猫が好き
昔(昭和)1980年代後半から90年代前半にかけて「やっぱり猫が好き」というフジテレビの深夜番組(コメディーですがドラマというのとも少し違った、日常生活の面白い番組)で、もたいまさこ、室井滋、小林聡美が出ていた番組。この錚々たるメンバーで大好きでした。いつもチョロチョロ猫が出てきますが最後に必ず猫にカメラが回るのです。
子供の頃は生き物は死ぬからダメという理由(もうちょっと具体的に言ってほしかったよ、かーちゃん)で飼うことを許可されませんでした。飼いたいと言ったのはおそらく2度ほどだったと思うので、共働きだった親ならよっぽど好きでない限りはOKはなかったのでしょう。
でも金魚と鈴虫は飼ったことがありますが、いつも父の仕事で見るだけ楽しんでいました。父は盆踊りの金魚すくいで取れた金魚を4年間も生き延びさせたのです。 大人になってからそのことに本当に感心しました。
初めて自分のアパートにきた猫も雌の黒猫でした。そのこが16歳で旅立ち3年後に今度は息子がもらって欲しいと言われ選んだのがまた黒。何もまた黒でなくても…その上雄と思っていたら、また雌でした。
初めて探していたときもグレーだったのに「この子両親も兄や姉たちも貰われ、ただ1匹残ってるの。最後に生まれたんだね、でも元気だからもらってやってくれない?」と…毛が薄く、呑がチョロチョロしてて、ウヘ〜!!!
でも信じられないくらい目もまんまるで可愛くなったのです。
現在の我が家の猫
柚子、現在3歳、いつもお腹が空いています。以前飼っていた猫は真逆で困っていたのに…。猫それぞれ違うのは当たり前なのですが、体はもちろん仕草も全く違います。
*一つだけ同じことは何故だか塩素系漂白剤を少し入れたお湯で床を掃除をすると狂ったように体をなすりつけます
あるとき獣医さんから雌なのに5キロ以上は重すぎる!と食べる量を減らす、ただそれだけのダイエットを言い渡されました!
※ 現在は尻尾を入れずに約46cmから50cmくらいの身長で5kgでOK済
しかし、一回こんなに少ないの?というくらいの量(1日カリカリ50g)
いつもヒモジそうで少しかわいそうに思ってしまいます。どのくらいヒモジいかというと、餌のないお皿を舐め続けます。この量も慣れてくるかと思いきや、ずっとこの調子です。
本当のところはどうなのか、と考えます。猫にだって大きい体格とかあるのでは?短い人生(猫生)がさらに短くなってしまうのは良くないとは思いながら、毎回心を鬼にしています。
カリカリのキャットフード(普段はHill's science 変えてもなんでも食べる)だけを与えています。おやつなし!
※ クリスマスや誕生日には鳥のささみや、魚も時々やります。
猫はヒゲが何かに触れると興奮するらしく、そのせいもあるのか、あっという間に(2分くらい、でも吐きません)餌を食べるてしまうので、皿の淵にヒゲが当たっているからではないかと、平皿にしてみたら…
なんと時間が少しかかるようになりました!しかしすごく溢れます。もし肥満の猫に悩まれていらっしゃる方は是非やってみてください。
底が少しでも丸くなったのはエサが中央によって食べやすく、早くなるので、なるべく平たいものです。
ちなみにこんなのです。滑り止めもついてて少々強く押しても動きません。溢れても遠くにバラバラせず、お腹も空いているので、溢れたのも見逃さずに食べます。
おしゃれなお皿ではありませんがまあまあシンプルで好みです。(色がねぇ)
なんの変哲もない皿が7€ 以上もしました!約800円、それだけだったらいいじゃん!ですよね。でも小さく平たいだけの物でですよ。
ちなみに前に使っていた猫壱さんのを日本からわざわざ買ってきたのに持って帰って何ヶ月か後に夫が割ってしまいました!(物はいつか壊れるもの、でも早過ぎたのでさすがにムッとした)
それにしても動物のダイエットは一生続けていかなくてはならないのでしょうか?(だとしたら辛いなあ…)
4歳を過ぎても太り続けていたら肥満とみなすのだそうです。柚子はまだ3歳ですがおそらく肥満予防対処なのだろうということで納得しました。
犬のような迷路を作って運動させるというようなことはありません。せいぜいリボンとか猫じゃらしのようなもので遊ぶくらいです。でも頭だけ動かし、あまり興味を示さなくなってきています。その他ボールペン、スーパーボール、紙袋などなど。
よく外で遊ぶから、良いじゃん!と思っていましたが、何か動くものをじっと見つめるだけで動きません。
でも小さな鳥やネズミを玄関まで見せに”ときっどき”持ってきます。ちょっと半殺し状態で勘弁してほしい。
高度な学習能力も備わっていると勝手に思っています。食べる?と聞くと、ちゃんと返事をして餌を出す棚の前で待ちます。まあでも音でわかるのでしょう。
いろいろな鳴き方があり大体なにをしたいのかが分かります。
毎回必ず外に出るときに威嚇するので、武者震いと思っています。
フランス(身近に)にいる猫
フランスでは猫を飼っている(他にもいろいろなペットがいますが、ここでは猫と犬について)お宅が非常に多いです。何故だか分かりません。思うにここはバカンスが多く、帰省か旅行に出かけるので、家を何日か空けることが年に数回。週末もカップルで泊りがけで遠出します。
⚫︎近所の人や友人に餌やりを頼む
⚫︎直接友人に預けたりする
⚫︎一緒に連れて行く、もあり
このようにしている人が多くいます。
その他、猫を飼っている人が多い?理由
⚫︎トイレの臭いの問題もあるので確かではありませんが、天気が悪くても散歩に行かなくていいので猫の方が楽!
⚫︎犬は飼い主から離れること自体に問題が出てくる場合が多々あるように見受けられるので、ちょいと人に、ということが難しそう。
⚫︎猫も飼い主と離れる寂しさはありますが、慣れた家には自分の定位置があるので何とか大丈夫です。
⚫︎猫もですが、犬はホテルや犬シッターなどに預けられるので出かけられないこともありません。でもコストがかかります。散髪(トリミングか)のコストも。
⚫︎もちろん賃貸物件に動物可のところが多いのも理由の一つでしょう。
自分の周りにいる猫
最近では三毛猫もいるそうですが、日本のような三毛猫は見かけません。フランスではシャルトリューChatreuxという猫がよく知られていますが、私の周りで飼っている人はいません。
癒し
来たりこなかったりの気まぐれなネコたちですが
気分が落ち込んでいる時や具合の悪い時ストレスを抱えているときなど、人懐っこいほうでなくても近寄ってきてくれるのです。あれは何故だろうといつも思います。
柔らかーい毛並みは撫でていると気持ちが落ち着きます。ムサクサした気持ちを紛らわせてくれるし、気分変えて少し休憩しなよ!と言ってくれてるような気がするのです。 (他力!)
猫とゆっくりコーヒーやお茶、というのもなかなかのものなのです。
読んでくださり、貴重なお時間ありがとうございました。
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