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【想定問題】重症睡眠時無呼吸症候群および頸椎不安定を伴うアデノイド切除・扁桃摘出術(小児)
【症例】
7歳の男児.身長115cm,体重22kg.
既往歴にダウン症および反復性上気道感染を有する.
扁桃肥大によるいびきや食事が飲み込みにくいなどの症状を訴えて受診し,診察の結果扁桃摘出術およびアデノイド切除術が予定された.
術前評価では,軽度の頸椎不安定性が確認され,心エコー検査では軽度の心房中隔欠損が認められるものの,循環動態は安定している.
血液検査,胸部X線,その他の検査はすべて基準値内であり,術前投薬として抗菌薬および局所抗炎症薬が投与されていた.
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