おかわりは半分でいい
最近、胃のキャパシティが小さくなった。
以前は2回おかわりしていた大好きなカレーが1回分も厳しい。
私が大好きでよく行っている南インドカレーのお店 エリックサウスはありがたいことにご飯のおかわりが自由だ。
ルーもご飯もおいしくて、ついついご飯のおかわりが進む。
だけどさすがに最近、おかわりが1回でも厳しくなってきた。
これといったきっかけは思いつかないが、悲しいかな年齢のせいかもしれない。
私は欲望のままに生きていると、友人によく言われる。
確かにその通りだと思う。
眠い時には寝るし、食べたいと思ったら思うがままに食べる。
だがそんな生き方にも限界がきているのかもしれない。
今まで腹八分目という言葉は私の頭に存在していなかったけど、これからはそういう食べ方を身につけないといけない状況になってきたのだろうか。
1回目のおかわりでお腹がはち切れそうになってから1週間後、またエリックサウスに行った。
今度はおかわりの量を半分にしてもらってみた。
するとどうだろう。
そこに待っていたのは、ほどよい満腹感による幸福感だった。
お腹いっぱいではち切れそうな状態よりも、食後の余韻を楽しむことができた。
満腹まで食べるのも、欲望が満たされていい。
いっぽう腹八分目は、罪悪感がないし、体への負担が少ない。
欲望を満たすことも大事だが、体への負担との兼ね合いもこれからは考えていくべきなのだろう。
今後は欲望に忠実に動くのではなく、兼ね合いを考えるという生き方をしていきたい。
だからこれからは、おかわりは半分でいいのだ。