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#1 好きでは無かった料理を究めていこうと思うにいたった理由

大豆と落花生(ピーナッツ)とりんごのアレルギーが判明して以来、食べ物に対する感じ方・考え方が大きく変わりました。

ふと「〇〇を食べたいな」と思いついたとき、
今までは次に思うことは、
「A店で売っている物が美味しかったから、今度、買おう♪」
どのお店に買いに行こうか、購入するお店の決定でした。

今では、「〇〇を食べたいな」と思った後に思うのは、
「何からできているんだろう?どうやったら作れるのかな?」
素材や材料と、作り方です。
「手作りする」人に、なったわけです。

料理は特に好きでは無いし、得意でもありません。
出来ないわけではないけれど、自分の中で、やっていて「おもしろいな」「楽しいな」と思える種類の活動ではありませんでした。
日曜日の昼夜くらいは自炊していましたが、
疲れて帰宅する平日の夜ご飯は、素材にほぼ手を加えずそのまま食べるように、おおよそ料理と言えるものではありませんでした。スーパーや駅ビル地下のお惣菜に頼ることもしばしば。。。

それが、大豆ほかアレルギーの影響が大きすぎて、食べたい物を安心して食べるためには、「手作り」せざるを得なくなりました。
大豆は様々な用途で使われていました。加工品の8割~9割に含まれているのではないかと思います。


料理が好きでもない人間が「手作りする人」になり1ヶ月が過ぎた8月初旬までで

マヨネーズ
ルーを使わないでカレー
焼き肉のタレ
ソース風の調味料
など
特に「味付け」する物は、いろいろ作って試してきました。

もちろん、たくさんの方がインターネットに載せてくださっているレシピを参考にさせていただいたのですが
そんな方々のおかげもあって、今初めて「料理っておもしろいな」と感じ始めています。

自分で作ったご飯からは、材料の一つひとつの味をハッキリと感じることができます。それらの掛け合わせや組み合わせによる違いも、とても面白いと思います。

それがわたしにとっての、手づくりの楽しさの一つです。
出来上がったご飯の中に素材の働きを発見できると、美味しさが増します。

食べ物アレルギーになったおかげで気づいたこともあります。
それは、自分の資質の一つです。

わたしは

「それが、何からできているのか?」構成要素までさかのぼって捉えることが元から好きで楽しいと感じること
完成物やアウトプットの中に、それらを作っている構成要素の味や特徴を発見できると楽しいと感じること

という資質を持っているようでした。

言われてみれば、会社紹介のWEB記事を制作する仕事は、この資質を活かして行っていました。
数学でも因数分解が大好きでした。
手づくり料理の場面でも、この資質が生かされてから、料理を楽しいと思えるようになり始めています。

アナフィラキシーで入院退院直後は「やんなきゃいけないから、仕方なしにやる」と思っていた料理を、今は「楽しいな~♪」と思えているなんて。
当人にとっては大きな変化です。

楽しいことは続けられます。
続けられる目途が立ち、食べることに関する様々な事が「大丈夫だろう」と思えました。


このnoteではこれから
料理が好きではなかったわたしが、手づくり生活を送る中で、
楽しい・面白いと感じたこと、驚いたことなどを中心に記録していきます。

信じられない選択や失敗もあるので、お料理上手な方や料理好きな方から見たら仰天の記録かもしれません。
わたしにとっては驚きで感動の結果も、一般的には当たり前の内容かもしれません。
その点はご容赦ください。

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