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第16回読書会「怖かった本」

こんばんは。
10月ももう終わりですね。今回の読書会の為に自室をハロウィン🎃仕様にしてみました。こんなにハロウィンに向き合ったハロウィンは初めてです。色々ハロウィンについて調べたり、オーケストリオン集めたり、飾りつけを用意したり…。1日限りで終わっちゃうのが残念ですが、久々のハウジングも色々楽しかったです。

さて、今日はハロウィンも近かったので、お題を「怖かった本」にしました。ゾクゾクする本お好きですか?サスペンス、ホラー、自分は映画でいえばバーン!!!…と脅かすようなものではない、設定がしっかりしているホラーは割と好きな方です。
では、みなさんの「怖かった本」をご紹介いたします。



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1.K・Bさん 「執念 覚悟に潜む狂気 」 合戸孝二著 ベースボール・マガジン社(2018)

左目の失明、過剰な筋発達による神経障害。それでもなお、肉体の限界に挑み続けるのはなぜか−? ボディビルに人生を懸けた男・合戸孝二の半生記。合戸式トレーニングの神髄もまとめる。(「TRC MARC」の商品解説より)

ボディビルダー合戸孝二さんの自伝で、ボディビルの為に失明をしてまでトレーニングに打ち込む姿はまさに狂気…とのこと!
一つのことに打ち込む姿は素晴らしいですが、それが周りの人から見ると行き過ぎに見え、狂気を感じる…。ホラーとは違った恐ろしさがありますね。




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2.S・Aさん 「死のロングウォーク 」 スティーヴン・キング著 扶桑社ミステリー(1989)

近未来のアメリカ。そこでは選抜された十四歳から十六歳までの少年100人を集めて毎年五月に〈ロングウォーク〉という競技が行われていた。アメリカ・カナダの国境から出発し、コース上をただひたすら南へ歩くだけという単純な競技だ。だが、歩行速度が時速四マイル以下になると警告を受け、一時間に三回以上警告を受けると射殺される。この競技にはゴールはない。最後の一人になるまで、つまり九九人が殺されるまで、昼も夜もなく競技はつづくのだ。体力と精神力の限界と闘いながら、少年たちは一人また一人と脱落し、射殺されていく。彼らは歩きながら、境遇を語り、冗談を交わし、おたがいを励ましあう。この絶望的な極限状況で最後まで生き残るのははたして誰なのか―。死と直面する少年たちの苦闘を描いた、鬼才キングの問題作、ついに登場。(Amason商品説明より)

さすがの巨匠。スタンド・バイ・ミーの映画を見た自分が、中学生で同じ著者だと思ってみた本がとんでもなくホラーで中断した覚えがあります。
この本は、「じわじわと来る(人が死んでゆく)感じがトラウマで、多分もう一生読めませんと」コメントいただきました。そんなこといわれたら読みたくなっちゃうじゃん🐓



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3.N・Nさん 「ボトルネック 」 米澤穂信著 新潮文庫(2009)

亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した…はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。そんな「若さ」の影を描き切る、青春ミステリの金字塔。(「BOOK」データベースの商品解説より)

存在しない姉のいる世界に飛ばされ、世界の差異から恋人の死の真相に迫るという…。主人公のたどりつく結論に背筋が凍ったとのことでした。
ミステリーなので細かい所は伏せてくださったのですが、この本はわりと自分も読んでみたいな、と素直に思った本でした。即カートにつっこんだツワモノもいらっしゃいました。



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4.C-San 「20世紀少年」 浦沢直樹著 ビッグコミックス(2003)

高度成長から一転し経済は停滞、オカルトブームが起き、世界滅亡の空気まで漂いはじめた1970年代。そんな時代の中で少年たちは、地球滅亡をもくろむ悪の組織や、東京を破壊し尽くす巨大ロボットに蹂躙され、混沌とし、滅亡に向かっていく未来の世界を空想した。そして、それらに立ち向かい地球を救うのは、勧善懲悪の正義のヒーローとその仲間たちだ。下らないようなストーリーを描いたスケッチブックを、少年たちは“よげんの書”と名付ける。しかし大人になるにつれ、そんな空想の記憶は薄れていく。
1997年、主人公のケンヂは、突然失踪した姉の娘のカンナを養い、コンビニを営む平凡な日々を送っていたが、お得意先の一家の失踪や幼なじみの死をきっかけに、その薄れかけていた記憶を次第に呼び覚まされていく。そして世界各地の異変が、幼い頃空想した“よげんの書”通りに起こっていることに気づく。一連のできごとの陰に見え隠れする謎の人物“ともだち”との出会いによって、全ての歯車は回り出す。

こちらはコミックスです。主人公のケンヂが子どもの頃に書いた「よげんのしょ」通りに起こる不思議な事件、そして「ともだち」の存在を知り、陰謀を止めるために奔走する。どの巻もハラハラし通しでしたが、12巻でケンヂがある集会に招待されます。そのページを開いた瞬間、息が止まる程怖かったのを覚えています。夜に暗い部屋で読んでいた事もあいまって、死ぬほどビビリました。ぜひ、電子書籍版ではない紙のコミックでご覧ください(重要!)。※21世紀少年はこの続版です。


読書会を終えて

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さていかがでしたでしょうか。映画と違い、恐ろしい表現は文章では難しいかもしれませんが、怖い本てたくさんありますね。
今回はコミックスを紹介しましたが、湊かなえさんの「未来」(双葉社)なんかも悲しく恐ろしい話だなと紹介するか悩んでいた次第でした。
母から子どもの頃「おばけなんかより「人間」が一番怖いよ」と言われたのを思い出しました。

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読書会も16回目となりました。今月も読書会を行いましたが、自分が忙しかったりワクチンで眠っていたりしたせいであまり本を読む事ができませんでした。それでも一冊ずつ続けてよめるようになったのはこの読書会のおかげだなあとヒシヒシ思います。
うまく運営できていないかもしれませんが、ずっとのんびり続けていきたいと思っているので、お時間あるときはぜひ一緒に本を読みましょう。待っていますよ~。



さて。11月は我らがFF14の新ディスク暁月のフィナーレが発売されます。
もちろん新ディスクが発売しても、読書会は行おうと思いますが、さすがにアーリーアクセス後の土曜日はお休みにしますね。誰もこんやろしw
自分はウサ男になってリーパーと竜騎士と賢者、無人島スローライフをがんばりたい所存。良かったら一緒に遊んでくださいね。

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ではではお疲れさまでした。

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