地獄先生ぬ〜べ〜の好きなエピソード

好きなコミックの双璧のぬ〜べ〜が再アニメ化！

ぬ〜べ〜のキャラやお色気も魅力のひとつだけど1番好きなのは怖い話。今回はぬ〜べ〜の中でも特に謎が多く不気味なキャラである#24「A」が来た！より「A」の話を思い出そう。

モデルになっているのはかの有名な赤マント。その出自に諸説あるが昭和39年だったり11年であったりとはっきりしない。噂自体はあの口裂け女よりも古く近代日本のフォークロアでも古参の部類になると思う。

話をぬ〜べ〜に登場した「A」に戻すが妖怪、悪霊が主な敵であるこの作品において「A」は人間なのだ。が、その言動や膂力は人間を逸脱しており鬼の手を持ちフィジカルも並の人間以上のぬ〜べ〜先生を苦戦させる強敵。自滅に近い最後を迎えたと思いきやラストで復活、魂を引き剥がされて尚生き返る様は人間ではなくまさに怪人。

続編の地獄先生ぬ〜べ〜NEOでも「A」は登場している。今回は出自が判明したと思いきや実は全く謎の怪人であり退けはせども行方不明という何ともすっきりしない終わり方をしていた。再登場した「A」はXファイル第3話に登場したスクィーズのような特性も持っておりいよいよ人間とは思えないが大人しく警察に連行されていたり謎なキャラである。

今回の新アニメは現代的な手直しが入るようだが後半のバトル漫画のようなエピソードより前半のおどろおどろしいエピソードや単発で入る不気味なエピソードを多くして欲しい。