Eagle's Eye〜vs名古屋D〜
9/12(土),13(日)の2日にわたって開催された初の名古屋ダービー、名古屋Dとのプレシーズンマッチについての感想です。
外国籍選手2人が合流してからまだ数日(ウォルドーは合流前)ということもあるため、戦術面・連携面についてはまたの機会として、今回は各選手の印象を書いていきます。
(個人成績は公式なものではありません。個人的に集計したものであり、不正確です。)
No.3 松山駿
1試合目
7得点(2P(2/5)、3P(1/3))
3アシスト
1ファウル
1ターンオーバー
2試合目
7得点(2P(2/4)、3P(1/3))
2リバウンド
3アシスト
1スティール
2ファウル
4ターンオーバー
感想
随所に身体能力の高さを感じるプレーを見せてくれました。ドライブからのフィニッシュも柔らかく、ボールをふわりと浮かせて外国籍選手の高いブロックをかわす場面も。
一方、ゲームコントロールにはまだ課題が残る印象で、一度ミスをすると立て続けにミスをしてしまうところがありました。
No.11 杉本慶
1試合目
7得点(2P(2/5)、3P(1/2))
2リバウンド
8アシスト
4スティール
1ファウル
2試合目
2得点(2P(1/5)、3P(0/2))
6アシスト
2スティール
1ファウル
3ターンオーバー
感想
さすがに警戒されていた印象で、簡単にはやりたいプレーをさせてもらえませんでした。それでもビッグマンのスクリーンを上手く使ってオフェンスを組み立て、両日ともにアシストを量産したのは見事。
ディフェンスでも幾度となく相手の嫌がるところに顔を出して、スティールを奪っていました。
No.12 アンドリュー・フィッツジェラルド
1試合目
21得点(2P(5/12)、3P(2/3)、FT(5/6))
7リバウンド
3アシスト
1ブロック
2ファウル
2ターンオーバー
2試合目
26得点(2P(12/17)、3P(0/1)、FT(2/3))
10リバウンド
4ファウル
2ターンオーバー
感想
まだ少し身体が重そうではあるものの、インサイド〜ミドルエリアでの得点能力は間違いなさそうです。身体の使い方も上手く、細かいステップワークから柔らかいシュートを決めていました。3Pの確率も悪くなさそうです。
ディフェンスでのアジリティや攻守の切り替えの速さに課題が残った印象ですが、開幕までにコンディションを上げられるか注目です。
No.15 ソウ・シェリフ
1試合目
8得点(2P(1/3)、FT(6/8))
5リバウンド
1アシスト
4ファウル(内1アンスポーツマンライクファウル)
2試合目
5得点(2P(2/5)、3P(0/2)、FT(1/2))
4リバウンド
2アシスト
1ファウル
2ターンオーバー
感想
昨季よりも動きに迷いがなくなりました。ティルマンが出ている時間帯は相手の日本人ビッグマンに対してポストプレーを仕掛けてファウルを誘い出していました。欲を言えば、ファウルをもらいながらも決めきって欲しいところ。
2日目は入りこそしなかったものの、フリーになったときに迷わず3Pを打っていたのも好印象です。シューティングでの確率は悪くなさそうなので、試合でも打ち続けて自信をつけていって欲しいです。
No.23 横江豊
1試合目
8得点(2P(4/4))
5リバウンド
2アシスト
2スティール
3ファウル
2ターンオーバー
2試合目
6得点(2P(2/3)、FT(2/2))
3アシスト
2スティール
4ファウル
感想
両日ともに大事な場面で活躍していました。特に1試合目の終盤の活躍は素晴らしかったです。得点自体はそれほど多くないものの、確率の良さが光りました。ゴール下へ切り込んでいってのフィニッシュも上手く、インサイドで合わせるビッグマンやコーナーで待つシューターも生きてきそうです。
ディフェンス面ではドルフィンズのガード陣のスピードについていけない場面もありました。ディフェンスについては、今後さらに強度を上げていきたいところです。
No.33 ジェロウム・ティルマン
1試合目
34得点(2P(7/10)、3P(6/11)、FT(2/2))
3リバウンド
1アシスト
1スティール
2ファウル
2試合目
8得点(2P(3/4)、3P(0/3)、FT(2/3))
6リバウンド
4ファウル
1ターンオーバー
感想
文句なしの活躍を見せた1試合目に対し、2試合目はファウルトラブルもあり不完全燃焼のまま終了してしまいました。調子に波があるように見えるので、コーチ陣の起用方法が重要になってきそうです。
ボールハンドラーを担うことも多いため、今後チーム練習を重ねることでより動きが良くなることを期待しています。
No.45 鹿野洵生
1試合目
9得点(2P(3/4)、3P(1/2))
2リバウンド
1ファウル
2試合目
8得点(2P(1/2)、3P(2/3))
2リバウンド
1ファウル
2ターンオーバー
感想
昨季から見せていたチームを支える潤滑油的な活躍に加え、オフェンスでは自ら仕掛ける積極性も見えました。ディフェンスでは張本天傑のポストプレーを1人で止めてしまう場面もあり、そのオールマイティさに磨きがかかった印象です。
オフェンスリバウンドに積極的に絡んでくれるのも評価ポイントで、相手の出足を挫くことで速攻に繋げさせない効果もあったと思います。
終わりに
その他のメンバーは出場時間が少なかったため個別の感想は控えますが、会田が身体を張って外国籍選手を止めたり、林が積極的に3Pを打っていったりするなど、若手の選手たちにもそれぞれ期待が持てそうで楽しみです。もちろん、宮崎や飛田といったベテラン勢の活躍にも期待しています。
次は、9/21(月)にアウェイで富山グラウジーズとのプレシーズンマッチ。
そして、いよいよ10/3(土)、4(日)のホーム開幕戦(vs香川)となります。
よりチームとして成長し、さらにまだ見ぬ新戦力ブラッドリー・ウォルドーを加えた新生FE名古屋の躍動に期待しましょう!