転職して知った「サイバーエージェントが圧倒的スピードで成長している」といわれる理由
なぜこのNoteを書いたのか
アプリ運用センターでプロジェクトマネージャーを務めておりますOと申します。
私は外資系のSIerに新卒入社、2021年9月にサイバーエージェントに中途入社いたしました。
前職では約2年半金融業界のお客様のM&Aやシステム開発プロジェクトのPMOとして働いていました。
このNoteを通してなぜ私がサイバーエージェントのアプリ運用センターへ転職することを決めたのか、転職をしてみて実際に感じていること、実際の業務内容についての3点をお伝えできればと思います。
前職での経験
前職への新卒入社を決めたわけ
就職活動時に企業を選ぶポイントとして考えていたのは以下の3点です。共通点のある方はいらっしゃいますでしょうか?
若手に裁量権がある
スピード感をもって仕事ができる
上記2点により自分自身もスピード感をもって成長できる
このポイントを全て満たしてくれるのは外資系のSIerだと考え、前職に新卒入社いたしました。
新卒時代、いきなり大型プロジェクトPMOに
入社時の研修が終わり、同期は業務システム開発などのプロジェクトにジョインするのが多かったのですが、私は同期とは全く違う毛色の金融系のM&AプロジェクトにPMOとしてジョインしました。
全体で約100人いたプロジェクトメンバーは20年以上経験のあるベテランの方のばかりで、新卒が一人で浮いていました(笑)
プロジェクトでの主な業務はPMのサポート、全体進捗管理、契約折衝、運用効率化、ITインフラ整備など多岐に渡り、約2年間様々なことを経験できました。
プロジェクトが落ち着いたころにいわゆる純粋なSIreとしての開発系プロジェクトを担当していましたが、このころから転職を考えるようになりました。
仕事を続ける中で感じ始めた自身の将来像とのズレ
当時の私の担当業務としては、開発ディレクション、新規領域への提案を行っておりました。
しかし、大きく2つのことが私の目指していきたい方向性の違いがあると思い、転職を決意しました。
1つ目が成長スピードです。
後から配属されたプロジェクトのスピード感の遅さと徹底された分業による裁量の無さにより、自分の成長スピードが鈍化していっている危機感を感じました。
新卒時の企業を選ぶ観点でも成長スピードは重要視していたため、当時はかなり焦りを感じていました。
最初にジョインしたプロジェクトでは、スピード感が早く、何でも挑戦させてもらえる環境があったため、一気に成長が鈍化したのを鮮明に覚えています。
また最初にジョインしたような大規模プロジェクトは非常に特殊で10年あるかないかというプロジェクトだったため、その後のプロジェクトに対してがっかりしてしまったのが本音です。
このように感じたまま、前職で10年、20年とキャリアを積むことで得られる自分の成長イメージが湧きませんでした。
2つ目が顧客接点に関わりたいと思ったからです。
担当していたプロジェクトは顧客接点とは遠い業務アプリやインフラでの話が多く、コスト削減や耐障害性のようなところが主題となっていました。
この領域ではアジャイルのような世界とは程遠く、スピード感も無かったため、より変化の速い顧客接点におけるDXに取り組みたいと思うようになりました。
上記理由から転職活動を始めていきました。
サイバーエージェントのアプリ運用センターに入社を決めた理由
転職活動を経てアプリ運用センターに入社を決めた理由は以下の2点です。
成長を体現している
ビジョンに共感できた
サイバーエージェントに入社する前から世の中の声を見ても、成長できる環境であることは感覚としてわかっていました。
面接などを重ねることで、仕事における裁量、スピード感含めて成長ができる環境だと確信することができました。
「DXで変革を起こします!」と謳っている日本企業の中でも、業種を絞らず日本の企業をDXで変革する、と謳っている企業は非常に多くあると思います。
しかしアプリ運用センターでは明確に「小売のDX」としてのビジョンがあり、それを実現するための戦略が具体まで落ちていると感じました。
アプリ運用センターに転職してみて
入社後感じたことは様々ですが、前職と比較し、極めて大きく違う点は2つあります。
本当の意味でのスピード感の速さ
サイバーエージェント入社後に一番感じたのは比べものにならないくらい何もかもが早いです。
何かを決めるときに、決めることが重要になればなるほど、上にどんどん上申していき、承認を取るという構図が一般的だと思います。
しかしサイバーエージェントでは各事業責任者が意思決定をしていることが多いので、それ故に高速で各自行動できていると感じます。
私も日々の業務の中で、重大なタスクが出てきた時にすぐに事業責任者に確認を取り、かなりの速さで対処することができています。
スキル的にも業務的にも壁がない
スキル的に壁がないというのは、自分の担当領域外のことについても学ぶ意欲が高い人が非常に多いという意味です。
前職でももちろん色々と興味を持って学ばれている方はいらっしゃっいましたが、圧倒的にサイバーエージェントの方が多いと感じています。
業務的に壁がないというのは、担当以外の領域でも裁量を持ってチャレンジ・干渉できるという意味です。
前職では、まるでシステムの権限のごとく職種でできること、できないことが明確に線引きされていました。
それ故に担当領域外に影響を与えることが非常に難しい状態でした。
比べてサイバーエージェントでは、手を上げればチャレンジできる環境があります。(もちろん自分のミッションに集中することが前提ですが)
具体的には入社後、採用、見積、予実管理など、プロジェクト以外でも様々な業務に携わることができています。
実際の業務内容
私の現在の業務は世の中的には、プロジェクトマネージャーやプロダクトマネージャーと言われている仕事をしています。
かなり広義な意味を持つPM、PdMという職種ですが、一言で言うと、担当クライアントにおけるビジョンを描き、それに向かって、舵取りをしていく人となります。
そのため、基本的にこれをやらなければいけないということは明確に決まっていないため、線を引かずにプロダクトグロースのために何でもやっています。
とはいえ、実際にはどういった業務をしているのかというと私は大きく2つの業務を行っています。
1つ目は、プロジェクトマネジメント業務です。
UI/UX改善、アプリ開発、データ基盤構築、データ分析等、様々なプロジェクトタイプがありますが、それらプロジェクトのスケジュールや課題管理を行っています。
実際に手を動かすのはエンジニアの方、デザイナーの方になりますが、ツールを用いての分析など、私も実際に手を動かしているようなプロジェクトもあります。
2つ目は、新規領域への提案です。
既存プロジェクトをただ進捗管理や、調整業務を行っていくだけでなく、ビジョンから逆算して、新たにやっていくべきことを考え、クライアントへ提案しています。
一方的に提案しているような営業というイメージというよりも、パートナーとして、クライアントの方と議論しながら、最適解を作っていくイメージが近いと思ってます。
転職後の心境の変化
アプリ運用センターで働くようになってから、PDCAサイクルのスピードの体感で10倍くらいになりました。
小売DXというまだ事例が世の中に多くないことについて考えている事
人の行動という複雑な要因が混在した課題について日々考えている事
アプリ運用センターという急速に進化し続けている組織で働いている事
この3点が要因であると自信を持って言えます!
忖度など一切なく、アプリ運用センターにジョインしてよかったなと思っています!
私たちは、引き続き一緒に働く仲間を探しています。少しでも興味を持った方は、お気軽にご連絡いただければ嬉しいです。
カジュアル面談も実施しているため、是非お話ししましょう!