12月の読書会(今年の振り返り)

今月の「作家の命日に読む」。
国内は漱石の予定だったが、9月に開催したのでなし。
海外も取り扱わず。

中江兆民『三酔人経綸問答』12月14日開催

常連さんからのリクエスト。
NHK「100分de名著」で取り上げられた。
異なる思想を持つ三人の酔っ払いが、国家観について侃侃諤諤議論する。
私の読書会の常連さんは、文学好きと、非文学好きに分かれる。
本書は両者を繋ぐ良書だと思い企画した。

名刺代わりの小説10選 12月21日開催

毎年恒例の小説ベスト本発表会。
ルールとしては、再読もOK。
同一作家の複数紹介もOK。
文庫等で複数冊になる場合は1作品としてカウント。

参加者の10選(一人目)

・こころ/ 夏目漱石
・金閣寺 / 三島由紀夫
・容疑者の夜行列車 / 多和田葉子
・犬婿入り / 多和田葉子
・源氏物語・角田光代訳/紫式部
・源氏物語・A・ウェイリー版/紫式部
・若きウェルテルの悩み / ゲーテ
・イノック・アーデン / A・テニスン
・魔の山 / トーマス・マン
・春のめざめ / F・ヴェデキント

最初に紹介された方は、今年最多参加の方。
事前に送っていただいたリストには小説以外の本が入っていたので、差し替えをお願いしたが、なんと源氏物語が二作品。
(最初のリストには角田光代訳、追加にA・ウェイリー版)
ルールとは違うがOKとした。

参加者の10選(二人目)

・トムジョーンズ/ヘンリー・フィールディング
・ブリジットジョーンズの日記/ヘレンフィールド

・説得/ジェインオースティン
・ジェインオースティンの読書会/カレン・ジョイ ファウラー

・金閣寺/三島由紀夫
・ 82年生まれ、キム・ジヨン/ チョ・ナムジュ
・地面師たち/新庄耕        
・あの日、小林書店で。/川上徹也
・ブッデンブローク家の人びと/トーマスマン
・あきらめません/垣谷美雨

(二番目に参加回数が多い方は、欠席)
三番目に参加回数が多い方のリスト。
今年モーム『世界の10大小説』読書会を完結したが、『トムジョーンズ』のみ絶版の為、開催しなかった。
この方は電子書籍で読了したそうだ。

余談だが、この方『世界の十大小説』ランキングも送ってくれた。

1『カラマーゾフの兄弟』 ドストエフスキー
1『高慢と偏見』     オースティン
3『嵐が丘』       ブロンデ
4『赤と黒』       スタンダール
5『デイヴィッド・コパーフィールド』 ディケンズ
6『トム・ジョーンズ』  フィールディング
7『戦争と平和』     トルストイ
8『ボヴァリー夫人』   フローベール
8『ゴリオ爺さん』    バルザック
8『白鯨』        メルヴィル

私の10選はあらためて投稿します。
皆さんの今年の小説ベスト10は何ですか?

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