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【基礎知識×アドテクプロダクト紹介①】RTB・DSP・SSP・リタゲ編

【はじめに】


こんにちは!第2回のブログですが、今回のお題は「各部署の担当プロダクトについて説明する」です。


具体的には、アドテク領域に関する基礎知識、アドテク領域でサイバーエージェントのプロダクトは何があるのかとなります!


アドテク領域のベースの内容から、サイバーエージェントがどのような取り組みをしているのかを知って頂けると幸いです。

【インターネット広告の仕組みについて】

まず、基本のインターネット広告の仕組みから説明していきます!

広告を載せるオークション「RTB」とは?

アプリやwebサイトを開いたとき、コンテンツの表示に一瞬遅れて広告が表示された経験はありませんか?実はあなたがページを開いたその瞬間、ページ内の広告枠に誰が広告を載せるかを決めるオークションが行われています。

その広告枠に対して、「うちは〇円払います」「うちは△円出します!」みたいなやりとりが、ページにアクセスがあるたびに行われているわけです。
オークション形式なので一番高い額を提示できた人が広告を表示させることができます

ユーザーがページにアクセスしてから広告を表示できる人が決まるまでの時間はわずか0.1秒。この超高速オークションの仕組みのことをRTB(Real Time Bidding)と言います。

オークション関係者について

オークションの参加者「DSP」「SSP」とは?

通常のオークションでは様々な商品が出品されますが、RTBにおける商品はただひとつ、今アクセスしてきたユーザーに広告を見てもらう権利のみです。


インターネット広告の世界では、このオークションの参加者(権利を落札したい人)をDSP(Demand-Side Platform)出品者をSSP(Supply-Side Platform)と呼んでいます。


1つのオークションに対しDSPは複数いるのに対して、SSPは1つしかいません。通常のオークションでも1人の出品者の商品に対して複数の人が入札しますよね。


広告を出したいのはメーカーとかなのに「なんで入札するのはDSPとかいうよくわからないやつなんだ?」と疑問に思った方、とてもいい質問です。
これ以上は長くなってしまうので、インターネット広告の歴史について調べてみると答えにたどり着くかもしれません!

リターゲティング広告とは?


リターゲティング広告とは「リタゲ」とも略される、簡単に言うと1度自社サイトを訪れたユーザーを、サイト離脱後も追跡する広告のことです。

例えば、こんな経験はないでしょうか。

あるファッションECサイトで良い服を見つけて、購入前のカートまで入れたとします。しかし、ちょっと好みの色ではないので思いとどまって購入しませんでした。しばらくして、別のサイトを見ていた時に、そこに出ていた広告が自分がファッションECサイトで購入しようとしていた欲しい色の服でした。その広告から、またファッションECサイトに飛んで購入した。

これがリターゲティング広告です。つまり、広告主(上記の例だとファッションECサイト)のサイトに訪問したことがるユーザーに対して、他サイトの広告で広告主の商品を適切なクリエイティブで見せることで再度アプローチしようという広告配信手法です。

ECサイトなどはユーザーの離脱率が高いので、リターゲティング広告で後追いして呼びもどそう、ということですね。

最期に、アドテクスタジオにはDynalystというプロダクトがあるので紹介させていただきます!

【Dynalystとは?】

Dynalystスマートフォンアプリ向けのリターゲティングに特化したDSPです。2014年にリリースされたDynalystはアドテクスタジオでも歴史あるプロダクトの1つで、アプリリターゲティングにおいては国内トップクラスのプロダクトです。

「Dynalyst for Games」は国内外多数のモバイルアプリ企業に利用されており、AppsFlyerが2018年に発表した「パフォーマンスインデックス Edition VIII」の「グローバルリターゲティングインデックス / ゲーム部門」にて5位に選出されました。

以上です!次回はアドテクスタジオの中でもAIを切り口にしたプロダクトを紹介します!

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