昨日の日記。 息子はDeNA、父はビールの売り子に注目の巻

3連休最後の昨日は長男と2人、ハマスタで横浜DeNAベイスターズvs広島東洋カープの試合を観に行きました。

長男がベイスターズファンで、中学生以下なら応援ユニフォームを無料配布するという太っ腹なイベントがあり、誕生日も近かったので連れてってあげました。

もらったユニフォームに早速大好きな山本佑大選手の背番号をプレスしてもらい、大満足の息子。試合も6対1の快勝で、最後まで満喫できたようで良かった。牧もホームラン打ったしね。前日にソロバンの全国大会で1種目ですが優勝しており、それも合わせて良い連休になりました。

さて、野球経験があり、野球自体は好きではありつつも、ベイスターズファンではない私が注目していたのはビールの売り子さんです。

変な意味で変なところに注目していたのではありませんよ。勘違いしないでくださいね。プンプン。いや、見るけどさ。
純粋に「大変な仕事だよなぁ」と、心から感心しておりましたのですよ。

あの背中に背負ってるビールサーバー、10kgぐらいあるのだそうです。それを背負ってひたすら階段を登って下って。ガラスの膝を持つ私には信じられない、過酷なトレーニングのような、亀仙流の修行のようなものです。たぶんみんなかめはめ波打てます。…、実際膝を痛めない為に多くの売り子さんはサポーターを着けてました。

そして暑さ。普通に座っていても暑いのに、歩き回って階段登り降り。そりゃもう汗だくです。真夏のデーゲームなんてたまらないだろうなぁ。こっちもたまらない。

えっと、そんなしんどい状態ですが、彼女たちは最大の商売道具である笑顔を絶やしません。それぞれの素敵な笑顔、十人十色の笑顔を見ていて、素晴らしいなぁと感じました。汗が輝いてました、本当に。

ここからは急に現実的なお金の話ですが…、
ビールの売り子さんの稼ぎはやはり普通のアルバイトと比べると、効率は良いようです。

まず実働4時間×基本時給。
これは普通のアルバイトと同じくらい。
それに加えて売った分だけ歩合給が有ります。これが30〜50円、売った杯数によって加算されたりもするのだそう。
天候だったり売り子さんの人気によって異なりますが、1人で80杯〜多い人で200杯とか売るんですって。
時給換算で3,000円〜5,000円以上。すごい。でも、それぐらい彼女たちは頑張ってます、間違いなく。

野球観戦は、選手だけじゃなくて審判やボールボーイ、マスコットキャラやチアの皆さん、ビールの売り子さんや売店の皆さんも、そして応援するファンの皆さん全員で作ってる空間だなと思いました。

そう言えば、カープの選手が超ファインプレーをした時に、ベイスターズファンも皆さん「すげーっ」って言いながら拍手で称えていて、こういうの好き♡って思った。鳥肌立ったし泣きそうになった。

そんな感じで親子共々良き日でございました。