので頭の中がちょっとカオスです(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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