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お悩み事例3「上司がテキストコミュニケーションが苦手で困っている件」

ノームの人間関係お悩みショートラジオ第3弾

みなさんこんにちは、僕のnoteを読みに来てくれてありがとうございます!

カウンセラーが人間関係のお悩みにアドバイスを送るショートラジオのコラム化第3弾目です!

さて、早速今回のお悩みは「職場の上司」にまつわるエピソードです。


お悩み「上司がテキストコミュニケーションが苦手で困っている件」

30代男性
上司との対面でのコミュニケーションはうまくいっているのですが、テキストコミュニケーションに苦慮しています。

私の会社はリモートと対面を3対2くらいの割合で行っているのですが、出社日を意図的に合わせることをしていないので、テキストコミュニケーションが基本です。

上司はいつも言葉足らずで何を伝えたいのか分からないメールをよくしてきます。それに対して更に質問するとまた噛み合ってない返信がきて、それに苛立ちます。

また全体的に淡白な内容なので 承認されている気分にはなりません。(ありがとうなどの言葉はまずない)

テキストのやり取りにつかれて発信内容を正確に把握したいので、対面かリモートで話をさせてください、とこちらからいつも確認をしており、それも面倒になってきました。

上司のコミュニケーションの取り方を変えてもらうことは難しいでしょうか?


テキストコミュニケーションが苦手な人と関わるコツ

ご相談ありがとうございます。リモートワークが増える中で、テキストコミュニケーションの重要性が高まっている今、この悩みは多くの方が抱えているものです。対面ではうまくいっているのに、テキストだと噛み合わないという状況、非常によくわかります。特に、上司とのやりとりがスムーズにいかないとストレスが溜まりますし、部下からは指摘しづらいので余計に困ってしまいますよね。

では、どうすればこの状況を改善できるでしょうか?ポイントをいくつかお伝えしますね。


ポイント1 認識の変更

まずは、上司に対する認識を少し変えてみましょう。上司だからといって「自分より仕事ができて当たり前」「1を伝えたら正確に1が返ってくる」という期待を持ちすぎると、その期待が裏切られたときの失望も大きくなります。

この上司に対しては、「耳からの情報が弱い人」と再認識してみてください。対面では良好なコミュニケーションが取れるのに、テキストだとうまくいかないという点から、テキスト(文字情報)を処理するのが苦手な可能性が高いです。

認識変更を行うことでまずはこちらの心に余裕を生んでください、そうすると視点が変わり対策を実行しやすくなるものです。

ポイント2 優位感覚を活用する

NLP(神経言語プログラミング)の知識を借りて、上司の優位感覚に訴えかける方法を試してみましょう。人には視覚、聴覚、感覚といった優位感覚があり、それぞれ得意な情報の取り入れ方が違います。

この上司さんはテキストコミュニケーションが苦手なため聴覚感覚が弱い可能性があります。(文字の処理は目ではなく実は耳なのです!)

上司さんが視覚優位であれば、メールに大切な部分を色分けしたり、図や矢印を使って情報を視覚的に整理することで理解を助けることができます。

また、感覚優位の人なら「しっくりくる」「腹落ちする」といった体感的なキーワードを使うと効果的です。

ポイント3 期待しすぎない

期待しすぎるとお互いにストレスが溜まります。期待を少し下げて、上司の不得意な部分を理解し、サポートしてあげることで、心の余裕が生まれます。サポートは誰かを育む視点にも繋がり、長期的には自分自身の成長にもつながります。困った目に遭っているのではなく、自分が成長する機会だと少し頑張って前向きに捉えてみてください!

ポイント4 プラスのフィードバックを送る

上司が「ありがとう」などの感謝の言葉をあまり使わないのは、効率重視のためかもしれません。こちらから積極的に感謝の気持ちを伝えることで、上司との関係を温かくすることができます。例えば、「この点について助けていただきありがとうございます」といった具体的な感謝の言葉をテキストに含めるようにしましょう。

また、対面でのコミュニケーションでも、上司の発言に対して拍手や頷きを大きくするなど、非言語的なアプローチを試みてください。

ビジネス感覚が強い方は効率的な一方、心の温度が下がり気味の方も多くいます。心の温度が冷めた人に温かいものをこちらから注いであげる、そんな養育的な視点があってもいいんじゃないかな!

ポイント5 一緒に練習しちゃう!

一度、上司に対して「私も苦手なのでテキストコミュニケーションを要約する練習をしませんか?」と提案してみるのも一つの手です。これは、上司のプライドを傷つけずに改善の意識を持ってもらう方法です。まずは上司さんに「自分のテキストコミュニケーションには問題がある」と課題意識を持ってもらう一歩を目指してみましょう。

どうしてもテキストでは難しい場合、「重要な内容は対面やリモートで話しましょう」と明示的に提案するのも一つの方法です。コミュニケーションの改善は一朝一夕にはいきませんが、少しずつ工夫を重ねることで、より良い関係を築いていけると思います。

これからも応援しています!一歩ずつ前進していきましょうね!

まとめ

1 認識変更「上司だからできて当たり前」→「「耳からの情報が弱い人」と再認識してあげよう!

2 NLPの知識を借りて、優位感覚に訴えかけよう!

3 期待しすぎずに上司を育て直す視点を持ってみよう!

4 まずはこちらからポジティブなアプローチを心に注いであげよう!

5 テキストの要約練習を提案して一緒にやってみよう!

終わりに

第3回目「ノームの人間関係お悩みショートラジオ」アーカイブはこちらから視聴できます♪
⬇︎
https://twitter.com/i/spaces/1mnxepaLkgoJX

1つの関わり方の工夫として似たような状況時には参考にして下さい、またみなさんの大切な人が似たような人間関係トラブルにあった時は「こんな考え方もあるよ」とそっと伝えて心を楽にしてあげて下さい。

カウンセリングやコミュニケーションレッスンなどご希望の場合も気軽にご連絡ください、またお悩みも大募集していますのでドシドシくださいね!

ここまで読んでいただきありがとうございます、新しい視点や考え方を得てみなさんの人生が向上することを願っております!

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