便名にある「NH」ってなに?《ANA企業研究》
旅券や空港の掲示板などには、航空会社を表す3文字や2文字の記号が表示されています。これはそれぞれ「3レターコード」「2レターコード」と呼ばれています。
「3レターコード」は国際民間航空機関(ICAO)によって定められているコードで「ANA」や「JAL」。「2レターコード」は国際航空運送協会(IATA)によって定められており、ANAの場合は「NH」、JALの場合は「JL」などと表記されます。
ここで、「JAL」が「JL」なのは想像がつきますが、なぜ「ANA」は「NH」なのかとの疑問が湧いてきます。
「NH」とは、ずばり「日本ヘリコプター輸送株式会社(Nippon Helicopter)」の頭文字。ANAは1957年12月に社名を現在の「全日本空輸(All Nippon Airways)」に変更しましたが、純民間の航空会社として設立した1952年からそのまま「NH」コードを引き継ぎ、現在に至っているのです。
ANAの場合は、設立当初の社名にちなみ「NH」となっていますが、航空会社によっては使用したいコードがすでに登録されているために、現在の社名とは関係のないコードになっていることもあるようです。
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