ときメモGS4 1周目プレイ雑記(一紀くんルート/ネタバレあり)

※改めましてのはじめに※

この文章は、発売してからしばらくして1周目をクリアした直後、2022年2月ごろに書いたものになります。

その後、ありがたいことにGSシリーズ過去作がSwitchに移植して頂けたり、
書いた当時とまた状況が変わってきているところもありますが、ご容赦ください。
(目についたところは注釈として入れておこうかなと思います)

当時の雰囲気とプレイ直後のテンション感を味わって頂ければ幸いです。

それではどうぞ!




はじめに

コナスタで予約して発売日か次の日頃には届いていたGS4、何やかや間が空いたりしましたがやっと1周目クリアしました…!久々のときメモGS本当に楽しかった〜!
間を空けずに2周目に入ろうと思っているため、一旦1周目のプレイ後雑記として感想などまとめとこうかなと。そういう雑記です。

ちなみにシリーズはGS3(DS版)しかやったことなくて、無印とGS2はプレイ動画をちょこちょこ見た程度の知識です。これを機に過去作全部Switchに移植してくれないだろうかコナミさん…。(追記:しました。コナミさんありがとうございます!!!)

1周目は、

・一紀くん狙い
・バイト:シモン(3年間ずっと)
・部活:園芸部(こっちも1年目4月か5月ごろ入部〜引退までずっと)
・1年目はひたすらパラ上げ
・課外授業や初詣、下校等は基本誘われたら断らない

って感じで進めて、無事に一紀くん真告白EDに辿り着けました。は〜良かった〜。

↓GS4公式サイト

↓ときメモGSシリーズポータルサイト



1年目

とりあえず1周目なので、全体的な初見の感想もざっくり書きつつで。

入学式

まず王子の子供の頃の声を珍しく本編と同じ声優さんがやってて少し驚いた。GS3は子役の子だったよね。
で、入学式前に成長した風真くんと再会して、PVとかでもあったかーざーまーです、を言われたり、クラスが同じになって喜びを噛みしめられたりした。

あと入学式はね〜もう正門を見てぐっと来たよねもうねえ〜。ああはば学だ、またはば学生として3年間過ごせるんだなあ…!っていうこみ上げる嬉しさがね。

氷室先生が教頭に出世してたのも感慨深かったな。校長になる日もそう遠くないのかも?

事前の配信番組で氷室先生とスキンシップの練習をするっていうのは知っていたのでそこは驚かなかったけど、けど、けど、知っていたけど、ひひひ氷室先生がほんとにスキンシップの練習してくれてる〜!?ってプレイして結局改めて新鮮に驚いた。氷室先生そういうの付き合ってくれるイメージ全然無かったわ!なんか丸くなったってことなのかな…?

各キャラ初対面+1周目を終えての印象

・風真くん

んんん風真くんすでにめっちゃ主人公のこと好きじゃない???主人公も確かにちょっと温度差というか、若干置いてけぼり感が生じてはいるものの、プレイしてるこっちとしてはもっと心配というか、えっなんかそんな仲良かったの?これ朧げにしか記憶ないのちょっと薄情なレベルなんじゃ…?大丈夫…?と困惑してしまった。

なので風真くんの初見の印象は、イケメンで落ち着いてるけど主人公のこと思い出補正でけっこう美化してない?大丈夫?って感じでした。若干の困惑。あとはちょっと地味だけど正統派王子だな、とか。

・花椿ツインズ

とりあえず初見では、華やかでしっかりものの姉・みちるちゃんと元気で明るい妹・ひかるちゃん、ってイメージ。

デイジー、バンビときて今作主人公はマリィなのね!いいねマリィ。元気でかわいく明るく可憐な感じ。

・御影先生

御影先生は自己紹介を聞くに気さくで生徒とも年齢近めのいい先生そうだなと。用務員的な感じかと思ったら農業系なのね。動物や植物が好きなのもいい人感に拍車をかけている。
モーリィ絡みのイベントありそうだなと思った(実際あったよね?)。

ちょい話が逸れるけども、先生はあの課外授業の参加生徒を募るときの「お前ら、俺が見えてんのかよ」がなんか謎にちょっと変な感じしてめちゃくちゃ記憶に残っている。言われる度に、いや見えてるよ!って心の中で返事(?)をしてしまっていた。

御影先生ルートをやったらまた変わるかもしれないけど、今のところ御影先生のセリフと言えばこれだな。

・本多くん

本多くんはもっとぶっ飛んでるタイプかと思ってたけど、常識もあってそれでいて明るく楽しくな感じだったので好感があった。楽しいことを見つけるのが得意な人なんだなと思う。素敵だな。

シャツのサイズが合ってないのとか、クイズ・ヘアカット・ダーホンのくだりとか、所々の言動で勝手に何か事情があってお家の家計が厳しかったりするのかなあと思っているのだけど、どうなんだろう。
少なくともご家族の仲が悪くないのは話の端々から分かったので、それは良かったなと少し安心した。書いてて思ったけど、妹さんの話がよく出てたし病気がちとかなのかなあ。

本多くんのスチルイベントははばチャとアンモナイトくんのやつを見れたくらいなので、まだほんとさわりって感じ。ダーホンの語呂が良すぎて心の中では出てくる度にダーホンって呼んでたよ。

あと2年目の誕生日プレゼント、面白がってくれそうと思ってなぞなぞ本をあげたらマジ引きされて大変申し訳なかった思い出。妹さんと一緒にやったら楽しいかなって…思って……ごめんね……。

・颯砂くん

颯砂くんはもうなんか初対面からすごい爽やかで眩しかった。陽だし善だし正の者だ…!絵に描いたような爽やかスポーツマンだよー!すごいよー!

あとこれは先入観がかなりあったなと振り返って思うのだけど、主人公への二人称が"君"なのがちょっと意外で、でも丁寧でいいなあと。これが令和ってことなのか…!?
てっきり"お前"とかかなと思ってた。好感度上がっても"君"って言ってくれそうだね。今回は好感度普通で終わったから分かんないけど…。

主人公と風真くんと幼なじみって情報、見逃してたのか出てなかったのか分からないけどプレイ中に初めて知ってびっくりした。
さすがに風真くんほど詳細には覚えてなさそうだったけど、小さい頃に一旦離れてまた高校で再会して仲良くなるのってなんかいいね。中学くらいで疎遠になってそのまま…とかありがちだし。
それぞれのパーソナリティがある程度出来上がってからまた仲良くなれるのってこう、逆に世界が広がる感じというか。良いなあと思いました。

颯砂くんは序盤に登場した割には全然イベントが起こらなかったので、人となりがまだいまいち分かってない部分が多いのよね。颯砂くんルートが楽しみだなあ。

1年目の動き

で、話は戻って1年目の動きについて。

一紀くん狙いなので1年目はデートしないつもり&初回プレイ、ってこともあるし、1年目はとにかくパラ上げとコマンド色々やってできれば隠し以外のキャラを全員出したいなという目標で進めました。

4月は勉強か運動かどっちか占いで良かった方のコマンドを選んでたはずで、かなり序盤で本多くん颯砂くんが登場した覚えが。どっちが先だったかなあ、本多くんだったかな…順番があやふやな程度には連続して登場してくれたのは確か。

部活とバイトもとりあえず何でも良かったんだけど、まあ王子は難易度高いだろうからバイトが一緒なくらいじゃ大して好感度も上がらないだろう、って考えと、まあ先生も一応隠しと言えば隠し扱いな訳だし、早々なびかないはずだろう、って考えから、せっかくだしって思ってシモンと園芸部にしました。今思えばこの判断がある意味甘かった……まさかあんなに好感度が上がりやすいとは思ってなかったんだ……。

一紀くんのバイト先が分からなかったから……というかバイトをしているかどうかも最初は分からなかったので、確かGS3の時はアンネリーが下がるパラメータが無かったはずというぼんやりとした記憶でアンネリーにしようか迷ったんだよね。

でもまあ1周目に一発でEDに行ける自信も無かったので(GS3の時は1周目はコウくん狙いで、けっこうデートしてイベントもそこそこ発生したんだけどカレンさんEDになったもので)、まあ2年目でバイト変えてもいいしって気持ちでシモンにしたんだけど、思った以上に風真くんが同僚として真剣にバイトの話してくれたり褒めてくれたりするもんだから、マリィが折角こんなに頑張って続けてるバイトをやめさせるのも忍びないなあと思って結局変えずで進めました。卒業後就職しない?って話も出てたしね。

結果一紀くんのバイト先がアンネリーだったのを2年目に知るという。やっぱ1周目から後輩キャラを狙うもんじゃないな!とちょっと思った。でも一紀くんが気になったんだよ~!

そんなこんなで1年目はほんとデートもせずひたすらパラ上げとバイトに明け暮れ、たまに一人で出かけて服を買ってみたりする日々が続いて終わりました。
2年目で一紀くんが登場して初めてデートに行ったとき、やっとときメモGS始まった!ってめちゃ嬉しかったもんな。いや別に他の人とデートしてもよかった訳だから、これは自分で選んだ道な訳なんだけども。どうにも心苦しくて一途プレイしかできないんだよねえ。

けどこの1年目の地道なパラ上げとシモンでのバイトが、結果後に実を結んだなあと振りかえってみて思います。


2年目

一紀くんとやっと出会う

で、2年目。

一紀くんの登場シーンとか好感度が普通の時の印象は事前に思ってたのと特にギャップは無かったかな。
ひねくれてるっていうか、そりゃまあ中学からずっと氷室一族っていうのでいじられ続けたら嫌にもなるよなあってそこは結構納得だった。こう、同じ中学に兄弟がいて、おっ○○弟じゃんみたいな感じで謎に上級生とか先生とかからいじられるやつの上位版みたいなさ……しかも相手があの氷室教頭ってほんともう相当頻度高そうだし、なんなら卒業生にもいじられてそうだし、ましてそれが中学に引き続き高校もってなったらそれは多少屈折くらいはするよ……。

だから、特に学校以外で接点のない主人公がデートに誘ったりしても何やかや来てくれたりとか、けっこう話聞いてくれたりとか、案外素直なところはちょっと意外だったかも。すごいちゃんとしてるなあと思った。

これはEDまで見た今だから思うことかもしれないんだけど、一紀くん自身もこの周りに対して棘のある態度を取ってしまうことに葛藤がすごくあるんだろうなと。そこに折り合いが上手く付けれないのも、どうしたらいいか迷ってる部分も、たぶん誰にでもあるもので、それでもそれを自分で分かってるから余計に歯がゆいし、分かってるのに上手くできない自分も腹立たしいし、情けないし、もどかしい。

けど一紀くんの、その上で逃げずに少しずつ向き合っているところがすごく素敵だなと思うし、その葛藤は誰にでもあるからこそ、きっと誰にとってもそういうところがすごく愛おしく感じられるだろうと思う。一紀くんは自分が思ってるよりもずっとすごい人だと私は思うよ。

あと早々にカップめんのスチルイベントが発生したんだけど、なんかもうクラスの人と仲良くした方がとかそういう話のもっと前に、一人でご飯食べてるのは別にいいとしてもっと栄養あるもの食べて!!ってめちゃ思ってしまった。なんかもっとお弁当とかあるじゃん!自分で作るとかも何ならできるじゃん!
毎日カップめんなのか、普通にお弁当の日もあるのか、ていうか学食あるんだから学食で食べればええやんけ、など色々な思いが違う角度から飛来して大変印象深いイベントでした。たまにでいいからマリィと一緒に食べたりしてて欲しいな。

一途プレイの都合上、仲良しグループは結成されなかったので、学食はいつもみちるちゃんひかるちゃんとばっかり食べに行ってたんだよね。GS3の時の三角関係とは違って今回は単に仲良しグループってだけなら精神衛生上あまり問題なくできるかもしれないし、どこかの周回でやってみようかなあ。

2年目の動き

2年目からの登場ってことで多少調整が入ってるのか、割と一紀くんはぽこぽこスチルイベが起きた印象。海でサーフィンしてるところにたまたま出くわしたりとか。なんか邪魔してしまってすまなかったな…。
そしてなんだかサーフィン上手くてそこそこ有名っぽいんだな。高1なのにすごいなあ。

でまあ週末せっせと遊びに誘う訳なんだけど、いまいちどこに誘ったらいいのか分からなくて毎度真剣に悩むという。いやときメモGSやってると誰が相手でも誘う先は普通に真剣に悩んじゃうよね。

無難にゲーセンとか…?うるさいの苦手かなあ…と恐る恐る選んでみたら案外好印象。

他もなんだけど、一紀くんは氷室一族で眼鏡で秀才で…ってイメージとは裏腹にすごくちゃんと真っ当に一般的な高校1年生男子なんだよね。
ジャンクフードが好きで、ゲームの勝敗にムキになって、ちょっと格好つけたりもして、サーフィンが好きで、でも将来プロになりたいとかってまではまだ考えてなくて、やりたいことを見つけたいって探してる最中で、未来が無数にあって。

プレイしてて、思ったより普通に高校生男子だな~と何気なく考えてはっとしたのが、うわ氷室一族のレッテルを貼って見ていたのは自分もじゃん……!っていう衝撃で、一紀くんは一紀くんだもんね、と思っていたはずなのに知らないうちに一紀くんもやっぱり真面目で厳しいのかなって考えてしまってたんだよね。もう申し訳ないやら自分が情けないやらで……。

そこに気付いたところから、ちゃんと一紀くんは一紀くんとしてマリィと一緒に向き合わなきゃだめだ!ごめんマリィ!ごめん一紀くん!という気持ちにすごく駆られた。

サーフィン関連のイベントが良

そんなこんなで少しずつ仲良くなってきて、海に誘われたりもして。
一紀くんのあの動くスチルのやつ、夕暮れの海ですごくいいよね……!あとはばチャのサーフィンの大会のスチルもすごい好きで……なんかこう、デートとか学校関連じゃないサーフィン関連のスチル、一紀くんの真摯に打ち込んでる感じとか、ちょっとオフの姿って感じなのとか、マリィと一紀くんが打ち解けてきてるのがこの二人のゆるやかな距離感に現れていて、すごくいい。すごく好きなんだ……!
隣にいるのが自然というか、傍にいることをお互い許してる感じというか。いい……。

あとサーフィンをするという設定が、眼鏡キャラにつきものの眼鏡オフver.のスチルに全く違和感を生じさせていないのはマジで大発明だなと後から思った。
眼鏡キャラが眼鏡を外すの、需要があるのはすごく分かるんだけど、とはいえ軽々しく外して欲しくないという謎のこだわりと言うか自分も目が悪いからこその眼鏡キャラにはやっぱり本当に眼が悪いからこそ眼鏡を掛けていて欲しいし眼が悪いからこそ危ないのでそんな取ってつけたような理由で外したりしないで欲しいというかなんというか。その眼鏡のアイデンティティ感というか。貫いてくれよ!というか。そういう葛藤が無いのが本当に良かったですね。

修学旅行へGO

修学旅行はさすがにとき修にはならず。まあ後輩だからどっちにしても一緒には回れないしな~って思ってたんだけど、後から調べた感じどうもとき修だったらそれはそれでイベントあるみたいだね。気になる。

今回はみちるちゃんひかるちゃんと一緒に回る感じかなって思ってたんだけど、風真氏が誘ってくれたので有難く一緒に回ることに。

今作の修学旅行は長崎!京都とか北海道とかかなと漠然と思ってたので九州はちょっと意外だった。観光地だし見て回るところが多くて楽しそう。グラバー園も聞いたことあるぞ!ハート型のタイルがあるところだ!となったり。

風真氏はどうだったかな、もうこの時確か好感度が好きまで上がってたんだったんじゃなかったかな。さすがのさすがにときめきでは無かったはず……たぶん。
マリィ的には普通に幼馴染の同級生と回るって感じのスタンスなんだろうけど、普通に楽しく満喫しているようでプレイしているこっちも良かったな~と思いました。修学旅行ってなんだかんだ楽しいよね。

恒例の枕投げ後の先生の見回りだー!隠れろー!は確かみちるちゃんだったかな。氷室先生じゃなくて御影先生なんだ、と思ったら俺も混ぜろー!だったので御影先生やっぱノリが良くていい先生だなと。結局氷室先生に連行されてたけど。
これ御影先生ルートでときめきまで行ってたらもしかして一緒に枕投げできるとかあるのかな?

そしてときめきへ

で、週末ごとに遊びに誘って、たまに誘われてまた放課後の夕暮れの海で話をしたりなどして、を繰り返して、気付けばいつの間にやらときめきにって感じでした。
これは一紀くんに限らずなんだけど、やっぱ友好になった時のちょっと気安くなる感じがこう、やっ……った……!って感じで妙に嬉しいという。

余談

そういや海での会話のときだったか、サーフィンを始めたきっかけについて話してくれるくだりがあったんだけど(はばチャイベントの後のやつだったかも)、商店会長さんが教えて?誘って?くれて~みたいな。あの商店会長さんって名前も言ってた気がするんだけどもしかして佐伯さんって言ってなかった?なんか結構ときメモって関係ない部分の人名はあんまり出さないイメージだし、固有名詞で出てるってことは他でも出てくるか過去作と関係してるのかな、でもあんまり珍しい感じでもないしピンとこないな…と思った覚えがあるんだけども…。幻覚かな?

いや苗字は幻覚だったとしても、GS2未プレイだから思い至らなかったんものの商店会長でサーフィンってこれ佐伯くんのことっぽいよね…!?後からあっあれってもしかして?となったので、確認できないのが悔やまれる。またあの会話踏めるといいんだけどランダムの可能性全然あるんだよな~!

コンサートホールの設楽先輩の公演には気付いたのにな。やっぱ自分でプレイしてるのとしてないのじゃ記憶への残り方が全然違う。……やっぱりどうにか……どうにか過去作のswitch移植を……うう……。(注:しました。ありがとうコナミさん!(2回目))

デートについてのもろもろ

デート先で印象に残ってるのは、ゲーセン(スチルもあったし)と水族館・美術館、あと選択肢をちょっとふざけたせいでミスって大変後悔したはばたき山のBBQとかな。あと遊園地のナイトパレード(すごい世界観)。

これはプレイ中にも思ったしEDまで見た今でも思うんだけど、一紀くんは一紀くんと違う意見を言ったとき「そういう考え方もあるんだ」「僕にはない見方(けどそれもいいね)」みたいな感じで否定せずに肯定してくれるのがすごくすごくいいなあと。おかしいとか理解できないとかで否定せずに、マリィの意見を尊重してくれるのが本当に嬉しかった。

ときメモってゲームシステム上向こうの好みに合わせに行かないといけない場面が多いので余計になんか心に刺さったのかなあ。これも"自分の意見をちゃんと言う"っていう"一紀くんの好み”に合わせに行っていると言えばそれまでなんだけど、ちゃんと考えて、物事をポジティブな方に捉えようとするマリィの意見をいいねって言ってもらえるのが、それが一紀くんの思うことと違ってもそうやって受け止めてくれるのが、なんだかすごく優しく感じられたんだ。

なので、ちょっとふざけて甘えてみる?と思ってバーベキューの時にそれっぽい感じの選択肢を選んでみてすっごい怒られてしまった時にめちゃくちゃやってしまった!と思った。あああああごめん本当にごめんってなった。こういうふざけ方をするべきでは無かった……ごめん一紀くん、ごめんマリィ……。

あとちょっと話がずれるけど、待ち合わせの会話の「もういい、置いてく!」があのちょっとニヤけながら斜め上を見るモーションも含めてめちゃ好きです。あれと、冷静に対処してる割に全然別のところから怒り出すキャッチの撃退会話が、好きな待ち合わせ時の会話2トップな感じです。


3年目

3年目にしてやっと出会う

そんなこんなで3年目にぬるっと入り、あとはもうひたすらパラ上げとデートに勤しむ感じでした。

3年目に入ってやっと七ツ森くんと夜ノ介さんが登場したんだよね。バイトがシモンだった影響で流行と芸術がコマンド実行しなくてもガンガン上がってたので……。これで隠し以外は全員出せた形になったはず。
この二人もほぼ同時期に登場したのでどっちが先だったかはちょっと曖昧。

以下、初対面+1周目を終えての二人の印象。

・夜ノ介さん

夜ノ介さんは勝手にミュージカルとかああいう系の方面の人だと思ってたんだけど、女形だったとは!情報見逃してただけかな?スチル出てきたときびっくりした。

登場後けっこうすぐ体育の授業のスチルイベントが起こって、公演の時とのギャップにちょっとぐっと来てしまった。
3年目になってからの登場ってこともあってほとんどイベントも起きず、この後はあまり絡まず卒業まで行っちゃったので逆に夜ノ介さんのルートが楽しみ。人となりもいまいちまだ分かってないままなもので……。PVのホタルの住処での「子猫ちゃん」がすごい気になってる。

・七ツ森くん

七ツ森くんは登場時にマリィに正体がばれたことをかなり面倒くさそうにしてたからツンツンした感じなのかなと思いきや、結構普通に仲良くしてくれてこれはかなり結構わりとだいぶ好きなタイプかも……しれん……と震えました。

こう、キャラクター紹介をざっと見た時にも人気ありそうだなとは思ったんだけど、それは学校とモデルのお仕事の時の見た目のギャップとか気だるげな感じとかそういう所で思っただけであって、まさかこんな実際マリィとの会話であれ好きかもしれん!?となるとは全く思ってなくてですね。
なんかだるそうにしてる割に、放課後のアルカードでの動くスチルの時は「よっ」とかって気軽に声を掛けてくれるのめっちゃいい。いい人。常識人ぽいしね。どこかで必ず七ツ森くんルートはやろうと心に決めました。(注:その後やりました。友好→好きの変化がめちゃくちゃやばかったです……)

まさかのときめきへ(2・3人目)

3年目に入ってと言えば、春~夏ごろからついに風真くんと御影先生がデートに誘ってくるようになりまして。
風真くんがときめき状態、御影先生がハートの外周1mm残してかろうじて好き状態(これ後で思ったんだけど好き→ときめきになるのに好感度以外にも何かイベントかなんかが条件になってるのかな。ほんとに辛うじて一線を越えていないって感じのハート満タン直前っぷりのまま卒業まで行って、それ以上は上がらなかったので)でした。

御影先生は課外授業に全部出てたからまあ分かるとしても、風真くんとはデート一回もしてないんだけど!?ってびっくりした。
そりゃ3年間バイトが一緒だったし、なんだかんだバレンタインも高級チョコをあげたり修学旅行も一緒に回ったりしたけど、手作りチョコをあげた訳でもないし、1周目だからそこまでパラ上げれてる感じもしないし……(とその時は思ってたけど、この後も順当にまんべんなくパラ上げしてローズクイーンを獲れたのでこの時点でも結構パラ高めだったのかも)。

王子キャラってデート一回もしてなくてもときめき状態になることあるんだ、と結構驚いた。GS4わりとパラ萌えしやすいっぽい?

祝・ローズクイーン

イベントだとやっぱり文化祭かな。
演劇と、あとマリィがなんとローズクイーンになりまして!ローズクイーンの必要パラ、各120のところを謎に各150だと勘違いしてて、これはパラ上げ間に合わないから無理だな~と諦めてたらまさかの獲得……!GS3の時よりパラ上げ上手くなってるかもしれん!いやより上がりやすい仕様になっただけなのかもしれないけど!
でも1周目でいきなり取れると思ってなかったのですごく嬉しかった。そうだろうそうだろう、うちのマリィはすごいんだぞ!どうだ!と誇らしい気持ちに。

一紀くんも鼻が高いだろうなと思っていたら、ローズクイーンに決まったあとのコメントでなんだか君が遠い人みたいだ……と言われて、なんかすごく切なくなってしまった。そんなことないよ一紀くん、一紀くんが氷室一族とか関係なく自分は自分って言ってるみたいに、マリィだってローズクイーンとか関係なくただのマリィなんだよ……。ちゃんと隣にいる、ただの女の子なんだよ……。

演劇の方でも本音を少しこぼしていたけど、一紀くんの変わりたい、一歩踏み出したい、って気持ちがもうね、すごく高校生で、すごく眩しさに満ちていて、それでもってすごく素敵だなあと思ったんですよ。
GS4だけじゃなくて、ときメモGSシリーズって主人公や男の子たちを通して自分も青春をもう一度味わうというか、あのまばゆさとか力強さを感じることができるのが本当に好きで。そういう点でも一紀くんルートはすごく良かった。

クリスマス切ないね

クリスマスはマリィ的には最後、一紀くんも来年があるとは言えマリィと一緒に参加できるのは最後……ってことで、ちょっとしんみりしてしまった。

来年も一緒に過ごしたらいいじゃん二人とも、くらいの気持ちだったので、一紀くんが、もう最後なんだ……って思ったより重めに受け止めているのを聞いて申し訳ない気持ちに。

マリィも来年も一緒に過ごしたいねくらいの感じなんじゃないかと思ったものの、こういうのはやっぱ先に卒業しちゃう方より残る在校生の方がめちゃくちゃ寂しくなっちゃうんだよ。全然会えなくなる訳じゃないんだけど、会おうと思ったら会えるんだけど、でももう同じ学校にはいないんだなあ……校内で会うことは無いんだなあ……っていうちょっと喪失感のような寂しさがね……。

静かにマリィと、そして自分自身と向き合う一紀くんの背中をどうにか押してあげたい気持ちに駆られたけど、たぶんもう一紀くんはちゃんと前を向けてるんだから大丈夫だなとも思い。

曲りなりにも乙女ゲーのクリスマスのイベントだけど、これと卒業直前のRe:壁ドンなイベントは何と言うかほんと一紀くんの為にあるイベントなんだなあと……マリィが一紀くんを尊重してる感じとか、ちゃんと分かってる感じがまたすごく……すごく心にぐっと来て……。もうこの二人を見守れて良かったなあとね……。

あと学校のパーティの次の日にデートを入れてたらしっかりそこでも特殊会話が発生してびっくりしたと同時にものすごいクリティカルヒットしてしまって、う、うわーーーーーーー!!!とマジ照れしてしまった。マリィこういうの「一紀くん……」とかだけで流しがち(?)だけどそれだけで流せるのほんとにすごいね!?

個人の妄想です

で、バレンタインから件の壁ドン再度のイベントを経て卒業式へ……という感じでした。壁ドンのイベントはまさか一紀くんがこんなに素直に感情を見せてくれると思ってなくて、プレイヤーである自分はオロオロするしか無かったんだけど、それに対するマリィの返しが包容力に溢れててもうこんなんさ、もっとマリィのこと好きになっちゃうよね……。一紀くんもマリィもほんとに素敵な子だよ……。

ちょっとだいぶ妄想というか個人の解釈が大爆発なんだけど、それでもマリィもやっぱり不安だったのかなと思っていて。
マリィは一紀くんのことが好きで、一紀くんもたぶんマリィのことが好きで、でも決定的なことは言ってくれなくて。しかもマリィからしたら本人にはその気は無いのに幼馴染と先生からもアプローチされてて……ってなったら(これは私のプレイがアレだったんで申し訳ないんだけども)、他の人の方に行くとは自分では思ってないにしても、それは不安になるというか、早く捕まえといて欲しいというか、ちょっと怖かったりとか、そういう風に思ってしまうんじゃないかなあと。

でもそれってマリィから言うのじゃきっと駄目で、一紀くんがちゃんと自分の気持ちを認めて、一紀くんから、一紀くん自身の言葉で、気持ちで、それを伝えないと、マリィがたとえそれを良しとしたとしても一紀くん自身が自分を認められないから、だからマリィはずっと待ってたんじゃないかと思ってて。

大接近モードで一紀くんが真っ当に諭してくれるのすごく好感が持てたんだけど、そうか、でもあれってマリィの不安の表れっていうか、マリィなりの精一杯のアプローチだったのかな……とか思い始めてしまってもう心がぎゅっとなっちゃってもう、もう……。いや結構からかう感じの会話とかもあったからそうでも無いのかもしれないけど……。

卒業式

そして卒業式。校舎を見て回るところで毎回ほんとに卒業式の寂しさが感じられてしんみりしてしまう。そして毎回教会で待つとき本当に来てくれるだろうか……とドキドキしてしまう。無事一紀くんが来てくれました。

後からEDリストを見るに真告白EDだったんだけど、いやーもう前述の妄想もあったんでだいぶ感無量でしたね……。

一紀くんが、君が待っててくれるかここに来るまで本当に自信が無かった、って言うのを聞いて、そうだったんだ……!?ってびっくりした。マリィが一紀くんのことを好きだってことは確信してて、でも自分が一歩踏み出せなくて……ってところで悩んでるんだと思ってたもので……。

でも一紀くん側から見たら、とか逆だったら?って考えたら確かにそれはそうだなと。
マリィはローズクイーンも獲ったし、皆から好かれてて、素敵な幼馴染にもどうもアプローチされてるみたいで……ってなったら、少なくとも彼女に嫌われてはいないと思うけど、自分がそれに(幼馴染に)太刀打ちできるのか?って自信なんて元々無いのに更に無くなっちゃうよね。
だってこれマリィと一紀くんの立場が逆だとしたら、校内ミスターコン1位でかつ美少女の幼馴染から好意を寄せられている文武両道・眉目秀麗のハイスペックスーパーイケメンの先輩にどうも自分は憎からず思われているようだけどいやいやそんなまさか……でもそんなんこっちは好きになっちゃうよね……みたいなことな訳じゃないですか。そりゃ自信ないよなあっていう。

だからなんか本当に感慨深かったなあ。ほんとに良かった、良かったなあって気持ちで胸がいっぱいでした。教会のシルエットのスチルもあの身長差がすごくぐっと来た……。マリィ、一紀くん、良かったね、おめでとう、末永く幸せにね……!という思いのままスタッフロールへ。これまた曲がほんと~に良くてもう……。

スタッフロール後のシーンまで含めて、もう大大大満足の一紀くんルート&GS4の1周目でした!は~楽しかった~!!


おわりに

この次は御影先生を攻略したんだけど、クリア後に一紀くんのアルバム見たらまだ全然スチル埋まって無かったので、一紀くんルートに関してはどこかでもう1周しようと思ってます。一緒にアンネリーバイトもしてみたいしね。

そんな訳で、1周目の感想はここまで。ちなみにこれを書いてる間に2週目もクリアして今3週目に突入しました。


追伸:一紀くんのイメソンはスピッツの渚


(2022.2)

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