受験期の計画について〜2回生編〜
こんにちは、たちばなです。この記事は前回の記事の続きになります。まだご覧になっていない方は先にそちらを見ることをオススメします。
前回は1回生の際に行った編入試験の勉強を書き連ねました。簡単にまとめておくと、完全にTOEICに専念して目標には届かなかったものの、ビハインドにはならない点数だと考えて1回生の2月でTOEICの勉強を早々に切り上げたという内容です。
今回は経済学と数学について時系列に沿って触れていきます。
【4月】
大学は昨年度と同様にオンライン形式の継続が決定し、計画通り経済学の勉強を開始しました。経済学部だったので見たことある単語が所々出てきて取り掛かりやすかった点は多少あると思います。
しかし、1回読んだら理解できるなどという都合の良いことは無く、「こんな調子で本当に間に合うのだろうか??」と疑念を抱きつつ入門書の理解不能な文字の羅列を追う日々でした。余談ですが1年遅れの入学式に参加した際、改めてキャンパスの立地の悪さを痛感してなんとしてでも編入しなければ、とモチベが高まったのを覚えています。
【5月】
やはりまだまだ入門書が理解出来ない日々が続きます。読んでは忘れ、書いても忘れ、声に出しても忘れてを繰り返ながらただ時間が過ぎていきました。しかし焦りは全くありませんでした。どの科目にも言えることですが、特に数学的な要素を含む科目は後から一気に学力が伸びることを知っていたので今は基礎固めのために耐える時期だと言い聞かせて入門書と向き合うことを決めました。
【6月】
ようやく入門書の理解が終わり、簡単な計算問題も一通り解けるようになりました。そして中級の参考書に移り始めると共に、数学と経営学もそろそろやらないとな〜と考え始めました。しかし、
考えただけでこの時はどちらもほとんど手をつけていません。強いて言うなら大学の授業で数IIIの触りをある程度やっていたぐらいです。
【7月】
経済学に関しては中級の参考書に一通り触れてから、過去問とにらめっこをして頻出の範囲とそうでない範囲を区別する作業に入りました。
7月は期末の時期だったので大学の課題に時間を取られて編入の勉強にそこまで時間が割くことが出来ませんでした。
数学に関しては基礎的な問題を解き始めました。数学は高校時代から好きな科目の1つだったので慢心して完全に数学を舐めてしまいました。このせいで後にめちゃくちゃ痛い目を見ることになります。
経営学に関しては必要な参考書を揃えたはいいものの分厚すぎて読む気が起きず、読んだとしても全く興味が湧かなかったため名古屋の受験を辞めることを考え始めました。また、行きたいゼミも無かったので仮に合格したとしても通学するイメージが湧きませんでした。数学が早期に完成したら勉強してもいいかな〜という計画で経営学は後回しにしました。
名古屋は過去問を見る限り試験範囲が不透明で採点結果も非公表なため、運要素が神戸よりも大きいように感じました。そのため、そのようなリスキーな試験にリソースを割くよりは1校だけに絞った方がいいのでは?と考えるようになりました。(編入試験はどの大学もリスキーなことに変わりないのですが...)
結果論なのでどうとでも言えるのですが、今年の名古屋の問題を見る限りこの考えは合っていたと思います。
【8月】
いよいよ夏休みに入り、完全に受験モードになりました。遊びの誘いも断り、バイト以外の用事は出来るだけ減らして毎日図書館で朝から晩までカリカリ勉強していました。
経済学に関しては参考書から離れて過去問に取り掛かりました。すると去年見た時はさっぱりだった問題が手に取るように分かるようになっていて、春からの勉強の成果を実感しました。
数学に関してはここからが本丸です。種本と言われている参考書に手をつけ始めてみると完全に心が折れました。入門書と打って変わって難易度が跳ね上がり、ページをめくるごとに疑問の連続でした。とは言え、進めないことには何事も始まらないので何度も挫折しながら1文字1文字理解を深めました。
経営学に関しては、今から経営学に時間を割いていると確実に数学が間に合わないことを悟って諦めました。また、経済学の論述の演習もしていなかったので8月末の段階で名古屋の受験を諦めて神戸一本勝負にすることにしました。
【9月】
志望理由書と出願手続きに時間を取られてほとんど勉強出来ませんでした。それに加えて8月に全く遊ばなかった反動で完全に怠けてしまいます。昼過ぎに起きて志望理由書を少し考えてからバイトに行くか友達とご飯に行くだけの生活になっていました。
8月に適度な息抜きをしとけばこうはならなかったなぁと反省しています。
【10月】
大学は対面授業もいくつかあったのですが完全にオンラインで済むように履修を組んで秋学期が始まりました。直前期に入ったためバイトは1ヶ月の休みを貰い、大学の授業も最低限の提出物だけこなして完全に編入の勉強にシフトしました。
9月に怠けたとは言っても経済学はもう新たにやることは無かったので、ヤマカンを張って復習をしました。
数学に関してはなんとかなるでしょの精神でこちらも過去問の周期からある程度ヤマカンを張っていました。
ここまで来たらどう足掻いても結果は変わらないと思ったので体調管理とメンタル管理に重きを置いていました。
【11月】
いよいよ本番です。試験当日の詳細な内容は後日書きますが、試験終了直後の感触は「これは受かったでしょ〜」という感じでした。ただ、合格発表までの間に「計算ミスしたかも」とか「記述が曖昧だったかな」などと考え、やっぱり落ちてるかもなぁと不安に駆られていました。
しかしいくら考えても結果はもう変わらないので、発表日まではお疲れ様会や溜まっていた大学の課題をやって過ごしていました。
そんなこんなでいよいよ合否発表当日です。脈が早くなるのを感じながら神大のホームページの合格者名簿を開くと自分の受験番号が目に入りました。すぐさま家族や友人に連絡したところ、おめでとう通知がいっぱい来て、本当に頑張って良かったな〜; ; と泣きそうになりました。というか普通に目が潤みました。
【まとめ】
以上が編入までの約1年半の流れです。受験生活を終えた今、正直な心境を話すと私が合格したのはやはり運の要素が大きいと思います。コロナ禍で大学がオンラインになり編入の勉強時間を確保出来たことや、直前期にバイトを休んでも嫌な顔をされずかえって応援してもらったりと、とにかく運と環境に恵まれていました。
次回はTOEICにおける勉強法、使用した参考書について投稿予定です。