精神を病んでいる人との接し方


みなさんこんにちは。

最近、精神を病んでいる人とどう関わってよいかわからないと言った相談を受けました。
また、自分自身も精神科看護師ですが、日々の関わりに難しさを感じています。
今回は「身近な人が精神を病んでいるんだけど、どう接したらよいか」を考えていきましょう。治療や薬剤の話ではなく、身近な人がもし精神を病んだらどう接するかを書いていきます。

○「私がどうにかしてあげよう」ということはしない

「(精神を病んでいる人から)私に相談がきたんだから、よし!ここはひとつ私が解決策を出して治してやろう!!」なんて気持ちを持つ人もいるかもしれませんが、それは残念ながら難しいです。精神を病むというのはとても複雑なものです。とくに「うつ病」の場合、「頑張れば治るよ!」なんて言葉がけは厳禁。だってすでにものすごく頑張っているんです。「さらにがんばれってどうすればいいんだよ」とさらに具合を悪くしてしまうこともあります。がんばってがんばって、頑張りすぎた結果うつになるケースが多いです。応援されると余計に辛くなり、どうしてよいかわからなくなってしまうため、「早く良くなってね」などという言葉がけも本人を追い込んでしまいます。

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このマガジンは2人の臨床経験をもとに投稿しています。臨床で困っていること、対応の仕方など脳と精神分野に強い2人が臨床に即した内容で書いています。臨床でお役に立てる内容だと思います。ただし、まだ記事が少ないです。

脳神経外科看護師のあずと、精神科と訪問看護のおぬで運営するマガジン。病態に関すること、臨床での体験談などをお伝えし、同じ科で働いている人、…

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