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最強チームワークの「何でも屋さん」になりたい

5月26日(金)
仕事後、いつものリモートミーティング。

まじめな打ち合わせからなんとなく雑談のようになった話の流れで、小武くんからふと「千香は"やりたいこと"ってある?」と聞かれました。

実はあります。

「自分の好きな本だけを集めて、小さい本屋さんをやってみたい。収入を得るのは難しそうだから、しっかり貯蓄しておいて、仕事を引退してから趣味程度にできたらいいかなあ。」

そしたら、

「それ、デイサービスでやろうや!」

そこから話がふくらんで、楽しい議論になったので、今回はそのことを記録します。


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私たちのコンセプトは「だいたい、なんでも一緒にやってみる」。土井くんの言葉で言うと「何でも屋さん」です。※詳しくはこちら
「何でも屋さん」を名乗るからには、来てくれる利用者さんのやりたいことはもちろんだけど、スタッフのやりたいことも実現できる場にしたいよね、と3人で共感。

そのためにはまず、「やってみたい」と言える雰囲気であることが必要だと思います。「そんなの無理だよ」とか、「自分はそれ興味ないから…」とか、消極的な反応があると、思いを口に出しにくくなってしまいます。かといって、無関心も悲しい。

みんなそれぞれ、興味の在りかや趣味は違って当然。
同じだけの熱量にまではなれなくても、理解し尊重し合える、「うまくいくかわからんけど、やってみよう!」ってみんなで動き出せる。そんな場になったら、あれこれチャレンジしやすいし、良い雰囲気は利用者さんにも伝わっていくと思います。

「だけどまあ、自分の"好きなもの"を持ってる人なら、他人の好きなものややりたいことも大事にできるんじゃない?」
「採用面接とかするときに、好きなものについて語ってもらいたいな〜」
なんて話も出ました。それ楽しそう。

これまでにも、色々な話の流れから、スタッフの意識の持ち方や働き方などについては議論になったことがありました。
まだしっかり具体的に話す段にはなっていないけど、ゆくゆくはきちんとシステムづくりをしていく必要もあるかと思います。


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一方で、「ズレがあるのもいいよね」という話にもなりました。

小武くんから見ていて、私と土井くんの間にはズレがあるけど、いい感じにハマっているそうです。
あまり意識したことはなかったけど、確かに真逆のタイプではあります。

私は難しいことを考えるのが嫌いな感覚派。
見たものや感じたことなどを分析し説明するのが苦手で、「これ、なんか好き!」みたいなアホな感想になりがちです。
何かに取り組むときは、とりあえず簡単な部分や得意な部分から先に手をつけていくし(なんとなく始めるから結局効率が悪かったりする)、多少のことは「まあいっか」「なんとかなるか」って軽く流してしまうこともあります。良くない。
そして抽象的な概念の話なども苦手なので、ミーティングのなかでは、自分の実体験に基づいた気づきや思いから意見を言うことが多いです。

対する土井くんは、用意周到な理論派。
行動に移す前にしっかり考えて準備をして、一つ一つ順を追って、着実にこなしていくタイプ。
取り込んだものをちゃんと自分の言葉にすることもできているなと思います。わりと抽象的な話も得意みたいです。
そして圧倒的に熱意と行動力がある!何年も前からの理想を持ち続け、実現に向けて行動していけるって、本当にすごいことです。

小武くんはというと、両者を併せ持つバランス型、という感じがします。
ロジカルに組み立てて考えることもできるし、上手に力を抜いているところもある。あと、インプットしたものをものすごい速さで咀嚼して、めちゃくちゃわかりやすくアウトプットしてくれます。これは憧れる能力です。いいなあ。

このマガジンの記事を読み比べてみても、3人の特徴が出ているように思います。


適材適所、それぞれの強みは活かして、弱みは補い合って。個人個人で見るとでこぼこしてても、チームとして、ひとつになってうまく機能していけたらいいな。

これから先、このプロジェクトに関わる人数は増えていくわけですが、つまりはまた違った特性が加わっていくと考えると、それも楽しみです。

ひとりひとりの良さを存分に発揮しつつ、お互いへの敬意や感謝は忘れずに、いいチームになっていきたいものです。


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