今回はCBDと鬱(うつ)というテーマで後半の内容になります。 多くの論文を見るとこういった精神疾患やストレス等による抑うつ状態に対してCBDは非常に効果的な事がわかってきています。 CBDの大きな作用として抗炎症作用があり、体内の炎症レベルを下げる事によって、睡眠の質が向上したり、体の痛みや慢性痛に対して緩和する効果があり、間接的にかつ相対的に気分が良くなるものだろうというイメージをもっていましたが、それだけではなく脳・神経系の受容体にも作用することで直接的に効能を発揮
カンナビジオールを調べてみると色々な疾患に効能があることがわかります。しかし、薬機法の縛りがありメーカーから発信する情報には限界があります。つまり、効くとか効果があることをうたって販売することは違法になってしまう恐れがあります。そのため、研究結果であっても中々詳細な情報をわかりやすく発信出来ているメディアが少ないという事があると思います。 ここでは、各国の研究結果をもとにCBDのうつ病に関するデータを考察しながら、その可能性を探っていきたいと思います。 CBDは抗うつ
カンナビジオール(CBD)製品は、不安関連障害、発作、癌、および痛みを治療するために、犬や猫にますます使用されています。 前半では実際にワンちゃんに使用する際に気になる ①ワンちゃんのCBD使用の安全性 ②疼痛緩和にCBDオイルの摂取の結果 ③抗不安効果について についての論文をご紹介の上で、使用方法について基本的な考え方をお伝え致しました。 後半では動物の肉球や経皮に対してどんな研究があると良いか見ていきましょう。 リポソーム製剤化されたCBDはイヌの変形性
CBDによってECS(エンドカンナビノイドシステム・・・これ毎回でます。)受容体が目覚めた人が『いい物だから家族にも使って貰いたい』と考えるのは自然な事だと思います。それは人だけじゃなく愛犬にも。 ペット用のCBDもあるけど実際どうなのよ!?ってことですね。 日本ではベイプ製品もあり18歳未満の方への販売は自粛している販売店が多いと思います。きちんと知識をもって自分が使いその仕組みや効果、安全性を理解している人は自分のお子様や両親、愛するペットにも試してみたいと考えて
前回は、現状確認されているカンナビノイドの経皮における総説論文、ニキビに対して有効であるというデータ、合法国ではどのような作用や効果で宣伝されているかというデータをご覧頂きました。 その効果や効能があることはわかっているが、どのように作用しているのかという部分は研究段階であるようです。 今回は、乾癬や表皮水疱症等(※写真閲覧注意です)の症例や頭皮に関するデータをご紹介します。 まだまだ研究段階であることは踏まえた上で、現段階でCBDに期待できる経皮の作用についてまと
CBDの初めて使用される方のほとんどはオイル、グミ等のエディブル、もしくはベイプ製品という方が多いのではないでしょうか? かくいう私もオイル、ベイプから使用をはじめて今では歯磨き粉、コーヒー、シャンプーにまでCBDが侵食してきているのですが。。。 CBDは抗炎症、抗酸化作用が非常に高い成分になり経皮(皮膚)、お肌にいいということが分かっています。私自身もスキンケアにおいてその効果実感が非常に高く、これはどなたも是非一度は試す価値ありと思い、データを集めて考察してみま
CBDというワードがツイッターのトレンド入りするなんてことが2022年7月にあったそうですが、2017年ごろから日本にCBD製品が輸入されるようになり5年強。 2021年より一気に加速して、参入メーカーは国内外問わず数えきれない状況になりました。実際、インターネット、ユーチューブなどでも多くのページやチャンネルが増えました。このNOTEで検索しても沢山の記事が出てきます。 これから、毎月テーマを決めて論文を洗い出し、世界の研究の現状の一部をお伝えすると共に、CBDに対