拝啓 赤木雅子様
赤木雅子様、この度の裁判が意外な幕切れを迎えてしまったとのニュースを読みました。
一体全体、何のための裁判だったのか。大変心苦しいことと存じ上げます。
この心苦しさは、雅子様だけのものではありません。私達、日本国民全員の心苦しさのはずです。少なくとも私は、国民の、事実を知る権利を奪われたと思います。
負の前例となるなかれ
ここに私が書くことは、一見、傷口に塩を塗るように聞こえるかもしれませんが、それでも書かせていただきます。どうか今回の幕引きが「負の前例」とないようにして頂けると助かります。
このまま幕引きされてしまっては、今後、どんな事件もお金さえ積めば闇に葬ることができてしまいます。
ましてや国は、その賠償金は国民の血税です。下手したら国債を発行して、未来から借金してでも闇に葬り去ることだって考えられます。自分達で紙幣を印刷して葬り去ることだってできてしまいます…発行数という統計情報だってゴマカシかねないのが今の日本という国ですから。
そんな負の前例を雅子様がお作りになってしまっては、他界された赤木様が浮かばれません。
新たな訴えを
そんな負の前例を作らないためにも、どうか新たな訴えを起こして頂けると助かります。
(私は単なる一般人で裁判には疎いですが)今回の賠償金による幕引きで闇に葬り去られることに精神的苦痛を受けた、という訴えでも可能だと思います。真相解明を困難にさせた裁判所そのものを訴えることは、できないものでしょうか。
きちんと国会を開いて、国が判決を待たずに賠償金を払って裁判を回避することができないという法律を作る。そういう働きかけも必要かもしれません。
そして、こういうことは実体験を伴う雅子様だからこそできることなのです。
どうか、辛いかもしれませんが、前を向いて立ち上がって下さい。私ができることは、こうしてエールを送ることぐらいですが、真相の解明されることを、切に願っております。