見出し画像

認知の歪みを利用したパズルゲームの話【Viewfinder】

初めての方ははじめまして.そうでない方はいつもお世話になっております.カカオニブです.
しばらく前にセールで買ったパズルゲーム「Viewfinder」を一周したのでレビューがてら紹介しようと思いました.はい.

ゲームに関する諸情報

ViewfinderはSad Owl Studiosが開発,Thunderful Publishingはパブリッシングするゲーム作品です.これ調べてて知ったんですけど,この作品今年9月発表の日本ゲーム大賞2024「ゲームデザイナーズ大賞」を受賞してたんですってね!すごい!

インスタントカメラ


片手にはインスタントカメラ,奥の赤い物体が転送装置

基本的なゲームの流れとしては,「転送装置」を作動してレベルをクリアすること.プレイヤーは移動・ジャンプの他にカメラのシャッターを切る・コピー機を使う・レバーを引くなどアイテムを使ったりステージギミックを使用することができます.
そして最大のポイントが,手に入れた写真をステージ上に貼り付けられること!う~ん,これが「コピー&ペースト」って事.カット&ペーストもあったり

ファインダーを覗いて狙いを定めて…


スナップショットをかざせば…


空間ごと写し取れちゃう!


これは最早SCP案件では

ゲームは全部で5つのチャプターからなり,チャプターはそれぞれ登場人物の仕事場が舞台になっています.誰がどんな仕事をしていたのか,彼らが実現しようとしていたものはなんなのかを追想していくストーリー構成で一周プレイするだけでは全容が把握しきれない程度に深いバックストーリーが待っています

目を疑うトリックアート

ステージは写真を使ったギミックだけでなく騙し絵との勝負になることもあります.さっきまで通ってきた通路がいきなり壁になったり,逆に壁があると思ってた所にスペースがあったり.この辺は実際にゲームで体感するのが一番感動するし,「うわ,騙された」って感覚がミソになるのでプレイしてみて欲しいですね.

突き当りのように見える空間でも
近づいてみると何か変


モンドリアンの絵の中に入れちゃうかも!

パズルの難易度としては割と低め.中学生くらいなら誰のサポートも無くても全部解けちゃいそう.ゲーム中に「オプションのレベル」と称して高難易度ステージが収録されてるんですけど,そちらはちょっと頭捻んないと解けないですね~
総じて手応えは感じられるパズルレベルでした!

そんなViewfinderはSteamとPlayStationでプレイできます!

別にこのリンク踏まれたからってぼくに1円も入んないけど,気になったらセールのときにでも買ってみてくださいね!

ではまた.

いいなと思ったら応援しよう!