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ぶよぶよでささやかなしあわせ

学び場の話ばかりになってしまいますが、私の生徒さんには偶然にも料理が好きで得意な子が多く、料理に関してはとんでもなくぐうたらな私のロールモデルとなってくれています。魚を三枚におろしたり、家族のごはんや学校に持っていくお弁当を自分で作ったり、オリジナルレシピをどんどん開発したり、好きなエスニック料理に突き進んだり、とにかく「凄過ぎる」の一言しかありません。

そんな生徒さんに触発された私は、一生作ることなんてないと思っていた茶碗蒸しに挑戦してみました。もちろんレンジで作る簡単なものですが、そもそも茶碗蒸しなんてお店で食べるか料理上手しか作らないものだと信じ切っていたので、挑戦すること自体が画期的なのです。

ことあるごとに言っていますが、私は和食があまり好きではありません。でも茶碗蒸しに関してはどういうわけか1年ほど前から好きになり、回転寿司でも注文してしまったりしています。50年間積極的に食べたことがなかったのに、、と驚いているのですが、嗜好が変わり始めるステージなのかもしれません。

明太もちチーズ茶碗蒸しをいつでも好きなときに食べたい。

そんな私の希望を「こうこうこうすれば簡単に作れるよ」と叶えてくれた生徒さん。ありがたや。。

ザ・作品


何度作ってもぶよぶよしてしまうのはきっとチーズが入っているからでありましょう。おもちも入ってますが、ぶよぶよ感とはきっと関係ないと思います。

料理には興味がすっかりなくなった私にまた「料理してみよっかな」と思わせてくれる生徒さんたちと「こんなの作ったよ!」と料理を見せ合いたくて、下手でもつい何か頑張って作ってしまう瞬間というのはじつに贅沢です。贅沢で、ささやかで、しあわせな瞬間です。



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