【ベティスと言えば日韓W杯でも活躍した"カディス出身"の大ベテラン!】第15節・ベティス戦|12/24(木)6:00キックオフ
Buenas(ブエナス)!
カディス・ジャパンのマッチプレビュー担当、のぐてぃえれすです。
※「何者」なのか、自己紹介はコチラにあります
今節は暫定12位のベティスとのアウェイゲームに挑みます。
前節、ヘタフェに2失点、完封負けを喫してしまい、改めてプリメーラでの戦いの難しさを感じますね…。
ベティスも暫定の順位こそカディスよりも下にいますが、ラ・リーガのファンにはお馴染みのアンダルシアの競合チームです。
しかしながらベティスも直近5試合は1勝3敗1分けと波に乗り切れていません。
お互い過密日程の中、上昇のきっかけを掴みたい一戦となります。
■ベティスの注目選手
ベティスの注目選手はホアキン・サンチェス選手です。
カディス県(!!)のエル・プエルト・デ・サンタ・マリア出身の39歳は昨シーズン、自身初となるハットトリックを達成するなどまだまだ健在です。
ベティスの下部組織出身で2000/2001シーズンからトップチームに昇格しました。
その後、5シーズンをベティスで過ごした後、2006/2007シーズンにはバレンシアへ移籍。
マラガ、フィオレンティーナ(イタリア)を経て、2015/2016に10シーズン振りにチームに復帰を果たしました。
若かりし頃はドリブラーとして名を馳せましたが、歳を重ねる中でパサーやフィニッシャーとしての役割も担い、今なおベティスでは大きな存在です。
ベティスにおける1部リーグでの最多出場記録も有しており、名実共にベティスのレジェンドに注目です。
■ベティスの注目選手(もう一人!)
昨シーズン、フランスのリヨンからベティスに加入したナビ・フェキル選手も注目の1人です。
アルジェリアにルーツを持つ彼は、リヨンの下部組織出身で2013/2014シーズンにトップチームに昇格しました。
将来を渇望される選手でしたが2015年に右膝の靱帯断裂を経験。
彼もまた生粋のドリブラーでしたが怪我の影響もあり、スピードでかわすスタイルから“技術でかわす”スタイルへと変貌を遂げました。
優れたボディバランスを活かした倒れないドリブルは必見です。
カディスとしては2列目の攻撃陣を如何にクリーンに止めるかが鍵となるでしょう。
■カディスの注目選手
カディスの注目選手は10番を背負うアルベルト・ペレア選手です。
アトレティコ・マドリーの下部組織出身で、2010/2011シーズンにはトップチームデビューを果たすも昇格は出来ず。
ラージョ・バジェカーノへ移籍後は下位リーグのチームを渡り歩き、2016年からはバルセロナBにも所属。
その後、2017/2018シーズンにカディスへ移籍してきました(2019年1月から半年間はエクトラマドゥーロにレンタル移籍)。
左サイドを主戦場とし、優れたボールコントロールとスピードを活かして攻撃を仕掛けます。
直近の3試合はスタメン出場を続けており、厳しい戦いが続くチームの中で、攻撃のアクセントとなるプレーに期待です。
第12節のバルセロナ戦ではメッシ選手とのユニフォーム交換が出来ずに嘆いていたことが一部で報道されていましたね。
(その後、しっかりブスケツ選手と交換できたようですが…笑)
■のぐてぃえれすの私的コメント
私も2019年の1月にベティスの本拠地、ベニート・ビジャマリンで観戦した際に、ベティスのファンで埋め尽くされたスタジアムの光景は圧巻の一言でした。
私が応援するレアル・マドリーは観光客も多く、応援歌や声援や怒号が少なく、良くも悪くも“静かだ”と言われることが多いのですが、ここベニート・ビジャマリンのボリュームはそれはそれは凄まじいものでした。
その試合、ベティスからレアル・マドリーに移籍したダニ・セバージョス選手(現アーセナル)が終了間際の87分にFKを決めて、レアル・マドリーが勝利を収めた一戦だったのですが、そのときのブーイングの凄いこと…。
※ゴールシーン、あります↓
そこで決めたセバージョス選手もさすがですし、古巣相手ということで喜びを控えていたところに愛を感じました。
また、なんか見たことがあるオオカミがいるなーと思ったら、その日はたまたまMAN WITH A MISSIONのJean-Ken Johnnyさんも観戦に訪れていたようでした。
残念ながら写真を取ることはできず…まさかの遭遇でした。
年内残りあと2試合、相変わらずのハードスケジュールですが、ご一緒にカディスの応援をお願いいたします!
#Cadistasdejapon (=日本のカディスファン)も引き続きお使いいただけますと幸いです!
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