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詩が入選した

今年の初めにとあるシェアハウスに遊びに行き、少し特殊な環境に1週間ほど滞在していたことがある。
東京に戻り、何か形にしたいと思い、詩を書いた。普段なら絵を描いたり日記的な文章にするのだが、シェアハウスは音楽系の人が多く、それに影響されたのか感性で文章を書きたいと思い、詩にした。
詩の勉強はしたことがない。詩集は何冊か持っているが、それに対し特に強く思ったことは数える程度にしかなかった。

詩を書いてみたものの、どこかに発表したいという気持ちになり、とあるサイトに投稿した。入選するとサイトに発表されるという。
この時点では、初めての詩だしなんともならないだろうという気持ちと、もし入選したら少し嬉しいなという二つの感情があり、投稿する際は少し緊張した。

あれから数ヶ月後、サイトを見てみるとなんと入選していた。
驚いた、のとあのシェアハウスには感謝しかないなと思った。
自分は何かしらの強い感情、何か残したい、表現したい、と思えばある程度形になるのだな、と作家活動をする中でも思える様になってきた。

最近は趣味程度に曲を作っていて、詩もまた書いて別の公募に投稿した。
何かになりたいわけではないけれど、何らかの形で得れるものがありそうな予感がして手を止めていない。

来週、自分は歳をまた重ねる。なんだかんだで生きている。
数年前の自分と今の自分はかなり変わっていて自分でも驚いている。
良くも悪くも年齢は何かを加速させ、何かを失速させる。

すぐさま前に出て過ぎていく
遠く儚く弱いことに気付いてても
頭に溢れたイメージと怒り
小さく散らした愛と未知

nagahori25 「延長線に弾け」


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