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発達障害と双極性障害があります。子供がいて三歳になりました。 忘れてしまいそうな日々を書こうと思います。

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  • 文学フリマ c71

    文学フリマの文章です。

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  • c71の一日

    c71の書いた文章を発表していきます。 小説を書きました。

最近の記事

情況2024年夏号トランスジェンダー特集について①塩野谷恭輔さんの文章の紹介

情況のトランスジェンダー特集について書きます。 「トランスジェンダーの権利擁護と、開かれた議論のために」(塩野谷恭輔)とだけあって、トランスジェンダーの権利推進派(トランスジェンダリズム推進派。TRA=トランスライツ活動家とも呼ばれる)だけでなく、キャンセルされてきた側の文章も載っている革新的な号です。 キャンセルされてきた側の「自称」というのは特に定まっておらず、他称TERF(トランス排他的ラディカルフェミニスト)ともGC(ジェンダークリティカル)とも言われますが、しっくり

    • 特例法に関する三つの派閥

      話の整理をしたくて。 まず、私は「特例法を改正し、厳格化した運用を前提にした維持」を求める立場です。それを「連絡会支持派」と呼ぶことにします。穏健派と自分たちで言っていることも多いです。または、ターフ、トランスヘイターとも呼ばれています。 三つの大きな派閥まず、女性スペースを守る諸団体と有志の連絡会があります。私はこの会に賛同しています。 そのほかに、 特例法廃止を主張している集団が二種類います。 ・セルフIDの議論の上で、「誰でもが性別を変更できる世の中が素晴らしい」

      • 特例法はいかにして性同一性障害当事者を守ってきたのか

        これは、性同一性障害の歴史についての記事です。性同一性障害を略してGIDとも言います。私は、特例法を改正し維持を主張する「女性スペースを守る諸団体と有志の連絡会」を応援している立場ですが、それがなぜか、特例法がいかに当事者を含めた弱者を守ってきたかを書いていきたいと思っています。 私は、性同一性障害は精神疾患の一つであり、治療の対象であると考えていて、だからこそ、特例法の保護が必要なのだという立場です。 特例法による戸籍変更者の人数特例法による戸籍の性別変更者は日本でたった

        • 美山みどりさんのテキストサイト(ブログ)について

          美山みどりさんのサイトに文句をつけ、侮辱し、一方的に非難している人がいるので、書きます。 まず、ブログとテキストサイトの違いもわからない人に何も言ってほしくはない。 この小坊め! (小坊とは、厨房(中坊)よりもさらに幼稚な消防(小学生)であるといういにしえのインターネットスラングである!) インターネットの歴史私は極端に言えば、1998年からインターネットをしているので詳しいのだ。そのときからテキストサイトをやっていた。 ジオシティーズ、シーサー、ライブドアブログ、たんぶ

        • 情況2024年夏号トランスジェンダー特集について①塩野谷恭輔さんの文章の紹介

        • 特例法に関する三つの派閥

        • 特例法はいかにして性同一性障害当事者を守ってきたのか

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        記事

          てってと呼ばれる日々が終わった

          改まった話一月六日に保育園にお迎えに行くと、待ち構えたように先生がいらっしゃって「ててと呼ばれてます?」とおっしゃった。 嫌な予感がして「ハイ」とだけ答えると、今言葉を覚えている時期だから正しい言葉を教えないといけない、今爆発的に言葉を覚えていて頼もしいとのこと。 「ハイ」としか言えなかった。 私はててと言われてきたし、ててと呼ばれるのがとても好きだったので、率直に言って悲しいなと思った。 でも、いつまでも子どもを赤ちゃんのように扱ってはいけないので、大人の階段を上ら

          てってと呼ばれる日々が終わった

          七五三の記録

          無事七五三を終えることができました。 十時半ころにお昼を食べて、十一時半に着付けに行きました。脱がせやすいように前開きの服を着せていきました。 ヘアメイクをしている間、とても神妙にしており、髪の毛をくるくるにしてもらう間、一心に鏡を見ていました。 写真撮影の時にはナチュラルメイクにしてもらったので、今日は古式ゆかしく赤い口紅と赤いアイシャドウで合わせてもらいました。 それから着物を着せてもらいました。着物は赤とピンクの花柄で、上っ張りも赤。髪飾りは青と白のつまみ細工。

          七五三の記録

          子どもがねんねのときに盛り上がったこと

          おかーり!と帰宅してきたら。手を差し出すので見て見ると、小さなお花があって、お土産につんできてくれたらしい。 「どろんこびちゃびちゃ」というので、何かと思ったら、自転車のタイヤを触ってしまって、黒く汚れてしまったと訴えていたのらしかった。 太鼓の達人のことを「だんこん」と呼んでいたのが「たんこん」になり、どんどん正解に近づいている。 夕食の時に、「おなかいっぱいいっぱい、てって」と言ってまんまるのおなかをなでなでしていた。 お風呂に入ったときに、「入らない」と泣くので

          子どもがねんねのときに盛り上がったこと

          黒部ダムに行き、階段を喜んだ

          家族三人で黒部ダムに行った。 行きは私が運転して、帰りは夫が運転した。 グネグネと曲がるヘアピンカーブが怖かった。 子供は窓越しに景色を見て楽しそうだった。 扇沢駅では、霧雨が降っていた。寒かったので厚着をしていたからよかったと言い合った。 ダムカレーを食べた。緑色は何だろうと思ったらタイカレーだった。子どもには甘口を上げた。普段全然食べなくて、前日も、朝パンを食べた以外には、マックのポテトとリンゴジュースしか飲まなくて心配したけれど、カレーは七割くらい食べた。

          ¥100

          黒部ダムに行き、階段を喜んだ

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          子供が帰ってきたら抱きしめる

          おかえりおかーり、と言って子供が帰ってくる。 食事の用意をしていた私は、玄関まで出迎える。 靴のベロをはがしてもらってから、自分で靴を脱いで、上がってくる。 私を両手を広げて待っている。すると、まっすぐ飛び込んでくるので、抱きしめて頬ずりして、おでこにちゅっとする。んーと言ってほっぺにすりすりしていたら、「んーして」というので、んーと言った。もっとというので何度もんーといいながらほっぺとほっぺをすりすりした。 体をべりっとはがしてから、「かぼちゃハロウィン、でっかい」

          子供が帰ってきたら抱きしめる

          子供の言葉がマイナーチェンジを始めた。

          二歳になってすぐに話し始めたけれど、言葉が増えていないと思っていた。日記を見てもそんな感じだけど発音に関してはマイナーチェンジをし始めていると気が付いたので、ここに記す。 言葉の変化の例あがりぼーちぇ、して→ポニーテル おなかいっぱいいっぱいよ→おなかいっぱいになった くましゃん→くまさん めめしゅった→あめ降った ありあと→ありがと 成長への驚き衣替えをして、去年の80サイズの服を処分して、90サイズに入れ替えた。 90サイズの長いズボンがぴったりで驚いた。

          子供の言葉がマイナーチェンジを始めた。

          お湯を延々かけられる

          朝、「あがりぼーちぇ、して」と言われる。 ポニーテールにしてほしい、という意味だ。 なんで上がりぼーちぇなのかというと、BADANAMのPONYTAILという曲が気に入っていて、その歌詞が「あがりぼーちぇ」と言っているように聞こえるからだ。 今日はおんぶをした。 「おんぶ、しゅゆ」というので、おんぶをした。子供は両手にそれぞれミッキーとドキンちゃんを持っていた。 しばらく遊んでから、ボールプールのプール部分をさかさまにして、テントのようにしたものの中で、昨日もらった

          お湯を延々かけられる

          弾けるように子どもが笑うので、私の心はサイダーみたいになる

          ぱぱし朝起きると「ぱぱし」と言いながら、ジャンプしつつアンパンマンのカードを放り投げて、中をひらひら舞うのを喜んでいた。 「よーいどんしたい」と言って部屋の中を手をつないだまま競走した。走る勢いのまま、無印のソファーの上に布団を積んであるのを、それに飛びついて、体全体を埋めてげらげら笑うのを何度も繰り返した。 ピンクの風船を投げ合った。「ぴんくん風船、ある。ふーって」と言って投げてほしいという意味を伝えてきた。 二枚布団が敷いてあって、敷いた布団の外に立つように指示され

          弾けるように子どもが笑うので、私の心はサイダーみたいになる

          草原を走り、くるくると回る子ども

          月を呼ぶ子月が出ていると「ムーンいた、ムーンムーンいた」と言って指をさして、私の腕を引っ張って、しつこいくらい一生懸命に教えてくれる。子どもは、月が好きなのだ。歩くと一緒に揺れてついてくるから。 月を見ながらゆっくりと歩いた。 他にもパトカーがいても、バスがいても、青い車がいても、「カー」「バシュ」「あお」と言って教えてくれる。 テレビについて私たちは民放もNHKもみない。でも、YouTubeは見る。プレステにつないでいるから、そこからNetflixとYouTubeを見

          草原を走り、くるくると回る子ども

          このキラキラした日々を忘れていくだろう

          ねんねの時間は絵本の時間夜眠るときのことだった。 ねんねないよ、おはよー、と言いながら、絵本を渡してきた。 さっきからもう何度も読んでいたので、「もうおしまいよ」というと、「ししし」と悪そうに笑って、やっぱり絵本を押し付けてきた。 しょうがないなー、というと、「しょうがないなー」と答える。 私の口癖を覚えているのだ。 くまがでてくると「くーしゃん」、金魚がでてくると「きんご」、小さいリスが出てくると「赤ちゃんりすしゃん」と言って、リスにキスをしていた。 恐竜には「

          このキラキラした日々を忘れていくだろう

          鏡を振り返りバイバイと手を振る子ども

          トイトレを最近頑張っている。 うまくでないと「でないよ」という。「ここ」と言いながら、トイレットペーパーをいたずらする。出ないときには使わないよ、と言ってたしなめるけれど、にこにこと笑って、納得いかない様子だ。必ずカラカラするんだと信じているので笑顔なのだ。 両手をつないで「ちっこちっこちっこ」と応援してもできないときはできない。 「トイレ行こう?」というと「トイレイキナイ(行かないの意)」というので「ほんとに~?」と聞くと、「ほんとにー」と返事をするので面白い。転がっ

          鏡を振り返りバイバイと手を振る子ども

          女も楽じゃない 3

          カップル単位や家族単位になれても、経済などの問題があります。人間が二人いれば、搾取の問題が生じます。力関係は外から生まれてきます。社会の差別をコピーするようにして、家庭内に差別が発生するのです。 「女のくせに」「障碍者のくせに」「男のくせに」「母親のくせに」「父親のくせに」というような価値観が、力関係を決めていきます。 家族がすべてでだとはわたしも思いません。しかし、家族がいると便利なのも確かです。金とセックスは交換され、女性たちは、お互いの愛と良心を信じて、未来を賭けます

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