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【産休1日目】 新生活、始まる

 9回目の妊婦健診を終え、上島珈琲でお気に入りのミルク珈琲を飲みながら、「あぁ、今日から新生活が始まった」と思う。

 今日からしばらくの間、会社に行かなくて良い。
 会議や商談もなければ、グラフいっぱいの資料を作ったり、自身の活動をプレゼンをする機会もない。成果物なんて誰からも求められないし、目標設定も必要なければ、自分の行動や成長を振り返ったり、1年間の働き振りを周りに評価されることもない。

 すごく不思議な感じ。

 これまでの7年間、わたしは組織の中で私に与えられた役割、求められる行動・成果。そうした「目的」や「目標」に向かって突き進む毎日を過ごしていた。
 妊娠を機に、組織の外から飛び出して何者でもない自分になった今、これまで仕事に向けていたエネルギーをどこに注ぎ、自分自身をどう表現し、どこに向かって進んでいったら良いのか、わからずにいる。

 だから私は今日から、noteを書こうと思う。

 「母親」、「妻」というアイデンティティと同じくらい大切な「社会人」としての自分。
 今はまだお腹に浮かぶ我が子を外の世界に産み落とし、大切に大切に育てていく中できっと、そんな自分を見失ったり、放り出したくなったり、時には恋しくなったりするのだろう。

 そんな毎日の想いを正直に綴っていこう、そう思った。


 【今後記していきたいこと】

  • 妊娠や出産、初めての子育てといった経験やそこから生まれた感情をテーマに、母親という新たな役割の加わった日々の喜びや複雑さ、心境変化について。

  • 自らの成長を実感しづらく、目標や評価といった明確な道標のないこの不安定な時期において、自身のモチベーション維持のために行いたいと考えている自己啓発活動の中身や日々の学びの記録。

  • 産休、育休が終わり社会復帰する際に、自分の背中を押してくれるであろう思い出たち。


 子育てはそんなに気楽なものではない、と先輩方には言われてしまうかもしれないが、私は少しでも、この産休・育休という貴重な時間を自分自身が「成長できた」と感じられる期間にしたい。

 「母親」だけでなく「社会人」としての自分にとっても、意味のあった時間だったと思いたい。

 そしてその道のりをきちんと記しておきたい。

 だから、できることをやってみよう。
 そんなことを考える、始まりの今日。


 ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。
 新米ママの奮闘日記、ぜひご覧ください😇!

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