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青梅マラソンに参加して
2025年2月16日、東京から中央線を乗り継いで約1時間半の河辺(カベ)駅にて行われる青梅マラソンに参加した。
青梅マラソンは「マラソンの普及と強化」を目的として、誰でも参加できる大衆マラソンとして、1967年スタートした伝統ある日本陸連認定の市民マラソン。過去には高橋尚子さん、野口みずきさん、一山麻緒さんが優勝している。
参加した57回の大会は高橋尚子さんと高橋大輔さんがアンバサダーとして来ていた。毎年2月に山岳地で行われるため、寒いことが多いが今年は13度と暖かい。
本マラソンの特徴は、
1. 時間 11時半スタートで、当日来場可能。千葉から臨時列車が往路、復路、1本ずつ出るので便利。
2. 距離 30キロ。ハーフより長く、フルより短い。ノックアウト手間の絶妙に疲れる按配。
3. 高低差 85.9メートル スタートから徐々に登りはじめかなりアップダウンがある。ちなみに河辺駅がすでに海抜186メートルある。
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スタートは河辺小学校から300メートルほど歩いたところの商店街。今回の大会は約13,000人の人が参加したとのことで町の人口より多い。町の人にはげまされ、スタート。青梅線に沿って走ることになる。スタートから、なだらかな上りが続き、10キロ手前から下りの山あいに、12 、3キロあたりから、くねくねした山道にはいる。スタート前に応援団が「地獄の旅に行ってらっしゃい。」と言っていたがここでなるほど、理解した。
坂の傾斜で足の裏は擦れて熱い、靴の先端に自分の爪があたっているのがわかる。こうなる事は予想し、予めテーピングはしていたが、それ以上に傾斜がきつくて足が靴の中で前に行ってしまう。
また、山なので、気温が高くても体がどんどん冷えてくる。
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復路ランナーの人とすれ違うが、彼らの顔も非常に険しい。ゴール、また山道を登り、戻ってこれるだろうか不安になった。
エイドは7キロごとにあり、前半はポカリと水しかないが、18キロあたりでゆずまんじゅう、20キロを超えると芋羊羹がでるが、昼時に過酷なコースを走るわりに、食べ物が少ない。エネルギー切れが怖くて、小さなおにぎりとソイジョイをポケットに入れて走った。
21キロ手前の関門はトイレの手前にあるが、寒さのあまり関門を忘れ、うっかりトイレに行ってしまい危ないところだった。
23キロくらいで、町の人が応援してくれるので帰ってきましたと言う気持ちになる。「フルならあと12キロ以上あるのにあと5きろ」と思うと足の痛みもごまかすことができる。
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ゴールの後にはメダル、おにぎり、そしてマラソンの記念として1枚写真をダウンロードすることができる。自分の走ってる姿を撮ってもらえるのは、怖いものみたさになるがありがたい。
駅前には大きなスーパー銭湯があり、最後は地獄から天国。ただ、男性は整理券がないと入れないほど混んでいた。
この青梅マラソンが楽しく走れるようになれば、チカラがつくんじゃないかと思えるコース。自分のために来年も頑張るかなぁ。
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今回も一緒に走ってくれたのは、アシックスのKauano21 slim.
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