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繊細だと心地が良い

細かいこと、繊細なこと、ニュアンス、そういうことが好きです。

完璧主義に混同されたり、
自分自身もまだまだ目的と手段を間違えてしまったりするのだけど、
完璧にやりたいわけではなく。

細かいっていうけど、ダイナミックじゃないわけじゃなく。

ダイナミックかどうかは、スピードとか、エネルギーの色とか、
パワーの量とか、そういうイメージで。
ダイナミックだけど繊細な仕事や作品だって、ある。

完璧主義は、完璧にやり遂げることにこだわっているようなイメージで。
細かいかもしれないけど、繊細とは違う。

私が思うのは、ダイナミックでも、物静かでも、
そこにこもるエネルギーは膨大で、ぎゅっと密度も濃く、深度も深く。

だけど、一つ一つ、大切な宝物で、丁重に扱うような繊細さがあること。
ディティール、ニュアンスというような、はっきりと言語化できないけど、
それがないと作品が完成しないような、微細なことをまとったようなこと。

そういう仕事や作品に相対すると、心底震えるような、感動するような、
心地良いような、ともすれば恐ろしいような、そういう感覚を覚えます。

自分もそういう仕事ができるような、
そういう形で人と関わることができるといいと思う。

そしてこれは「していること」より「あり方」なので、
体現されている方を、心から尊敬します。



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