5月の読書会(今年の振り返り)
今月の「作家の命日に読む」。
国内は取り上げず(5月に亡くなった国内作家で取り上げたい作家がいなかった為)、海外はユゴー『レ・ミゼラブル』取り上げる予定だった。
古井由吉『この道』5月11日開催
2月開催予定だったが、私の都合で延期していた。
古井の読書会を開催するにあたって、課題本が悩ましい。
初期の作品はほぼ絶版。
2000年代以降はストーリーがない連作短編集でその殆どが講談社文芸文庫(高価なレーベル)か単行本でかつ入手しにくい。
初期作品で入手可能なのは芥川賞受賞作の『杳子・妻隠』と晩年の『辻』と本書。
本書は著者生前最後の作品集の文庫化。
著者を初めて読む方にはお勧めしない。
課題本以外に宇野浩二『蔵の中』、徳田秋声『あらくれ』を取り上げた。
自由紹介型 5月18日開催(ユゴー『レ・ミゼラブル』は中止)
紹介本
日ソ戦争 麻田雅文
失敗の本質 戸部良一 他
なぜ働いていると本が読めなくなるのか 三宅香帆
「レミゼ」は集客できず、私自身も読了できず中止した。