【FX必勝ルール】バルサラ破産確率表
バルサラの破産確率表とは?
FXや株など投資をされている方にとって、一番大事なことは
『安全な資金管理』=『損切り』です。
そこで、自分の手法に合った『安全な資金管理』を教えてくれるのが、
『バルサラの破産確率』です。
バルサラの破産確率表で分かること
色分けされた確率表の見方
赤色: 破産のリスクが高い
赤色の部分は投資リスクが高く、注意が必要です。
黄色: 中程度のリスク
黄色は中間リスクを示すため、慎重な判断が求めらる。
緑色: リスクが低く安全
緑は安全ゾーンを示し、比較的安心して投資できる範囲。
上記の表は「資金率10%の破産確率表」です。
これは、1回の取引で10%の資金を失った場合の破産する可能性を示しています。
『バルサラの破産確率表』は、相場で生き残るために非常に役立ちます。
『バルサラの破産確率表』がどれだけ重要なことかを以下にまとめました。
バルサラの破産確率表で分かること
100%やその近い破産確率を示す場合、その手法はすぐにやめる
高い確率での破産リスクは、投資を控えるべきサイン
この確率を理解していれば、投資戦略や資金の管理方法を見直すことができる
確率の知識は、より良い投資判断の基盤となる
このように、バルサラの破産確率をしっかりと理解し、確率表を使って投資判断を行うことにより安全にトレードに組むことができます。
バルサラの破産確率の雑学と主な用途
バルサラの破産確率は、フランスの数学者ナウザー・バルサラが1992年に紹介した投資関連の理論です。
この理論を用いると、勝率や損益率、資金の使い方に基づいて、
破産する確率を計算することができます。
この理論は、FXや株式から競馬やカジノなど、さまざまな場面での応用が可能です。
詳細発祥:フランスの数学者、ナウザー・バルサラが考え出した理論。
1992年に「Money Management Strategies for Futures Traders」
という本で初めて紹介された。
主な用途:バルサラの破産確率表を使って、
勝率や損益率、資金の使い方によって、破産する確率を計算できる。
何に使えるのか:主に投資の世界での応用が多い。
FXや株式、さらには競馬やカジノなど、
確率や統計が取れる場面での使用できる。
バルサラ破産確率表の基本要素|覚えておきたい3つデータ
バルサラの破産確率表を計算する3つのデータ
勝率
損益率(ペイオフレシオ・リスクリワードレシオ)
資金率(リスクにさらす資金率|リスク許容率)
これらの情報を全て組み合わせて確率を求めることが大切で、それぞれのデータには特定の内容と計算方法があります。
①勝率の重要性と理解のポイント
勝率はトレードの中で利益を得た回数の割合です。
計算式は簡単です。
勝率=勝った回数 ÷ トレード総数 × 100
上記の計算で求められます。
例えば、100回のトレードで50回勝てば、勝率は50%になります。
この勝率は、バルサラの破産確率に直接関わるため、できるだけ高い勝率を維持することが重要になってきます。
勝率トレード全体の中で、利益を得たトレードの割合を示す数値
勝率の計算式勝率 = (勝った回数 ÷ トレード総数) × 100
勝率の重要ポイント勝率はバルサラの破産確率に直接影響するから
そのために、より多く勝ち、勝率を高く保つことが大切
②FXで大切な計算|損益率(ペイオフレシオ)
バルサラの破産確率を導き出す2つ目のデータ「損益率」です。
損益率は、『ペイオフレシオ』や『リスクリワードレシオ』
とも呼ばれます。
バルサラの破産確率表の理解だけに限らず、FXに取り組むのであれば損益率の理解と把握は必須です。
損益率は、平均利益と平均損失を使って計算され、その数値がトレードの価値を示す基本的な指標となります。
さらに、この概念と関連して「期待値」という指標もあり、期待値が1以上の場合、そのトレードに価値があると考えられます。
損益率の計算式は以下のようになります。
損益率別名:ペイオフレシオやリスクリワードレシオ
損益率の計算式損益率 = (平均利益 ÷ 平均損失) × 100%
【知るためには、以下の2つのデータが必要】
平均利益 = 勝ちトレードの総利益 ÷ 取引回数
平均損失 = 負けトレードの総損失 ÷ 取引回数
期待値期待値 = (勝率 × 平均利益) ÷ (負率 × 平均損失)
期待値が1以上:トレードが価値があると考えられる損益率の重要ポイントバルサラの破産確率を理解するためには、
「勝率」と「損益率」の両方が必要
これらはトレードの価値(期待値)を示す基本的な指標
③資金率(資金をどれだけリスクにさらすか)
資金率は、あなたの自己資金に対して、
どれだけの損失を許容するかを示す割合のことです。
具体的には、損失の許容額をトレード総資産で割り、その結果を100倍することで計算できます。
例として、総資産が100万円で2万円の損失を許容する場合、リスクにさらす資金率は2.0%となります。
実際のトレードにおいては、総資産の約2%をリスクにさらすのが
一般的なガイドラインとされています。
資金率自己資金に対して、許容する損失の割合リスク許容率ともいう
資金率の計算方法資金率 = (損失の許容額 ÷ トレード総資産) × 100
例: トレード総資産が100万円で、
損失許容額が2万円の場合
資金率 = 2.0%
一般的な推奨率1回のトレードでリスクに出す資金は、総資産の約2%が理想
つまり、リスクにさらす資金率は2%程度を目安にすると良い
バルサラの破産確率表2%ルール
先に結論をいいます、多くて資金率5%(許容損失)以下の
トレードでなければ破産する確率が高いことがわかっています。
資金率2%のバルサラ破産確率表を見てみましょう。
資金管理は2%ルールが有名です。
「2%以下に損失を抑える」というルール。
資金が100万円の場合、2万円までの損失が許容範囲。
上記の表を見てください。
当然ですが、損益率が増加するにつれて、必要な勝率が低下しています。
特に損益率1.2以上あれば、勝率50%以上で破産確率は0%である点は特徴的ですね。
資金率2%100万円の資金に対し、最大2万円までの損失が許容範囲。
リスクかなり安全なリスクの数値になった。
破産確率の変動0%以下の破産確率の範囲が拡大。
損益率と破産確率損益率1.2以上あれば、勝率50%以上で破産確率は0%
将来的なリスクに対応できる資金率。
安全に運用できるので2%ルールを推奨。
「損失を資金の2%以下に保つ」という2%ルールの妥当性を裏付けていることが理解できたでしょう。
FX投資におけるバルサラ破産確率表のリアルな応用法
バルサラの破産確率は、将来のリスクを予測・軽減するための方法としてFXに活用することができます。
バルサラの破産確率を使って、FXの成績を最大化するためには、以下のステップが必要不可欠です。
トレードの記録:実際のトレードの結果をしっかり記録し、投資額、勝敗、損益額などのデータを整理すること。
明確な目標設定:バルサラの破産確率を下げる目標を設定し、それに基づいてトレードルールを確立する。勝率の向上や投資額の管理、平均利益・損失の最適化などがその方法として考えられる。
資金管理:投資する額を一定の割合に抑えることで、大きな損失を避けることができる。例えば、資金の2%を投資額とするなどの方法がある。
勝率と損益率の最適化:利益と損失のバランスを考慮し、勝率を上げつつ、取得可能な利益も最大化する方法を模索する。
トレードの記録とは、FX投資での活動を明確にし、自分の投資スタイルを改善するための手段です。
また、初心者の方は強くトレード記録やトレードノートを書くことをおすすめします。
記録を見返すことでトレードスキルがグングン向上するからです。
以下、簡単ではありますが最低限の記録項目をまとめておきます。
データの記録
各取引の結果を詳細に記録する
・トレード日時
・投資額(ロット数)
・勝敗の結果
・損益額
・手法
・チャートのキャプチャ画像(スクショ)
分析の基盤
記録をもとに自分の投資行動を分析する
・どのトレードで良い結果が出たのか。
・どの状況で失敗したのか。
戦略の改善
記録から投資戦略を見直し改善する。
・自分の得意なトレードスタイルを強化。
・リスクを減らす方法を考える。
明確なトレードルールの確立
トレードルールを確立します。
手法だけではなく、資金管理のルールや決済ルールなども明確にルール化しましょう。
そうすることで、取引中に迷うことがなくなります。
ルールを確立するときに、バルサラの破産確率表を参考に将来的なリスクのことを考えてください。
分からない場合は資金率2%のルールを採用してください。
バルサラの破産確率の理解
将来のリスクを減少させるための指標
目標は、この確率をできるだけ低くすることを目指す
トレードルールの確立
目標を基にした明確な取引のルールを作る
ルールは投資行動のガイドとなる
資金管理のトレードルールも作ること
ポイント
勝率の向上
投資額の管理
どれだけのお金を1回の取引に使うかを決める(資金率)
平均利益・損失の最適化
一度の取引での平均的な収益と損失(ペイオフレシオ)を改善する
徹底した資金管理
資金管理とは自己資金を守り、
リスクを軽減させながら利益を増やすためのテクニックです。
資金管理は、トレードにおいて一番必要だと理解してください。
一定の割合で投資自分の持っているお金の中から、決められた%だけを使って投資すること。
これにより、大きな損失を受けた時でも、
全てのお金を失わないようになる。
具体例
自己資金が100万円の場合。
その2%、つまり2万円までを許容損失にする。(10万なら2000円)
重要性大きなリスクをとらずに、長期間安定して投資ができる。
一度の失敗で、全てのお金を失うリスクを避けられる。
勝率と損益率の向上と最適化
今までのバルサラの破産確率表の解説でも理解されたと思いますが、勝率と損益率が向上することで破産する確率が激減します。
今の自分のトレードが、どのような勝率と損益率なのか?
そのバランスを考えて、手法をカスタマイズしていく必要があります。
勝率とは
投資やトレードで勝つ確率のこと。
10回取引して、6回勝ったら、勝率は60%。
損益率とは
平均的な利益と損失の関係。
1回当たった時に得る利益と、1回失敗した時に失う損失の比率。
最適化の目的
勝つ確率(勝率)を上げる。
さらに、取れる利益も最大限に引き上げる。
バランスが大切
勝率だけを追求すると、利益が小さくなる可能性がある。
逆に、大きな利益を追求すると、リスクが増える可能性がある。
だから、二つのバランスを上手く取ることが鍵。
要するに、勝率と損益率の最適化は、多くの勝利を追求しつつ、その勝利からの収益も最大化する方法を探る作業ということです。
バランスが取れた戦略を模索することが、成功の道筋です。
これは、トレードスタイルやトレーダーの性格などによっても変わります。
まずは2%ルールを徹底的厳守する。
今までお伝えをしてきたように、
ポジションサイズ(ロット数)でリスクをコントロールする前提として、
1回のトレードにおける損失額を考える必要があります。
バルサラの破産確率表から分かるように、FXをはじめとする投資を行う上で安定した収益を狙うためには、1回のトレードによる損失額を、多少の連敗をしても自己資金に大きな影響を与えない程度の金額に設定するというのが、セオリーです。
どの資金率が自分に合っているのか分からない場合は、まずは2%ルールを適用すれば問題ありません。
これは、投資における1回のリスクを2%以内に抑えるというものです。
自己資金に変動があった場合は再計算を行い、2%のリスクを保つようにします。
自己資金が減少した場合は1回あたりのトレードリスク(ロット数)も減らします。そのことにより連敗によるダメージを軽減することができます。
減少した場合負けを取り返したいためにはロットあげることは論外です。
絶対にやってはいけません。一度冷静になりましょう。
このルールをしっかりと守っていれば、たとえ失敗し連敗が続いたとしても、資産の多くを残せるため再出発することができます。
まとめ|バルサラ破産確率表は投資の未来を切り拓く
バルサラの破産確率を学ぶことで、『損切り』がどれほど大切なことか分かったのではないでしょうか。
投資の本質は、
『最小限のリスク』と『利益の最大化』です。
それを実現するためには絶妙なバランスがあることが
『バルサラの破産確率』により理解できましたね。
投資を今後も続けるのであれば、
定期的に『バルサラの破産確率表』でご自身のトレードを見直してみてください。
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