アンチフットボールという言葉がフットボールを停滞させる。
明治安田生命J1リーグ第9節
FC東京1-町田ゼルビア2
やる事が恐ろしいレベルで整理されてるチームに普段着で挑んだ結果、相手の思惑通り事故を2回起こされての敗戦でした。
僕はアンチフットボールという言葉が嫌いでして、とにかく勝つ事に全振りしたサッカーも立派なフットボールで、綺麗にパスを繋ぐサッカーが真のフットボールだという理念、概念こそフットボールというゲームを画一化する元凶だと思ってます。
町田のサッカー、確かにつまんなかったです。でも、コンセプトは明確で選手達に割り当てられたタスクは明確かつ再現性も半端ない。これなら主力が引き抜かれてもすぐに代替戦力は用意できるだろうなと。
そう、すごくビジネスとして完成してるんです。
さすがサイバーエージェント。
これがエンターテイメントとして成立するか否かという論点では確かに危ういかもしれない、その一方でほとんどのファンはサッカーの質なんてものはどうでも良く、とりあえず応援してるチームが勝て良いというのが真実です(スペイン、なんならレアル・マドリーですら勝利こそ最高のエンターテイメントだと割り切ることもあります)。
では、FC東京はどんなサッカーで世の中の熱狂を起こそうしているのか。
僕としては全てが中途半端だと思えた敗戦でした。
#fctokyo
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