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「終わり」に備えて
何だかネガティブなタイトルですが、先日、初めて自分の気持ちを正直に友人に話したので、ここにも書いておこうと思います。
私の父は早くして亡くなりました。定年退職し、畑を借りて野菜を作り始め、海外旅行に行くとか、色々とやりたいことを始めた矢先の事でした。
ある夜、具合が悪くなり救急車を呼び、朝には帰らぬ人となりました。
後日、立派に育ったスイカを仏壇に供えました。真面目で優しい父でした。
あれから数十年経過して、私は父が亡くなった年齢に近づいています。こんな人生半ばで亡くなったのかと身を持って感じています。
自分も100%健康ではないので、もしかしたらと心の片隅で覚悟を始めています。元気なうちにできるだけ行きたい所に行って、会いたい人に会って、やりたいことをすれば、たとえ突然その日が来ても、悔いのない人生だったと思えるかもしれません。
と言いながらも毎日流されるままに過ごしているわけですが、明日が来ないかもしれない事を考えて、人には感謝の気持ちをその都度「ありがとうございます」と、はっきり伝えるようにしています。
思い残すことがあるとすれば、悲しませてしまう人がいること。だから少しでも心づもりをしてもらおうと、冗談半分にでもこの気持ちを伝えています。
noteを始めたばかりなので知人がこれを読むことはないと思いますが、こうして書き残しておくだけで何だか少し安心できました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。