長男の受験5

1月中旬の埼玉校の受験日がやってきた。

受験者数6000人。合格者数5000人という入試。

下の兄弟がいるので、私は早朝に家をあけることが難しく、この日はだんなが付き添いをしてくれた。

5時頃、出発して東大宮まで。長男がガッチガチに緊張しているのが、伝わってくる。大丈夫。大丈夫。と声をかけて見送り、下2人の学校、幼稚園の準備をした。

昼に終わるが、人数が多いので、教室から出てくるのに1時間かかったとのこと。

本人、手応えは悪くなかった。と帰宅。そして、すぐに塾へ。タフな人だ。

長男が出かけた途端、だんなから驚くべき事実を聞かされる。

「受験の付き添い。全部俺がいいらしいで。」

詳しく話を聞くと…

試験会場の教室に入ったらものすごく緊張したとのこと。そうしたら、お母さんの顔が出てきて(いい話のように聞こえる…)、何か僕に怒っていたんだよ。あ、このままじゃ、ダメだダメだ。と深呼吸して、自分を落ち着かせたらお母さんがスーッと消えてん。お母さんいたら緊張するから、一緒に試験に行きたくない。お父さんお仕事休めるなら、そうして。とお願いされたとのこと。

なんとも複雑でした。私…

でも、落ち着く手助けになったのなら良しとしよう。

そんなすったもんだの埼玉校受験は、夜インターネットで確認したら、合格。ただし、思っていた特進クラスではなく一般コースのようだった。

塾に連絡をしたところ、本人には細かいことは伝えず、合格おめでとう🈴とだけ言うようにアドバイス。

アドバイス通り、長男には合格おめでとうだけ伝えたら、楽観的な長男。これなら本命も大丈夫だね👍と勉強をしなくなってしまった。

本命受験まで、あと10日…

とうとう、私が不安に押しつぶされ、長男に怒鳴ってしまった。「そんなナメた態度やったら、受からん!もう受験なんかやめたらいい!」と。

ちなみに未だに長男は上記セリフを私に暗唱してくれる。そうとうこたえたらしい。今だから言えるけど…と笑ってくれる。いい息子だ(笑)

そんなこんなの中、いよいよ本命校の試験日がやってきた。

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