受験期の計画について〜1回生編〜
こんにちは、たちばなです。前回の記事では編入を決意した動機を書きました。今回はそこから受験当日まで、どういう計画で過ごしたかを時系列に沿ってざっくり書いていきたいと思います。使った参考書や勉強方法など、詳細な内容は科目ごとに別の記事で出す予定です。今回は1回生の1年間をピックアップしていきます。
【5月】
編入を決意すると同時に情報収集を開始しました。神戸大学を第一志望にし、併願校に関しては旧帝(東大、北大除く)+横国、筑波辺りが倍率の高い大学だと知りその中から選ぼうと考えました。
そこで地方に行きたくないな〜という理由から東北、筑波、横国、九州は除外し、京阪名のどれかを受験する考えに至りました。募集要項を調べると京大はTOEFLが必要で、阪大は英語が外部試験じゃない+科目多すぎ+面接もあるというハードさでどっちも中々難しそうだなぁ〜、流石旧帝大だなぁ〜という印象を受けました。
神戸がTOEIC、経済学、数学の3科目なので科目を重複させて出来るだけ負担を減らそうと考えた結果、併願校はTOEIC、経済学、経営学で受験出来る名古屋大学に決めました。完全に消去法で選び、とにかく神戸に受かることを主軸にしました。(最終的には名古屋は出願せずに終わります)
受験校を決めところでいよいよここからが本番です。まず1番最初に過去問集めを行いました。問題を見てもさっぱり分かりませんが今の時点で解けたら苦労はしません。来年には解けるだろうと未来の自分に期待して放置しました。
結局、5月はそれぞれ神戸と名古屋の過去問を10年分購入して終了です。今ほど編入界隈が整っていなかった上にダラダラと調べたので、1ヶ月もかかってしまいました。
【6月】
合格者によると1回生の間は英語の勉強だけで大丈夫!とのことだったのでとりあえずTOEICに専念することにしました。しかしコロナの影響で試験が中止されている状況だったのでやる気が出ず、定番の参考書を何冊か購入して放置していました。
経済学の入門書も購入しましたがパラパラ見て意味分からんわ〜となって放置して6月は終了しました。免許講習に費やした1ヶ月になります。
【7月】
7月もTOEICが中止でモチベーションが上がらず、空き時間に単語帳だけちょこちょこやっていました。この時期にちょうどバイトを始めて、他にも大学の期末レポートに追われたり運転免許ももうすぐ取れるぞ〜って感じだったので自粛から明けてやっと大学生らしい生活になったのを覚えています。
【8月】
まだTOEICが再開されなかったか抽選に落ちたかのどっちかで7月とほとんど変わらない生活でした。むしろ運転免許が取れた上に大学生になって初めての夏休みだったので毎日バイトと遊びの予定を入れてとても楽しかったのを覚えています。まだ1年以上あるし大丈夫でしょ〜と謎の余裕がありました。
【9月】
大学生は9月も夏休みであることを知らず、この時期は「2ヶ月も授業ないとか最高すぎないか〜??」とウキウキになっていました。生活は8月と大差無く、バイトと遊びに明け暮れる毎日でした。強いて言うなら単語帳に加えてTOEIC用の文法書もやり始めたくらいです。ここでとりあえず受験料や旅費、ホテル代、参考書代諸々を貯金し終わりました。詳細はまた別の記事で書く予定なのですが、予備校には通わないつもりだったので割と簡単に貯まった覚えがあります。TOEICの抽選は落ちました。
【10月】
秋学期もオンライン授業が決定したと同時に学校でTOEICのIPテストが無料で受験出来るのを知って実力試しで受けました。結果は700点台で、まぁ模試を解いていないしこんなもんかなぁ〜と納得しました。ここで点数の低さからやっとモチベーションが上がり始めました。TOEICの抽選は落ちました。
【11月】
IPテストでやる気が出始めたものの、抽選に連続で落ち続けてしまい、試験日が決まらないことには今から模試を解いても問題のストックが無くなってしまうと考えたので引き続き単語帳と文法書だけをやっていました。
11月の大きな出来事としては、1個上の受験生の合格発表がありました。そこで、「自分も来年はこうなりたいな〜」と憧れた一方、「もう1年しか無いのか〜」と気を引き締めた1ヶ月でした。TOEICの抽選は落ちました。
【12月】
ようやくTOEICが当選し、1月の受験が決定しました。試験日から逆算して直前まで模試のストックが無くならないようにコツコツ解いていっていました。この月は結構勉強した思い出があります。ただ今まで遊び過ぎていたので1日に5、6時間集中するのが限界でした。寒空の中、リスニングを聞きながらバイトの帰路に着いた思い出があります。
【1月】
1回目の受験が終わりました。実力が出せず落ち込んでいたのですが、結果は意外にも800点台だったので出願に必要な最低ラインの得点を取れてほっとしました。それと同時に、実力が出せればもっと点数が伸びることを確信して意気揚々と2月の試験に向けて勉強を再開しました。
【2月】
1月の受験で模試のストックが無くなったので新たな模試を買い足してまた模試漬けの日々になる予定でした。しかし、実際にはバイトが急に忙しくなり大学の課題もてんこ盛りという感じだったのでまとまった時間が以前より取りにくくなりました。
更に1月の点数で妥協したこともあって、購入した模試は結局途中までしかやらずに本番を迎えてしまいました。ここでサボったのがTOEICで一番後悔しているところです。試験自体は実力が出せて大満足だったのですが結果は微妙で、目標にしていた900点台に届かずかなりショックでした。しかし、これ以上 TOEICを伸ばしても他の受験者と大差ないだろうと考え、ここでTOEICの勉強は切り上げました。
【3月】
TOEICがようやく戦えるスコアになったので次は専門科目の勉強です。しかし合格者によると、専門科目は2回生からで間に合う!という意見が多数だったのでそれを真に受けて3月は専門科目の参考書選びに時間を費やし、勉強は一旦中断してバイトと遊びに徹しました。TOEIC頑張ったしちょっと休んでもバチ当たらないでしょ〜という感じで春休みを満喫して、4月から専門科目の勉強を開始する予定でした。
以上が1回生の1年間になります。書き起こしてみるとそれなりに大学生っぽい生活を送りつつ編入の勉強も両立できていたと思います。
さて、次は専門科目の勉強に移った2回生編です。長くなったので続きは次回の記事に書きます。