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9月

社会人としてはおよそ有り得ないくらい長い夏休みを終え、9月から通常勤務が再開した。

8月は休みと言っても予定がない日がなく、目まぐるしい日々を過ごしていた。だから9月に通常の勤務がある日々にはすぐに身体は馴染むだろうと思っていたが、中々そうもいかなかった。生活リズムを調節するのに苦労した。いい機会だと思い、夜早く寝るようにしたのは月の後半である。朝目覚めた時のスッキリ感がまるで違う。もう日付を超えて眠りにつくというのはできそうにない。

さて、9月をふりかえってみよう。勤務はもちろんのこと、ポートレート撮影依頼が2件、レッスン、友人宅での遊び、先輩の仕事の手伝い、彼女との時間、飲み会が10件弱。

飲み会が10件弱、ってのは結構反省しなければならない。なぜならそれだけで10万近く懐から出ているからだ。いつも後輩には必ず奢っている。先輩にしてもらったことを下に返しているだけなのだが、アプリで家計簿をつけ始めたらさすがにやりすぎかもしれないと思い始めた。

はたから見たら馬鹿もいいところだろう。大体毎月同じ額くらい出ている。逆に無くなればそれだけ溜まるという希望が見えたのでもある。全くゼロにする訳では無いが、月に使っていい額を設定して計画的にお金は使おうと思い始めたのであった。

ポートレート撮影に関しては、舞台一緒だった方々から依頼を貰い撮影をさせてもらった。やはり撮影は楽しいと改めて思った。また、撮影者が被写体となる相手をのせねばならないと思っていたが、逆にのせられることもあることを知った。そういう被写体の方との撮影は格別楽しい。何事もそうかもしれないが、その時間をいいものにできるかどうかはきっとお互い様の力が必要なのである。

撮った写真は気に入って貰えたのでとても嬉しかった。レタッチ技術があれば恐らくもっと写真が好きになる。こちらのスキルアップも頑張りたい。

しかし、写真というものはなかなか高価なものだなと思う。技術職だ。施設代やその後のデータ処理などを考えると撮影1時間1万円でも安いのではないかと思ってしまう。価格設定は自分のスキルに合わせて少しずつ変えていこうと思う。

レッスンについては手厳しいことを指南された日もあった。だが、それをクリアしたら自分は最強ってことなのか?と思えたのでその講師に認められるよう頑張ってみたくて燃えている。案件は平日フルで勤務しているとなかなか入れないため、仕事を1日減らそうと思っている。中途半端に減らしてもよくない気はするが、できることをまずはやるしかない。全ての仕事を辞めてかける覚悟は俺にはない。所詮その程度と言われればそうなのかもしれない。認めたくはないから自分なりにベストは尽くしていきたい。

片手間で綴っているから表面的なことしか綴れていない。消化不良の記事だ。


なにかもうひとつくらい綴っておくとしたら、やはり自分が自分で在るということは難しいということか。

どれだけ大丈夫、そういうものはあると認識していても、世の様々なものに影響され、無意識的に傾倒していってしまうところがある。人間とはなんと流されやすい生き物か。また、自分とはなんと脆弱か。

友は酔わせない。

それをしてくれる人がいて私は私を取り戻せる。酔うな。酔わすな。

てめえがてめえでいるためには。と、考えろ。疑え。

数年このことを都度意識する。そうするほど、忘れてしまいやすい。選択させられたくない。常に自分で選択して生きて生きたい。

もうすぐ10月。

ぶれるなというわけではない。
コートの真ん中。打ったら戻る。
自分という中心にも同じように戻ること。

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