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【開催報告】喫茶と生きてる図書館と公園と@国分寺

開催から期間が空いてしましましたが、11/23(土) の「喫茶と生きてる図書館と公園と@国分寺」の開催報告を。

生きてる図書館は生きた人間が『本』となり、『読者』に貸し出すデンマーク発祥のイベントです。
前回代々木公園で開催した時の様子はこちら

当日は2冊の『本』をご用意。20名の『読者』に入館いただきました。
喫茶風来」というソーシャルワーカーの方が営む、とても素敵なカフェでの開催です。

会場の喫茶風来の入り口

当日の流れはこんな感じ

14:00〜14:30 受付

14:30〜15:00 1回目の読書
15:00〜15:30 休憩(読書を続けてもOK)

15:30〜16:00 2回目の読書
16:00〜16:30 休憩(読書を続けてもOK)

16:30〜17:00 感想カード記入・交流

ネームプレートは『本』の表紙

来てくれた読者にも『本』になってもらうおう!とネームプレートを表紙風にしました。
「【呼ばれたい名前】と【昔好きだった食べ物】と【今好きな食べ物】」
【】内に言葉を入れてその場で表紙をつくります。

じゅんさんの場合

読書の様子

定員以上の方が来てくれて、喫茶店には入りきらなかったので急遽、喫茶店と目の前の公園の二手に分かれての開催に。

Book No.1 徳光みく  「セルフウェディング 〜結婚しないと決めた私が結婚式を挙げるまで〜」

セルフウェディングの招待状を持って話すみくさんとみくさんを囲む『読者』

喫茶風来、目の前の公園にて。とても寒い日でしたがそれぞれ防寒をしてみくさんの話に聞き入ります。読者のお子さんが公園で仲良くなった他の子と遊んでいたり、散歩する方がいたり、とても和やかな雰囲気でした。

Book No.2 さちちゃん 「それでも私は可愛かった」

『読者』に向かって言葉を紡ぐさちちゃん(左)と『読者』(右)

さちちゃんは質問を一切受け付けない本です。ゆっくりと言葉を紡ぎ出すさちちゃんの声を、それぞれがじっくり味わいます。

『読者』から『本』へ伝えたいこと

『本』へ伝えたいことを書いてもらいました。
最後に、メッセージの一部をご紹介します。

『本』への感想を書く『読者』

Book No.1 徳光みくさんへ

セルフウェディング-結婚しないと決めた私が結婚式を挙げるまで(徳光 みく)

この結婚式を挙げてくださったことに心から感謝を申し上げます。「こんなのがあったらいいのに」ということにまず至ることが難しく、そのような願いを持っても、一つの形にして実現することは、もっとさらに難しい。「僕らの願いはこれだった」と気づかせてくれる具現化された像を示してくれたことがとても嬉しいです。

わたしは未成年で結婚は身近ではないのですが将来結婚が身近なものになった時のために、1つの選択肢として覚えておきたいと思いました。

ちやほやされたいという気持ちとても人間らしくて素敵です。私も自分の気持ちに気づきたいです。

Book No.2 さちちゃんへ

それでも私は可愛かった(さちちゃん)

とてもお話を聞いていて苦しくせつなくなりました。さちちゃんには幸せになってほしいです。

楽しいことは似ているが、苦しいことは一人一人が全く違う、究極的には理解し合うことが難しい事柄だと思う。僕はさちちゃんの苦しみを完全に理解することはできないかもしれないけれど、その孤独に対して連帯し続けたい。

先が気になりすぎるので早く読みたいです。

神様でも男でもそして家族でもない何かが、この先彼女に愛を与え、心を満たすとするのなら、それは一体何なのか気になりました。

次回のお知らせ

生きてる図書館、次回以降の日程は以下のInstagramでお知らせします。https://www.instagram.com/ikiteru_book

また、お会いしましょう。

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