ANA、「サメ肌フィルム」世界で初めて旅客機と貨物専用機に導入《企業研究》
全日本空輸（ANA）は、Lufthansa Technikが開発したリブレット加工フィルム（サメ肌の構造を模倣したフィルム）を世界で初めて旅客機と貨物専用機に導入すると発表しました。
9月2日の貨物定期便より、リブレット技術実装のフレイターを貼ったボーイング777F貨物機（登録記号：JA771F）がアジア・日本で初めて就航。
2025年春から同技術を導入した2号機目として旅客機（登録記号：JA796A）を国際線にて運航する予定であり、ANAは貨物・旅客機の両方への導入を決めた世界で初めての航空会社となります。
「AeroSHARK（エアロシャーク）」との名称のフィルムは、水の抵抗を減らして高速で海を泳ぐサメの肌の機能を空に応用したもので、航空機の機体に貼ることで、ジェット燃料の消費量と二酸化炭素排出量を削減しています。
プレスリリース『燃料削減効果をもたらす リブレット技術の実装機が初めて就航します』発表日：2024年09月02日
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