大切な「同志」のこと。
「ひまわり娘」。
黄色のアンサンブルニットを着ていた私を、
初めて会ったとき、彼はそう呼んだ。
20年前の春の初めのことだった。
彼は、才能あふれるコピーライターだったから、
言葉のセンスが、それはそれは素敵だった。
私も、言葉にはすごくこだわりがあったし、
文章を書くのが子どもの頃から好きだったというのもあって、
私達はものすごく気が合った。
特に、私が彼に書く手紙を、彼は絶賛してくれた。
のちに、
「あっこが書く手紙は相手の心を打つから、
手紙を書きたい人にアドバイスをし