Music Luv Lab vol.1 Mr.Children
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久方。工藤です。新しい企画をなんとなく試みてみました。題して「Music Luv Lab(ミュージックラブラボ)」。
企画と言ってもそんな大それたものではなくて、ただただ、毎回ゲストを迎えてアーティストについてお喋りして、そのアーティスト好きな曲ベスト10を挙げてもらうって感じ。それも、僕はめちゃくちゃに一般人で、音楽関連の繋がりも知識もある訳じゃないから、呼ぶゲストもふっつうに僕の友人とか。ん。そんなものどこに需要があるかって? うるさいよ。
元々の目的は、僕自身のエゴみたいなもんだ。僕は音楽は好きだけど、聞くジャンルに非常に偏りがある。もう少し色んな音楽に目を向けたいけど、自分で発掘するのはなんだか億劫だ。それなら、こういう企画を設けてしまえば、楽しく音楽を知っていけると考えた訳だ。実際、今回第一回でも、普段わざわざ聞かないような話を聞けたり、これまで知らなかった曲を知れたりと、かなり楽しい経験が出来た。
それを文章化して残すことで、誰か一人でも暇つぶしに使ってくれたらいいなーくらいの気持ちな訳だ。もう一回言うけど、「僕も含めた素人がただお喋りしているだけ」だから、高度な会話は一切ない。
前書きはここら辺にして、早速本編へ入る。記念すべき第1回はMr.Children編です。
オープニング
工藤:「Music Luv Lab」第一回のゲスト、前浜君と柳沼君です。
柳沼:どうもー
前浜:うっす
工藤:じゃあ早速軽く自己紹介だけお願いしていい?
柳沼:何言えばいいの?
工藤:いや、改めて名前くらいでいいよ。
柳沼:柳沼です、よろしくお願いします。
前浜:茅ヶ崎のミスチル大好き人間、前浜です。
柳沼:言いきったね~(笑)
工藤:まぁ間違ってはないからな。
前浜:大好きなんでね。
工藤:まぁ、じゃあ早速話していきますか。
ミスチルとの出会い
工藤:じゃあーまずはー、ミスチルを初めて聞いた時はいつだったのか、とか、好きになったきっかけを教えて。
柳沼:どっちから行きます?
前浜:どっちでも良いよ。じゃ、俺からいくか。
前浜:小4の頃(※1)でしたね、確かね。
工藤:中々早いね。
前浜:まぁそうだね。家でパソコンでYouTube見てたんですけど、その時は、ミスチルの知識とかは勿論無かったし、そもそも存在を知ってたか知らなかったかも曖昧なんだけど、たまたま見つけてバカ喰らったんよね。
工藤:小4でミスチル喰らうって。感性えげつないな。
前浜:その曲が「終わりなき旅」。
工藤:ほぉー。
柳沼:俺も横やり入れていいの?
工藤:勿論(笑) いいですよ、全然。
前浜: まぁ喰らったといっても、何にとか説明はできないんだけどね。なんとなく、メンバーのビジュアルとか、歌声とか、全体の雰囲気とか、ひょっとしたら歌詞の内容の素晴らしさにかもしれないし
工藤:とりあえず喰らったと。
柳沼:小4でってのがヤバいよね。
前浜:うん。その後はもうひたすらに「Mr.Children 曲」で検索かけた。そしたらもう全部ハズレ無しで。
工藤:完璧に感性にバチコーンと。
前浜:そうそう。
前浜:それで学校で友達とか知り合いに「Mr.Childrenっていうヤバいバンドがある」ってめちゃ広めてた。でもそしたら俺が生まれる(※2)5年前くらいに全国的にハネてたのを知ってめちゃくちゃもどかしい気持ちになった。俺が見つけたと思ったのに、世間はみんな知ってたのかよ、みたいな。
全員:(笑)
工藤:確かに。そういう経験って中々ないな。
柳沼:その年にYouTubeを見てたってのも俺的には驚きだわ。
工藤:まぁ俺も見てはいたけど、全然パソコン触らない人がいてもおかしくないよな。
柳沼:俺らの世代のミスチルファンって、親の影響が大きいと思ってたな。
前浜:基本的にはそれが多いよね。
柳沼:俺は典型的な親の影響、今もCDがたくさんある。
工藤:ウチの親も話聞くと、ファンとは言わずとも好きだったって言ってたからなぁ。誰もが聞いてたね。
柳沼:うん。2002年にHEROが出たからそのくらいから聞いてたのかな?
工藤:2002年って、俺ら2歳だぞ。
柳沼:2002年は嘘だわ。幼稚園とか小学校の低学年かな?覚えてないけど
工藤:物心ついた時には?
柳沼:そうだね。車の中でミスチルが流れてたな。
前浜:「車の中でかくれてキスをしよう」が?(笑)
柳沼:そんな訳ねぇだろ(笑)もっとメジャーなやつ。「Sign」、「HERO」、「箒星」、「彩り」、「掌」とか。
工藤:確かに、俺でも分かるような曲たちだね。
前浜:柳沼、2000年代以降の曲が好きなイメージあるけど、この時の影響なのかな
柳沼:それは絶対ある。だって車の中でずっと聞いてたもん。例えばだけど、自分の家から前浜の家に行く、ってなった時とかに必ず通る道とかってあるじゃん。
工藤、前浜:うんうん。
柳沼:「この道を通る時はこれ流して」ってお願いしてたから、今でも覚えてる。
工藤:風景と音楽がセットの記憶であるのって凄いエモーショナルだね。
柳沼:そうそう。本当細かく、どこで「HERO」が流れる、とか、どこで「Sign」、とか分かるね。
前浜:いいなぁ。そういうのあるのマジ良いな。
柳沼:でも、数聞いてた訳じゃなくて、幼少期はその5曲だけだった。前浜みたいに即めっちゃハマったとかって訳ではなく。
工藤:うんうん。
柳沼:そもそも音楽自体もそこまで聞いてなくて、中3くらいでやっと適当に流行りの曲とか聞くようになったかな。
工藤:柳沼って、ドラマとか音楽とか全体的に入りが遅いイメージある。
柳沼:初めて見たドラマは恋仲から。YouTubeなんて高校生から見始めたからね。
前浜:へぇー。
柳沼:で、そんな俺がなんで今こんなミスチルにバカハマっているかっていうと、前浜も勿論そうなんだけど、同じ部活の友人との出会いがきっかけで。
工藤:うん。
柳沼:そいつはSって言うんだけど、Sが、試合の後とかに、「今日ライブだから早く帰らなきゃ」みたいに言って、凄い帰りの準備を急いでた事があった。
前浜:なるほどね。そのライブが?
柳沼:そう。「誰のライブ?」って聞いたら、「ミスチル」って言われて。「ミスチル? 知ってるの!?」ってなった。俺は全然音楽に詳しくなかったから、子供の頃に聞いてた曲を知ってる人に出会えたのにびっくりしたんだよ。
工藤:幼少期の頃の記憶がバーッとね。
前浜:周りにミスチルのファンがいるのはデカいね。
柳沼:本当そうだね。そこから、ミスチルを聞こうかな、と思った。俺音楽番組とかもそれまで見てなかったから、全部自分で発掘していったって感じがする。
工藤:音楽番組を余り見てなかったからこそ、誰しもが聞いたことあるような曲も含めて、全部の曲を新鮮に聞けたって事かな。
柳沼:そうそう。その後に続いたのが前浜なんだよね。
前浜:Sに続くミスチルマンが(笑)
全員:(笑)
柳沼:大学1年生になってから、カラオケってのに行くようになって。
工藤:確かに、これまで柳沼が歌うイメージってほぼ無かった。
柳沼:うん。そこで、前浜が歌うミスチルを聞いて更にハマったね。一番グサってきたのは「ファスナー」。
工藤:うわーそれ俺もめっちゃ覚えてる。あの時に初めて聞いたんだ?
柳沼:そう。「ファスナー」はね。「himawari」とかも歌ってくれたよね?
前浜:歌ったね。更にバカはまりか、そいつは嬉しいね。
工藤:ガッツリ影響与えてるってことだからね。
柳沼:そう。大きなきっかけがポンポンと。
前浜:でも柳沼の他にもそういう事言ってくれる人がいたわ。
工藤:お。
前浜:友人のRだな。あいつも元から知ってたけど、またハマったって言ってた。
工藤:言っちゃえば俺が今ちょこちょこミスチル聞くのもほとんど前浜の影響だからね。影響力でかいね。
前浜:嬉しいね。
柳沼:いやー、でもやっぱ、父親、S、前浜だわ。
工藤:三大ミスチルマン?
前浜:凄く良い気分(笑)
全員:(笑)
前浜:てかこれテーマなんでしたっけ?
工藤:なんか全部語ってもらった感あるね。
前浜:凄かった。
柳沼:いやいや、まだこれはミスチルとのきっかけを喋ったに過ぎない。
工藤、前浜:(笑)
前浜:なんかね、柳沼の話聞いて思ったのは、俺も別に小4からずっとミスチルミスチル、って訳じゃないんだよね。そこまで激ハマりって訳でも無かったかも、中学とか。
工藤:あ、そうなんだ。
前浜:なんでここまで再熱したか思い出せねぇんだよな。
工藤:そこが聞きてぇんだよ(笑)
柳沼:結構重要だけどなそこ(笑)
工藤:でも分かるわ。意外とあるよね。昔聞いてて、何か急に思い出して、改めて聞くと今になって刺さる、ハマる、みたいなの。
前浜:うんうん。案外そんな理由かもな。でもそこは分からんからいいや。
全員:(笑)
世代を超えたミスチルトーク
工藤:じゃあここで、質問を変えて。さっきもちょこっと話に出たけど、身近なミスチルファンがいる事について教えてほしいな。どんな人がいるでもいいし、いる事のメリットとかでも良いよ。
前浜:ミスチルファンがいる事について。うーん。そもそも中々いないっすね。
柳沼:マジいない。
前浜:いなさすぎて、同世代にミスチルファンがいた時のテンションの上がり方は凄いかも。それこそS、柳沼とかしかいないな。
柳沼:いたら嬉しいしか言うことないよ。
工藤:まぁそうだよね。じゃあ、メリット的なのってある?
柳沼:メリットかー。俺の周りにいるミスチルのファンは、前浜とS、後はバイト先の同級生の3人なの。で、そのバイト先の奴も親がミスチル好きでしかもめちゃくちゃガチ勢。
工藤:やっぱ親の影響あるんだね。
柳沼:うん。それで、写真展に行ったの。ミスチルの。パルコまで。
前浜:ミスチルがメインってよりか、カメラマンの人の展示会みたいなのだよね?
柳沼:そうなんかな。前浜も持ってるミスチルの服、あれちょっとほしくて。で、俺展示ブースを一回ちょっと出ちゃったの。で、戻ったらもう無理です。服買えないっていううざい思い出が
工藤、前浜:(笑)
前浜:厳しいね(笑)
工藤:てかメリットを聞いてたんだけど(笑)
柳沼:ごめんごめん(笑) そういうのに行けるってのが良かったな。
前浜:そういうのに誘えるほどの友達って確かに俺いないかもな。
柳沼:ライブのDVDを貸し借りしたり、その感想を共有したりできるのもめちゃくちゃ嬉しい。
前浜:うんうん。そういう意味では凄い良い関係だよな。
柳沼:同じ熱量のファンがいるってのは良いね。
工藤:なるほどなるほど。
前浜:でも少ない。
柳沼:マジでそう。
工藤:まぁ、中々この年代でミスチルめっちゃファンって人いないよね。俺逆にびっくりしたもん。
前浜:俺たちに?
工藤:うん。同じ仲良いグループに2人もいるって。今また流行ってんのかよ? みたいな。勿論知ってる人くらいはたくさんいるだろうけどさ。
柳沼:ミスチル好きって話して、俺も! みたいな人いても、「Pink(※3)とか知ってます?」とか言って知ってた人いないもんなー。
前浜:Pink(笑)
工藤:知らねぇ(笑)
全員:(笑)
前浜:良いの思いつきました。
工藤:お。
前浜:さんざん言った通り、同世代にいないけど、逆に言うと、本来色んな世代に聞かれるべきバンドとは言っても、傾向としてはやっぱり俺らの親くらいの世代がのめり込んでた訳じゃん。
工藤:そうだね。
前浜:そういう上の世代の人と話せるのは良いね。自分と30.40も離れた人と、「ミスチル」っていう共通点で盛り上がれる。
工藤:めっちゃ良いねそれ。世代を超えて話せるの。
前浜:きっと向こうも嬉しいと思う。俺が逆の立場だったら嬉しいもん。
工藤:「君も分かるのか!!」みたいなね。
柳沼:いいな。そういう経験はまだ無いわ。
前浜:それこそ、うちのバイト先の前の店長とかがそうだった。てか、これテーマに沿ってますかね?
工藤:全然大丈夫よ。会話が出来るレベルって事は充分身近なファンって言えるでしょ。
工藤:いいな。当たり障りない話かたまに麻雀の話が引っかかるくらいしかないや。
全員:(笑)
ミスチルファンの女の子、待ってます
工藤:じゃあ例えばさ、同年代の女の子でミスチルファンとかいたらやっぱ気になっちゃう?
柳沼:え、それは「Pink」とか知ってるレベル?
工藤:「Pink」好きすぎだろ(笑)
前浜:(笑)
工藤:でもそんな感じ。ライブ良く行きます! みたいな、結構なファン。
前浜:これ、マジで嬉しいどころじゃない。俺ガチでクソちょろいぞ。
工藤:好きになっちゃう?(笑)
前浜:「虜となって天国へと~(※4)」だよ。
全員:(笑)
前浜:マジでいないからね。いなすぎる分感動がデカい。俺の人生において、ミスチルって大きすぎる。
柳沼:絶対後でそういう感じの質問来るぞ(笑)
前浜:マジ?
工藤:あなたにとってミスチルとは? みたいな?(笑)
前浜:マジか。でも、話戻るけど俺音楽の趣味っての超見ちゃうわ。
工藤:マージで分かる。
前浜:音楽の趣味が合わないって、マジで気になっちゃう。超重要視しちゃう。
工藤:いや本当にそうだよな。確かに。好きな子と聞いてる曲合うってマジヤバいよね。生活水準が4段階くらい上がる。
前浜:同じくらいの熱量を持つのは強要しないけど、良さが分からないというか、理解示せない人はマジでキツいかもな。だって俺の生活がミスチルなんだから。暮らせないよ一緒に(笑)
工藤:冗談っぽく言ってるけどガチよね。うわーそうだよなぁ。
柳沼:俺も確かに、韓国とか聞かないからそういうのずっと流されたら、あ、ここカットで。
前浜:バカだなぁ。ここカットで、まで使うんだよ工藤は(笑)
柳沼:おい!(笑)
工藤:(笑) 前浜がそう言ったから使います。
柳沼:全ッ然聞いてる人を軽蔑してる訳じゃないです。これはマジ。俺もBTSとか聞くしねたまに。
工藤:いやでも、音楽が合わないのキツいってのはマジで分かるよ。
前浜:ミスチル愛が募るにつれて、そこはね。
工藤:好きになった子を矯正させるのはかなりハードだから、ミスチルを好きな子を見つける方が良いね。
柳沼:まぁ理解さえ示してくれればね。
前浜:確かに。まぁでも適当に「良いよね~」とか言われたら腹立つけど。
全員:(笑)
日常の中でミスチルに影響を受けている事
工藤:じゃあここでいったん休憩しよか。
前浜:うい
柳沼:おっけー
(休憩中に、次の質問について少し話す)
工藤:じゃあ、早速再開という事で。じゃあ、日常生活でミスチルに影響を受けてる事ってなんかありますか? 何でも良いよ。
柳沼:なるほどね~(棒)
工藤、前浜:(笑)
工藤:随分わざとらしいなるほどだったね。
前浜:大根役者おるやん。
工藤:さっきちょっと話しちゃったからね。
前浜:えー、ミスチルが影響を与える事。当然ミスチルが出す曲は全部好きなんですけど。桜井さんが「Bank Band」っていうカバーが主流のバンドも組んでて。
柳沼:へぇ。
工藤:へぇって(笑) 知ってるでしょ(笑)
柳沼: へぇ(笑)
前浜:相槌下手だな(笑)
全員:(笑)
前浜:当然カバー曲には元々知ってたのも、そこで初めて聞いたってのもあるけど、特に前者。知ってはいたけど、それまであんまり聞いてなかった曲? そういうのをめっちゃ聞いてみようってなる。
工藤:それはかなり影響受けてるね。
前浜:桜井さんが喰らってるなら、俺も喰らうだろ! みたいな。
工藤:おお(笑)
前浜:もうね、これは宗教なんです。俺は桜井さんの信者。
柳沼:桜井ラバーじゃん!!
工藤:で、実際喰らうのやっぱ?
前浜:まぁ、そうだね。でも、分かんない。本当に良いと感じてるのか、桜井さんがカバーしたから良い、と思い込んでるのか。
柳沼:でも、自分もそういう事良くあります。
工藤:まぁそうだよね。
前浜:続いていい?
工藤:どうぞ。
前浜:大した事じゃないけど。一時っていうか、今もそうなんだけど、髪型とかは影響受けてる、特に若い頃の桜井さんの髪型。
柳沼:髪型ねぇ。
前浜:センターパートの長めのさ。
工藤:はいはい。分かる。
前浜:後は、結構カラオケで何歌っても桜井さんっぽくなっちゃう。
工藤:歌い方まで影響されるって凄いよね。でも確かにマジでイタコレベルで桜井さんそっくりだよな。めっちゃ上手い。
工藤:柳沼はなんかある?
柳沼:歌詞とかからは考え方の影響受けてない事もないかな。
工藤:なるほどねぇ。それはあるかもね。
前浜:考え方ってのは難しいんだよね。桜井さんに対して共感はまた違う気がして。
工藤:というと?
前浜:ミスチルの曲って、昔は違うけど、最近になればなるほど自分の言いたい事を言わなくなってきてる。エゴが消えてきて、色んな人が聞けるような、色んな思想の曲が増えてきてる。
工藤:なるほど、時代の変化なのか、自身が年齢を重ねて落ち着いたのか。面白いね。
前浜:だから、桜井さんの考え方とか思いの真相みたいなものは分かんない。良く桜井さんは2番の歌詞に自分が言いたい事を書くって聞くけど、本人がそう言ったかどうかも俺は分からないから、結局本当か分からないんだよね。エゴを出さなくなってきたってのは本人が言及してたけど。
工藤:なるほどなるほど。
柳沼:そういやあったかも。
工藤:お?
柳沼:まぁさっき言ってたのとちょっと似てるけど、桜井さんの好きな曲、とか思い入れある曲とかにはハマる。これ推したいみたいに桜井さんが思ってるやつ。
前浜:それはミスチルの中でって事?
柳沼:そう、これは自信作だ、って言ってるやつ。例えば「ロードムービー」とか。
工藤:分かる分かる。好きなアーティストが推してるんだもんな。
前浜:あるある。
柳沼:単純だけどね。
工藤:みんなそうよ。そんな単純になっちゃうくらい好きなのよ。
言葉で表せない想いがある
工藤:次、最後の質問にしようかな。
柳沼:もう少し話したかったねぇ。
工藤:確かに会話的には物足りない感じするよね。でも、記録用に打ち込んでる文字数が今6000超えてます。多分ちゃんと文章にしたらもっと長くなる。
前浜:マジか。
柳沼:それはまずいね。
工藤:まぁ、この後好きな曲ベスト10も聞くのでね。それじゃあ、最後に、2人が思うミスチルの一番の魅力ってなにかな?
前浜:うわー。ここで言えば良かったさっきの。絶対ここだ。
工藤:さっきのって?
前浜:色んな考えの人がいる中で、桜井さん自身が考えてる事を抑え込んでまで、色んなテーマで多様な曲を作ってるところ。
工藤:受け手の事を考えてって事ね。
前浜:そう。んーでも、なんとも言えねぇな。ミスチルだけじゃなくて、色んなアーティストがそうだろうし。でも、それが凄く上手な人だと思う桜井さんは。型にはまっていないというか。
柳沼:うんうん。
工藤:大人だよね。
前浜:昔の尖ってた時の方が好きだって人も、今の色んな考えがある曲が好きな人も聞けるってのは良いね。
前浜:(型にはまっていないと言えば)「Mr.Children」っていう名前もその由来もね。まぁあれ嘘なんだけどね。
工藤:え、嘘なの?
前浜:「大人から子供にまで響く音楽を届けたい」っていうのはテレビで言ってるだけで、本当はバンド名に「Children」をつけたくて、それで正反対の「Mr.」をつけたってだけらしい。
工藤:マジか(笑) 後付けなんだ(笑)
柳沼:でも「くるみ」のMVとか見ると、アダルトとチルドレンの対比をしてるというか。
前浜:まぁさっきも言ったけど、いい意味で型にはまってない。受け手の捉え方次第で見え方が違うのが良いよね。
柳沼:俺はやっぱり、歌詞とかメロディだな。
工藤:素直に楽曲が素晴らしいと。
柳沼:うん。歌詞とか、ギターの音とかにこれまで魅力を全く感じてなかったから。歌詞とかで好きになった事ない。マジで音楽聞いてこなかったじゃん俺。聞き始めた時も、流行りの曲をなんとなく曲調で好きになったり。
工藤:うんうん。
柳沼:でもミスチル聞き始めてから歌詞とかの大切さも知れた。ギターの音とかベースラインとかドラムとか、そういう今まで意識してなかった部分に目を向けれるようになった。
工藤:それは凄く良い事だね。
前浜:いやぁ。いざ聞かれると分かんねぇなミスチルの魅力って。ありきたりになる。
工藤:中々思ってる事を言語化するのって難しいね。
前浜:宿題にする?(笑)
全員:(笑)
前浜:でもダメだ。何言ってもチープっすわ。本当に思ってる事を言ってはいるんだけどね。
柳沼:うーん。
前浜:「Mr.Children」の楽曲の中って、沢山の登場人物が出てくる訳じゃん。
工藤:そうだね。
前浜:それで曲の中で色んな人に出会うじゃん。
柳沼:うん。
前浜:そういうの聞いてると「色んな人いるよなぁ」って。多様性を認められるようになったかな。
工藤:前浜ってマジでそうだね。どんな考えの人がいても本当に否定しない。それって影響受けた事で一番良い事じゃない?
前浜:そうかもね。
柳沼:いやぁ、難しいなぁ。
前浜:悔しいっす。最後の一番答えたいこの質問で言葉が出ないのは。
工藤:何言っても満足いかないってのは最高に好きだから故だと思うけどね。
工藤:ありがとう。中々聞けない貴重な話を聞けた。
前浜:こちらこそですよ。
柳沼:うん。
工藤:この後は、事前に考えてきてもらった、2人の「Mr.Childrenの好きな曲ベスト10」を発表してもらいたいんだけど。
前浜:いや、本当に泣きながら選んだよ。
柳沼:本当それ。マジで無理すぎた。
工藤:そうだよね。良い曲多いし大変そうだ。
前浜:でもこんな貴重な機会をありがとうございます。これまで、ミスチルの曲のランキングをつける事から逃げて生きてきたんで、凄い悩んだけど面白かった。
工藤:ちゃんと2人が挙げた10曲ずつはしっかり聞いてきました。
柳沼:どっちから発表する? 俺からの方が良いな。
前浜:いいよ。
柳沼:じゃあ俺からで。
工藤:了解。それでは、「柳沼が選ぶミスチル好きな曲ベスト10」、次回のnoteでお会いしましょう。
注釈
※1...2010年頃。
※2...2000年生まれ。
※3...「Mr.Children」の楽曲、「Pink~奇妙な夢」の事。
※4...「Mr.Children」の楽曲、「虜」の歌詞の一部。